おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。
引き続き、公共建築物の12条点検について、
今回は衛生設備、給排水設備について書きます。
▲配管の劣化状況
点検を行っていく項目としては、まず給排水にかかる配管があります。
錆や塗装の剥がれが著しい場合は、補修が必要なものとして報告書に挙げていくことになります。
外観の錆が進行し、万が一中身の給水管まで錆が回ってしまうと大変なことになりますよね。
写真手前のように、ステンレス製のラッキングだと錆の心配がないので安心です。
▲受水槽の外観
▲FF式ガス給湯器の確認
次に給水設備です。
受水槽の外観や給水ポンプに不具合が無いかを見ていきます。
また、ガス・電気給湯器の状況も点検対象となっており、特に写真のようなFF式や開放式ガス湯沸器が
設置してある部屋は、機器の構造上火気使用室となるため、換気設備がなければ使用禁止です。
▲間接排水
排水の状況をチェックしていきます。
写真は、エアハンドリングユニットや冷蔵庫でよく見られる「間接排水」と呼ばれるものです。
機械から直接排水管に接続した場合、もし排水管が逆流したときの不具合発生を防ぐために、
このような形をとっています。
また、機械側からの排水管に防虫網が付いているか否かもチェックポイントです。
このほか、排水に関してはトイレの便器なども点検対象となっています。
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