目覚めた孔雀。独り言三昧。

目覚めた孔雀の独り言です。

事物そのものは人を恐れさせない。それがもたらす不安を人は恐れるのだ。

2021-07-29 16:17:28 | いけてつオタク話
あることが苦手でそれを回避しようとする。
実はこれ、逃げたいものに執着していることだ。

例えば孤立を避けたい人がいる。
孤立を避けたいから、必要以上に人にしがみつき、それがうまくいかないときは、酒やセックスなどの依存の対象にしがみつく。

だが、この人が本当に恐れているものは、孤立ではない。
孤立感から来る不安。
それを恐れているのだ。

その不安の対象を見つめよう。
人を不安に指せる怪物は、そんなに恐ろしくはない。

あなた自身が自由気ままに使える時間というチャーミングなペットを、勝手に怪物にしているだけなのだから。

不安から動く人は、実に愚かだ。
例えば孤立から来る不安を恐れる人は、実はその人と一緒にいたいのではなく、不安を恐れているのだから、相手を見ていない。だから相手を喜ばせようとしてサービスはしても、相手の本当の望みには実は鈍感で、根性がねじ曲がっている人は、ことさらそれを無視する。

相手だって心があるから、あなたが本当にその人と一緒にいたいのかどうかは伝わってくる。

それでお互い居心地の悪い思いをして仲違いするのは愚かなことだ。

閑話休題。

これは一例に過ぎないが、人は恐れるものに執着し、その人が自由に制御できるものそのものを、不安を与える恐るべき怪物に育ててしまう。

そんなことを思ったいけもとであった。


これが令和の御代の信者の作り方。

2021-07-29 10:36:43 | しんぶんクロハタ並びに小黒金剛石
宗教株式会社の作り方。
まず、雑誌を作る。
次に、本尊丸々を礼拝した功徳により、不治の病丸々癒える。と、奇跡のオンパレードを乗っける。
第三に、宗教法人丸々お礼文章センター文書番号第丸々丸々号などと、もっともらしい部署名と文書番号をでっち上げる。
だんだんプラシーボ効果で、奇病がバンバン癒える例が出てくる。
そうしたら、その本尊丸丸は流行神だ。荒稼ぎできるうちに、荒稼ぎしておこう。

そしてかもが引っかかったら。
まず本尊に祈らせる。
そうすると、千三つぐらいの割合で、祈りが通る。
そうしたら、「本尊丸々の力はすごい。」と、そのパワーを賛美する。
通らなかったら、「それが本尊の御心なのだ。」と、うそぶけばよい。

次に聖典を読ませる。
その聖典は、曰く付きの聖典であって、だんだんだんだん本尊の奴隷になるように思想誘導されるような文章だ。
が、五感で捉えられない本尊が、どのようにして信者を導くことができよう?
従って、地上における本尊の代理人として、教祖や教団幹部が跋扈する下地ができるわけだ。

最後に集会に出させる。
大体こんな話に引っかかるのは、恐ろしく迷信深く依頼心の強い輩である。
先祖伝来の宗教を捨て改宗するのだから、先祖尊崇の念が薄く不幸を人のせいにする卑劣漢である。

そんな手合いを集めて、集会で心地のよいメロディーを歌わせて陶酔させ、集団睡眠がピークになったところで、寄付金集めと信者集めのノルマを課する。

それで家庭崩壊しようが、破産しようが、教団は全く知りましぇーん。
そんな周りから疎外されている人たちの共同体の会費が、献金ですから。

これが令和の御代の信者の作り方であります。

以上、管内大手町一丁目でいけもと。