こんにちは 😊
台風がきたり雨が続いたりとなかなかスッキリしないお天気でしたが、
少しずつ気温も下がり、秋の気配を感じ始める事ができるようになってきました。
東洋医学では、立秋前後の雨の多い季節を“長夏”(梅雨)といいます。
日本の6月の梅雨とはまた違うこの時期の“梅雨”は
夏の暑さがまだ残っているのに雨が多くじめじめとしている、、、
という特徴があり湿気によって体調を崩しやすいです。
これを “湿邪”といいます。
この季節になりやすい不調には、身体に湿がたまり
● 頭が重くなり張って痛くなる
● まぶたが腫れぼったくなるなどがあります。
関節や筋肉などの痛みが雨の日に強くなるのもこの“湿”が原因の事が多く、
湿の影響で水分代謝、消化吸収機能も弱まり、胃腸の調子が悪くなる人も多いと思います。
この“湿”にあう食事は、“平性”という、体を暖めでもなく冷やすでもないものが良いと言われています。
そして湿の影響で水分代謝が悪くなると毛穴が閉じてぶよぶよになってしまうので、
そんな時は代謝をあげて、毛穴を開かせてあげるピリッと辛みのあるものをプラスしてあげるお食事もいいです。
胃腸が弱くておなかが冷える人には、 胡椒(こしょう)がオススメです!
また、甘いものを食べ過ぎる傾向にある人は、砂糖使用の菓子などは避け、
ドライフルーツなど自然の甘さのものを摂るようにしましょう。
~平性食材の例~
穀物:米、豆類、芋類 など
野菜:キノコ類、人参、キャベツ、白木耳 など
果物:いちじく、葡萄、ベリー類 など
肉類:豚、鴨、鶏卵 など
魚介:鯛、鯉、イカ、スッポン、牡蠣(かき) など
湿を身体から追い出し、水分代謝を良くしてあげて、この時期を乗り切りましょう(^^)
こころはり灸治療院