おそらくシリーズ最終作。
※以下ネタバレ有り。
ジュラシックシリーズの最後を見届けようと字幕版を朝一で鑑賞に。
端的に言います。
単作で観ると駄作。けれど歴代主人公大集合という意味では満足。
そんなところでしょうか。
前作から勧善懲悪的な感じ(主人公達は相当やらかしていると思うのですが)になっていて、こちらサイドの人間は死なないんだなというところがあり、ある意味安心して観られました。
そういう意味でパニックホラーのドキドキ感が少し薄れていたかなと。
また、ワールド一作目でインドミナス・レックスという最凶の恐竜が出てきていたこともあり、ギガノトサウルスが出てきてもそんなに驚かなかったのが正直なところですね。
色々なところでも語られていますがイナゴですな。
バイオシン社への潜入、SDGsのために盛り込まれた要素なのでしょうけど、存在感ありすぎです。
これは恐竜映画であってイナゴ映画ではないのです。
とボロボロとこぼしましたが、それでもジュラシックシリーズは大好きな訳で。
中盤、ラストの恐竜同士の闘いは熱くなりましたし、サム・ニールが出てきたときはジーンとしてしまったり。
前作ラストでの問題提起には「共存」の一言で方が付いてしまいましたが、まあ良いかと。
この長きにわたるシリーズの最後を見届けられたという満足感を得られただけで良かったです。
あらためて全作振り返ると、1作目が原点にして頂点。
これは揺るがないと思いました。
★6つ。