こんにちは。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。
「建築物の12条点検」という定期点検があるのをご存知でしょうか。
建物の安全性を確認する定期点検で、建築基準法第12条の点検の義務に基づいて行われます。
地区センターや公会堂、保育園などなど、横浜市営の建物に点検に行ってるのですが、
公共建築というのは意外と多いものだなあと、点検業務を始めてから思いました。
建築に関する点検は3年に1回、建築設備に関する点検は1年に1回行われ、
「建築」は外壁の剥離やひび割れ、屋上防水の不具合等、防火設備の状況などを点検します。
「設備」は非常用照明や給排水設備等の点検を行います。
いずれも多くの項目をチェックしていく必要があり、施設の方にご協力をいただきながら点検作業を進めています。
最近では大阪でのブロック塀の事故を踏まえ、外構の点検も重要となっています。
小さな異変から大きな事故につながってしまうこともあるため、
見逃さないようによく点検していくことが必要ですね。
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