GSX250Rと同じエンジンを搭載した兄弟にはVストローム250がある。
最高出力 24ps/8000rpm
最大トルク 2.2kgf/6500rpm
低回転重視のエンジンにはこちらの方がむしろあってるとの評判を聞く。
低回転重視のエンジンにはこちらの方がむしろあってるとの評判を聞く。
実際この週末試運転としてあちこちGSXで走り回ってみた結果、
下道を走っている時はピックアップも良く車はもちろん同排気量クラスのバイクにも
遅れをとることは考えられないほど。
峠道も調子良く思った以上にグイグイ登ってくれる。
ところがである。高速道路に入ると話は一変。やはり100km/h以下で走る事を前提として作られたようで、それ以上の速度を出すのは苦しい。追い越し車線を走行するには力不足を感じる。
なんというかモーターの様なのだ。
右手のアクセルにダイレクトに反応して加速する代わりに手を緩めるとすぐに減速してしまう。
この性格にはハイスロキットとかではなくてスロットルアシスト的なグッズがあると良いような気がする。
言うなれば下道特化型SS或いは一般道ツアラーと言った所が適当かも知れない。
フルカウルを纏った大仰な見た目には反しているし、期待を裏切っている。
乗り味から想像するに同エンジンで軽快なスクランブラーは出来ないものだろうか?
Vストロームみたいな大柄なヤツじゃなくてだ。きっと合うと思う。
空波鳥氏が呟くようにボルティやST250。或いはグラストラッカーなどにここエンジンが載っていたら良いんじゃないかな?