たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

墓参と岐響コンサート

2016年03月21日 | 音楽

お彼岸の3連休はお天気に恵まれた。ただし少し風があった。岐阜市の桜の開花が予報より1日早く昨日の20日、彼岸の中日に標本木のソメイヨシノが7、8輪開花したと地元紙が報じた。標本木はJR岐阜駅西口に近い、加納清水町公園にある。
隣の当地域は、早咲きはもう3分咲きになっている。
昨日お墓参りはしたが、花が供えてなかった、風が強く線香を上げられなかったので、今日もお参りした。市営斎場と墓地はすぐなので墓参には助かる。

嫁っ子が豪華な花を飾ってくれていた、ありがとう。今日は線香もロウソクも立ててお参りできた。

墓地には白木蓮も咲いていた。
そうだ、今日は岐響(岐阜交響楽団楽団)のファミリーコンサートの案内を貰っていた。いい塩梅に12時半頃ブログを書いていて思い出して、行って見ることにした。自宅から車で10キロと近い。
会場:岐阜市長良 長良川国際会議場 メインホール さらさ~ら
入場料:千円 いつもの定演は2千円(当日券300円増し) 駐車料:北球技場(元岐阜刑務所跡)200円
テーマ:ダダダ打~ン
指揮者:村井誠貴(むらい・まさき) 司会:松本あり
第1部
1、”火星”組曲「惑星より」/ ホルスト 約7分 ダダダ打~ン
2、歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲/ マスカーニ 約4分 美しい旋律、ゴッドファーザーpert3のラストシーンで使われたそうな
3、飛び入り指揮者コーナー 交響曲第5番第1楽章より/ ベートーベン 約20分ほど 飛び入り小1男子 音楽をやってるという若い女性で、指揮ぶりは本格派 65歳の男性の3人が選ばれた。
4、SF交響ファンタジー第1番/ 伊福部 昭 約15分 ダダダ打~ンが中盤から終盤にかけ盛り上がった。ブラボーが出た。
休憩
第2部
5、「テ・デウム」前奏曲/ シャルバンティェ 約4分 岐響ジュニアの演奏 指揮は岐響専属 小宮山和夫
6.歌劇「フィガロの結婚」序曲/ モーツァルト 約5分 岐響ジュニアの演奏 同上
7、交響曲第5番第1楽章より/ ベートーベン 約7分ほど これが本番 お馴染みのダダダ打~ン、指揮者解説では難しい曲だって。
8、プリンク・プランク・プルンク/ Lアンダーソン 約3分 大きなセロをクルンクルンと回しながらの演奏と、弦を引っ張って板に弾いてボンと音を出すそうだ。面白い曲だった。
9、交響曲「岐阜」第4楽章/ 藤掛廣幸 約10分 地元作曲家の作品。ステージに2つの大きい和太鼓が出され、高校生の男女2人が共演した。なかなか良かった。ブラボーだった。

4と9がやはりよかったかな。
桜咲く陽気に誘われ定演へ 飛び入り指揮者物怖じもせず


ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

2016年03月21日 | 音楽

現職大統領のキューバ訪問は実に88年振りだという。米国がキューバと国交を回復したのはいいことだ。

”米大統領専用機「エアフォース・ワン(Air Force One)」がハバナに着陸すると、オバマ大統領はツイッター(Twitter)に「ケ・ボラ、キューバ?」と投稿。「ケ・ボラ」はキューバのスラング(俗語)で「調子はどうだい?」という意味だ。” いいねえ!

キューバはおろかアメリカさえ行ったことはないが、キューバといえば、キューバンミュージックの傑作映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を思い出す。劇場で観たかテレビで観たかは定かでない。いい音楽といい映画で、
”キューバ革命後巷に埋もれてしまっていた老ミュージシャン達が、彼の地を訪れたアメリカのギター奏者ライ・クーダーと、キューバ音楽に魅せられた彼の20年来の友人、ヴィム・ヴェンダース監督の二人によって、感動の音楽ドキュメンタリー「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」が完成した。”

わたしはこのDVDを持っている。この映画と音楽が印象に残っていてある日、レシートによると、2005.11.1日、ゲオに寄るとこの中古DVDが店に展示してあった。即座に購入したが中古でも2,480円だった。
”音楽の女神に愛された奇跡のミュージシャンたち、その活力溢れる音楽は、個性豊かなキューバの生きる伝説”とある。

監督・ヴィム・ベンダース: 1945.8.14生まれ「ベルリン天使の詩」はカンヌ映画祭監督賞を受賞
主な出演者

Buena Vista Social Club 'Chan Chan' at Carnegie Hall チャン・チャン
・ライ・クーダー: 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」は、世界中で100万枚のヒットを飛ばした。97年のグラミー賞を受賞、この映画では同じく奏者の息子ヨアキムと一緒にハバナを訪ねる。
・イブライム・フェレール: (皮のハンチング帽)キューバのナット・キングコールと称される黄金の声を持つ男。愛嬌のある笑顔、ライ・クーダーに見いだされる前は靴磨き職人だった。
・ルベーン・ゴンザレス: 白髪の短髪、白毛のあごひげの老ピアニスト 伝説的ピアにストでありながら引退して家にはピアノさえ無かった。
・エリアス・オチョア: 白いパナマ帽 ギタリスト
・オマーラ・ポルトゥオンド: キューバを代表する女性歌手
・コンバイ・セグンド : 黒い顔にパナバ帽 葉巻を愛好 92歳天才ギタリスト、よく通る落ち着いた声の持ち主

などなど、個性豊かな老キューバン・ミュージシャン達がこの映画とCDで一躍復活し、ニューヨーク・カーネギー・ホールの演奏にまで発展した物語だ。
チェ・ゲバラ、ヘミングウエイが愛してやまなかったキューバが映し出される。