景太の学校の参観日。
廊下から隠し撮りしてみた。
はりきってます!
「24円のカステラと、15円のあめだまを買いました。
代金はいくらになりますか。」
という問題を45分かけて解く…という授業。
まずは、
「24円のカステラだけなら、30円持って行ったらいいよね。
15円のあめだまだけなら、10円じゃたりないね、20円持って行くね。
その二つが欲しいなら、50円あったらたりるね。」
とざっくり見当をつけるという先生の話はなるほどなーと思った。
苦手な子もざっくり見当をつけるという感覚を持っているのは大事。
算数が苦手な低学年の子の中には、25と52が「似てる」という子もいる。
数字のボリュームの感覚がまだつかめていなくて、表記されている文字のみで理解しようとしてしまうタイプ。
たぶん、先生はその部分を理解させることも重視したかったんだろうなと思う。
24をお金で説明させた。 10円玉2つと1円玉4つ。
15もお金で説明。
で、ようやく今日のメインの筆算にいくかと思ったら、
1年生のときに使った、算数ブロックを取り出し、
これまた24と15を作る。
それで、大きい方(10の位)と小さい方(1の位)と同じもの同士を合わせるんだよと。
今、先生がやってみた、お金の方法でもブロックの方法でも、自分でやってみましょう。
答えがでた人は、その計算の手順を説明する文を書きましょう~。
景太はすらすらやっていたので、見回りしてきた先生に頭なでなでされていた。
20年間高学年を指導していた先生なんだって。
理解しにくい生徒への配慮もあるし、理解の早い生徒へのプラスアルファの課題も用意されているし(今回の場合は、できたら説明する文章を書かせるというところ)、おいてけぼりにされる子も退屈する子もいないように授業を準備されている点がいいなぁ。
指示が高度で、ついていけないっていうお母さんもいたから、そういうところはこれから先生も噛み砕いていかれるとは思うけどね。
教室の後ろに張ってあった自己紹介。
(※景太の誕生日についてはまたあとでアップします。)