最終作。
リアルタイムで追っていなかったのですが、「Q」から約9年だったんですね。
ファンは待ち遠しかっただろうなーと。
さて、感想ですが、なんとか上手く風呂敷を畳んだのかなというところです。
前半から中盤にかけての村のほのぼのパートは結構好きでした。
終盤は旧作と同じく、美術館にありえそうな映像が畳み掛けてきます。
そして物語の要はやはり父子の関係性。
結局ゲンドウの目的はそこか、という感じでしたし、旧作を準拠しつつもオリジナリティをかなり発揮していたのかなと思いました。
そしてラスト。
従来からのファンにとっては中々厳しかったのかなと思います。
ただ、個人的にはマリとくっついたとまでは断定できないのかなと。
ネオジェネシスで、記憶の残る二人がリスタートを切るという解釈も出来るのではないかなと思いました。
単作で見た場合、「Q」と本作の出来は良かったと思います。
この新劇場版全体の総括としては、スパンは長かったとはいえ、観てよかったかなと思います。
アスカじゃないですが、初恋の人に想いを伝えてすっきりした・・・色々な人がケジメを付けられた。
そんなところでしょうか。
さようなら全てのエヴァンゲリヲン。
★7つ。