老舗ッポイ鰻屋さんが、時節柄、リーズナブルで若向きの店舗をオープンしたので、・・ひとなみ落ち着いてから行きました。
ひつまぶし文化の名古屋では、扱っていない店も多い「白焼き」があるのも魅力。
他にも、アジフライや、ポテトサラダ、唐揚げなど居酒屋メニュー展開していて、鰻食べなくても終われるくらい・・・。
まぁ、そんなお店で、接客にあたるのが・・鼻マスク越しにも、歯抜け感が伝わってくるお婆ちゃん。(; ・`д・´)
ネイティブ名古屋弁の看板婆さんにあっけにとられた話です。
まずは、呑み放題(!)を頼んだ私達に、気を良くしたのか??
婆さん「ちょっと待っとってね、そこの箸じゃなーて、材木の箸もってくるで・・プラスチックは滑ってまうで・・」
出てきたのは、フツーに割り箸・・確かに材木か・・あ、ありがとうございます。(;´Д`A ```
ファストなつまみでハイボール、生ビールをクリアし、日本酒を1杯行ったところで、婆さん。
「ごめんね~、日本酒銘柄A切らきゃ~てまったもんで、銘柄Bでいいかね~?Bは兵庫の酒だで美味しいからね~」
たった1杯で切れる??在庫大丈夫か・・そもそも飲み放題に銘柄期待してないけど・・まぁ、Bあって良かった。(´▽`*)。
ではそろそろ、長焼きを頼むことに、後でひつまぶしも食べたいので、半身頼もうとすると・・婆さん。
「半分余りゃかーてまうと、もったいで一尾だわね~」と一尾オーダー要請(笑)。もう婆しか勝たん・・(;´∀`)Λ
白焼きは、やはりお店のご自慢らしく、「他の店はみ~んな、タレかけてごまきゃーてまうもんで・・」
(ほかの店は皆蒲焼のタレ味でごまかしてしまうの意)
おろしぽん酢、ワサビ醤油、塩のラインナップで、ホントに美味しかったです。
そろそろ、お腹よくなり、あとは焼酎で・・・、麦、芋をロックで一杯ずつ頼むと、婆さん。
「お待たせしました~」と持ってきたのは、ストレートの麦、芋をジョッキに並々と・・。
え、氷は?と聞くと、「あれ、氷入れ忘れてまったがね~ちょっと飲んで~、これじゃ氷入らんで」
こっちが凍り付くわ。
厨房へ戻って、氷を入れてきた婆さん、「どっちがどっちかわからんくなってまったがね~」
と笑いながら言って、どんと2つ置いて行った(笑)。
面白い店(看板婆)でした~。