季節風~日々の思いを風に乗せて

喜寿になったのを機に新しいブログを始めました。日々の思いをつぶやきます。

秋の初めに

2020-09-30 13:39:59 | 日記
 

 4年ほど前、皇居の二重橋を渡ったり馬場や大道庭園など見せていただいたりしました。その際に歌会始が宮殿「松の間」で行われることも知りました。美智子上皇后様のお歌が好きなこともあり、入選すればお会いできると、それ以来詠進歌を応募しています。令和3年のお題は「実」。
 9月30日は歌会始の詠進歌の応募締め切り日。応募作を半紙に毛筆で書き
封筒に入れました。表書きは「郵便番号100-811宮内庁御中 詠進歌」とのみ。郵便局で、消印が30日になることを確かめ投函しました。今年の歌会への応募作品数約1万5千首。入選10首。あとは宮内庁からの入選通知を待つだけです。

 春の桜以来、久しぶりに川べりを歩いてきました。秋天にやや冷たい風が吹いていました。「雁渡し」でしょうか、芒が強くなびいていました。柿が色づき、春に白い大輪の花をつけていた木蓮に初めて見る赤い実がついていました。白萩、彼岸花、白粉花、露草、秋桜・・・たくさんの椿の実も落ちていました。
 コロナ禍で家に籠りがち、久しぶりの散策は気持ちの良いものでした。4月以来休んでいたゴルフクラブの素振りも再開しました。今、袋田の滝の近くのリンゴ園から「今年は作柄も良く順調に生育しています」とのはがきが届きました。
 確かな足取りで秋がやってきました。

交通総合文化展 2020

2020-09-26 14:59:12 | 俳句
 今は新型コロナウィルスが収まらず中止していますが、3か月に一度、上野で句会をしています。学生時代の友人二人と句会半分飲み会半分、もう10年も続いています。
 一昨年上京した時に、上野の中央改札口を出たところ「交通総合文化展」をしていました。掲示された写真と共に額装された俳句が目に入りました。もちろん俳句も素晴らしかったのですが、書の美しさにも魅かれました。駅のコンコースということもあって多くの人が足を止めて観ていました。
 こんな場所に長谷川櫂氏選の俳句作品が掲示されたらなあ、と思い昨年応募してみましたがボツでした。今年は応募締め切りの7月半ばぎりぎりまで結構長い期間「鉄道俳句」を考えました。先日結果が届き、入選10句のひとつに入りました。上位6句までは額装され賞金も出るようですが、そこは逃しました。
 
 写真部門(新日本観光写真)に1075点(1075名)、俳句部門に5704句(1706名)もの作品をお寄せいただきました。
  このたび審査員による厳正な審査の結果、各部門の入選作品が以下のとおり決定いたしました。入選作品は10月21日(水)〜26日(月)の間、JR上野駅中央改札口外グランドコンコース特設会場にて、10月14日の「鉄道の日」の関連行事として開催される「交通総合文化展2020」にて展示いたします。
 
  この機会にGO TOトラベルを利用して上京し、展示された吾が俳句を眺め、ゆっくりとおいしいお酒を飲んで来ようと思います。