たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

処暑・怒鳴る行為

2016年08月22日 | 日記

「あかあかと日は難面(つれなく)も秋の風」 芭蕉 46歳の句 旅先の金沢で詠まれた句だとか。
あかあかは、赤々でも、明々でもよいと今朝の岐阜新聞に載っていた。句碑は芭蕉終焉の地、大垣市水門川沿いにあった。

今朝や昨夕の空の雲は、北の方にいくつもの台風が来たせいか、秋の空になってきたが、この美濃地方はジラジラと暑い。台風9号は今日昼ごろにも東海地方へ上陸する予報だったが残念にも千葉県へ上がったようだ。
ここは濃尾平野の名古屋、一宮、岐阜市などからの熱風が偏西風で最初に吹き付ける、小山の山峡に作られた団地でフェーン現象になる酷暑の地である。どんな台風が来ても、逆風になっていつも大して吹かないので待っていたが。
日差しも強くアジサイの葉は焼けてしまった。
明日23日は、暑気退かんとする「処暑」である。

でなくてもこの暑いのに五輪ピックと高校野球でさらに暑い夏だった。テレビも新聞も五輪に関連するものは見ず読まずに過ごした。特にNHKなど高額な視聴料を取っていてからに、くだらん五輪報道を繰り返し、報道関係者の夏休みになるとも言われるが国民をなめている。高校野球も連戦連戦で非健康的行事なのに同じことだ。両方終わってやれやれだ。
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今朝は歯科医へ行き、その足で銀行ATMへ。窓口で8月1日期限の家屋固定資産税を払いに。十六銀行は顧客の預金を行員がネコババする詐欺事件をよく起こす銀行だ。2万5千円の本税だけでなく督促料も払えというだろうと、はじめから払わないと宣言した。窓口の中年女性は所長に相談し、所長が窓へ来た。市の行政不満の「はかない抵抗」なので払わないと屁理屈をこねた。女性行員は市へ電話で相談していて、所長に告げ「ここでは扱えない。役場で言ってくれ」と言った。「役場なんて無い」と押し、結局振り込まずに引き上げた。その足で、前にある市の支所で同じ問答。
ブログ名を名乗り、昨日の記事を見てくれれば当方の不払いの理由が分かるだろうと、また屁理屈をこねて抵抗。支所長は本所の税務課へ電話した。自分で説明せよと言うので、電話を代わり、税務課の職員にまずブログを読ませた。

その結果「本税だけ支払ってください」というので、「遊んでいる支所長に代わるので、その旨言ってくれ」と電話を代わって本税だけ納めた。大人気ない芝居でくだらんことだが、昨日の記事で自分で怒りの感情を増幅させた。
銀行や市役所で怒鳴るのは「嫌われる勇気」では、 

青年:じゃあ先生はわたしの怒りを 、どう説明するおつもりです?
哲人:簡単です。あなたは「 怒りに駆られて、大声を出した」のではない。ひ とえに「 大声を出すために 、 怒っ た 」のです。つまり、大声を出すという目的をかなえるために、怒りの感情をつくりあげたのです 。

アドラーの心理学ではそういうことだと、十分承知で銀行と支所で怒鳴ってきた。せいせいした。
家に帰りしばらくして電話があったが出なかった。市役所に決まっている。督促状は19日発送の決まりと支所は言ったが来ていないのに払えるかと怒鳴ってきた。その言い訳だろう。午後になって下駄箱の上に嫁が督促状のハガキを封も切らずに置いていた。今朝届いたのか、貰っていて知らせなかったのか、愚息と共有住宅なので宛先は「愚息名、外1名」となっていた。