さかさまの虹 -憂鬱な日々の記録-

管理人が日々思うことを延々と綴ります

独裁者

2015-12-14 21:41:41 | 映画
二本立てでした。



独裁者

★★★★☆

この時代、時勢にこの作品を世に打ち出す勇気に、敬意を表したい。

喜劇王と呼ばれるチャップリンですが、その由来は火を見るより明らかでした。

練られた脚本。
細かい動作、表情。
そして時代背景。

コメディアンは頭が良いといわれますが、本当にそうだと思います。

最後の演説は、どれほどの反響があったのか。気になります。

映画という、当時は今よりもずっと大衆娯楽の性質が強かったメディアを通じて発せられる、ある個人を非難するメッセージ。

歴史に残る名作であり、この作品こそ歴史の一部ではないでしょうか。
コメント
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