皮付き鰹 2021-12-06 19:51:29 | 日記 白色度89のA4版コピー用紙が小指を切った青すすき刈れば茎より水あふる利かぬ気の子の涙のやうに幼虫の姿とどめぬ細き身に翅を透かせるウスバカゲロフ六キロを二・二・二の山に分け漬けて煮て干し梅を楽しむ階段の途中にて早や匂ひくるベランダに干す梅と紫蘇とが帰省子に風呂をぬるめに焚く父と皮付き鰹を並べる母と◎ありがとうございました。 『塔』11月号 梶原さい子選 #短歌 « お札をなめないで | トップ | 冬の朝に »
1 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (水野) 2021-12-28 05:44:55 毎年、梅干しを漬けるのを楽しみにしているので、かぐわしさが伝わってきました。今年も素敵な句や歌を、ありがとうございました。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する