たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

白血病

2019年02月14日 | 日記

競泳の池江璃花子さん(18)が白血病を公表し話題になっている。
彼女の祖父が郡上市白鳥町大島の出身の縁で、郡上市スポーツアンバサダー(親善大使)に昨年
12月就任していた。
郡上市長はお見舞いと激励談話を出し、郡上市スポーツセンターに市民からのお見舞い・励ましメッセージの受け付けを開始したという。

急性白血病は血液のガンである。退職後ゴルフ仲間の一人が急性白血病になり半年ほどで亡くなった。友人の一人が「どうした」と電話したが、はっきり病名を告げなかったようだ。
葬儀連絡があり会葬したが遺族も病名に触れられなかったし、会葬お礼の際仲間とご遺族に挨拶した際も、どうこう言われなかった。

その後コンペで月
回会っていた別の仲間に話題にすると「彼は私と同病の急性白血病だった」と言われ納得したことがある。この人はその後ゴルフは止めたが10年以上元気に過ごしているようだ。

持っている本・「このがん この病院」朝日新聞社刊・朝日新聞科学部田辺功・編
に、よれば白血病の種類は急性白血病には骨髄性で種類、リンパ性で種類
慢性白血病では種類ある。と一覧表になっている。

・急性と慢性の違いは?
A:
よく勘違いされるが、経過の長い、短いという区別ではありません。がん化した細胞の種類で別れます。
・というと?
A:
血液は骨の中にある骨髄でつくられます。血液細胞のもとである幹細胞がそれぞれ分化(成熟)して赤血球や白血球、血小板などになります。白血球も次々に分化しますが、初期の未分化な白血球ががん化したものが急性、分化した状態でがん化したものが慢性です。
(以上は東京慈恵医大内科講師 倉石 安康 先生との一問一答から)

昨日のテレビはいろいろ解説していたが、急性、慢性の区別はイマイチだった。

家内は乳がんが脊椎の骨転移で痛みに苛まれながら逝った。がん細胞は血液やリンパ液で運ばれ、いろいろな臓器に転移するのだという。
がんセンター名誉総長。垣添忠生氏は「妻を看取る日」で骨転移しなくてよかったと書いておられる。
今は血液がん治療も日進月歩なので池尾さんの全快を祈っている。
桜田五輪相のがっかり発言が非難されているが、堀江貴文氏や田尚樹氏の擁護発言も一理ある。