某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

母からの贈りもの #5

2022-03-27 | その他
あっという間に四十九日
行って参りました
今回は兄夫婦と姪っ子と
私と息子
そして母の同級生
久しぶりお会いして
ふと思い出して
話かけました
「遺影の写真、一緒に旅行したときに
 撮っていただいたんですよね」
「そうそう、そうなんです」
「父も母もこの写真が気に入っていて
 これを遺影にするって決めてたんですよ」
「撮り手と心が通じあっているから
 良い表情なんだわって、笑って話したわ」
「そうそう言ってました
 自然で良い表情なんですよね」
そんな思い出話ができました
お伝えできて良かったです
両親と母の同級生ご夫婦と4人の旅行話
よく聞かされました
ちゃんと毎回聞いていて良かったです
親孝行できた気分です
これも母からの贈りもの
ありがとうです

母からの贈りもの #4

2022-03-14 | その他
嫁入り道具って今でもあるんかな?
一式揃えて家から配送って
今はしないよ
って
同級生たちが言ってた
本人たちで選んで買って
買った店から直送
どんなん買ったか知らん
って
結納の松竹梅の置物なんてありえへん
って
へぇ
ふ〜ん
と笑ったところだ
いや
東京じゃそんなややこしいもんなかったんちゃう?
なんてね
しかし
箪笥あるし
松竹梅あるし
着物がいっぱいあるし
真珠や宝石類あるし
額縁や絵も
何なら鮭を咥えた熊の置物もある
鍾乳洞で買ったという大きな石もある
何だか昭和やね
着物や真珠なんて
祖母のもの、母のもの、私のもの
×3
無駄だなぁ
と思ってしまうが
私の嫁入り道具、結婚式の衣装
母が決めた
そして
楽しかったわ
満足したわ
誇らしい顔をした母の姿を思い出す
でもね
物が溢れているんよ
そう
ホームに入るにあたり
うちに送られて来た
母と祖母の着物の中から
2人が着たという
黒の絽
っていうのかな?
衣装を製作する同級生に頼んで
これを洗いに出し
フルオーダー
ワンピースに仕上げてもらった
フルオーダー
高かった。。。
ミュージカル劇場に来て行ったり
友達たちにも見てもらいました
それだけしたので
小物を作る人に使っていただいたり
演劇団に使っていただいたり
母の棺にも爽やかできれいなものを
花と一緒に入れた
あとは捨てさせていただきました
罪悪感なく
お別れ
絽のワンピースひとつ引き継ぎました
母の四十九日の法要に着ようと思う
仕上げてくれた同級生にも連絡しました
「お祖母さま、お母さまが丁寧に着られていた着物を
家族の行事に使ってあげるのは良い供養になるね」
と言ってくれます
遺品整理は大変です
思いもいろいろ
面倒くさくなってしまうし
何でこんなに買ったんや‼︎
怒りも生まれたりする
それでも
大切にしたいことが何か
考えられた
選べた
そして
私が友達を家に招くと
何食べたい?
料理してくれた
一緒に喋って笑う
私の友達たちとも
母との思い出話ができる
それもまた母からの贈りもの
ほんとありがとうです



母からの贈りもの #3

2022-03-14 | その他
母がホームに入ることになったのは
8年前かな
転けて骨にヒビが入り
起き上がったり、歩いたりが不自由になり
認知症が進んだこともあり
兄嫁が
このままにするのか?と
ホームに入れるべきだという意味だった
私に伝えた兄の言葉足りなさと
いろいろ相続した長男のくせにと
あまり良い気分ではなかったし
私にも他人に投げ出すような罪悪感みたいなものがあった
ただ母は
「側にいて一番接している人が一番大変
外から見て何やかや言ってはいけない
たとえ可哀想に思えても
間違っていると感じても
何も言うたらあかんよ」
そして
「ホームに入るから良いところ探してや」
言ったので
話は進み
ホームに入居した
ホームに入ってから
母の認知症は良くなって
程よくボケて
程よく忘れて
明るく笑顔で暮らしていた
今は
兄嫁がいたから出来たことだと思う
兄と妹二人では
なかなか決断も出来ず
みんながイライラして
関係が悪化していたやろね
そういう母は兄夫婦への文句を陰で言ったり
泣きながら怒ったり
電話して来ることもあったけど
あの母の言葉があったから
兄嫁にありがとうと言えます
これも母からの贈りもの
ありがとうです





母からの贈りもの #2

2022-03-13 | その他
私が母を名古屋へ連れて行ったと知り
兄が一念発起
会いたいという横浜にいる母の妹や
東京に住む同級生に会わせる
挑みました
頑張ったようです
男が女性トイレの前に立ち続けるというのも
誤解されそうで
焦ったり
やはり無謀だったかなと思ったみたいでした
お互いに見栄張って言いませんが
ふふふふ
新幹線の新横浜駅のすぐ側のホテルに泊まり
もちろん
叔母のところまで
いとこたちが車で送り迎えしてくれたし
お友達もホテルまで訪ねてくださいました
私も子供たちと訪ねました
見出しの絵は娘ちゃんが描いて
みなさんにプレゼントしたものです
母の訃報に悲しまれたようですが
素敵な思い出を作っていただいてありがとう
メールを送ってくださいました
身内も母と母のお友達たちとの思い出話が出来て
とても癒され
慰められ
温かい気持ちになりました
親孝行のまねごとをさせてもらえて良かったなと思います
これもまた母からの贈りもの
ありがとうです

母からの贈りもの #1

2022-03-12 | その他
母が亡くなって3週間ほどたちました
少し寂しさはあるけれど
後悔することはないのかな
葬儀は近い親戚だけで行って
後で仲良しの同級生に連絡しました
ショックを受けられたようでした
5-6年前くらいかな
母がお友達に会いたいというので
連れて行こうかと計画
認知症が出るようになり
安定しないし
ひどい頃でした
私自身も慣れていなくて
振り回されて
感情の浮き沈みが激しく
辛かったときでした
隣りの市のお友達に会いに行くのは
乗り換えも大変
そんなとき
名古屋で会わせようかと
娘同士で相談
駅まではタクシー
新幹線に乗るだけ
ホテルまでタクシー
行けそうだね
当日
行くとかやめるとか
コロコロ変わる母
急がせない、ぜったい怒らない
行けてもいけなくても良しとする
と決めていたものの
くじけそうに
台無しにしてしまいそうに
そんなとき
偶然電話くれた友だちと話して
くだらないことで笑ったり
落ち着きました
その後
母と昔話をして過ごしていたら
急に
さぁ行こうかしら
という母
ドキドキしつつ出発しましたよ
名古屋へ
新幹線のチケットを窓口で買うと
エスカレーターでホームに上がるとすぐの車両にしてくれました
トイレも近い車両
それでも、トイレに付き添うと
慣れていない1人だとあたふた
何が必要か知らずに連れて行こうって
無謀だったかな
手伝いますよと声をかけてくださるご婦人あり
降りるとき荷物を降り口に運んでくれた外国人のカップル
励まし続けられたようでした
そして
あちらはあちらでいろいろ起こり
それでも
ホテルで母同士を再会させた
夕食を楽しみ
思い出話に花を咲かせていた
女学生のように
翌朝は一緒に朝食
そして
それぞれ帰路
ご機嫌な母
「そんなに食べられないわ
   朝いっぱい食べたし」
などと言っていたけれど
名古屋駅で買ったお弁当を平らげました
新幹線に乗って帰るだけ
と思ったら
安心してしまったか
貴重品は持ったけれど
着替えやお土産の入った母のバッグは
新幹線の車内に忘れてしまった。。。
着払いで送ってもらうことに
そんな思い出
娘同士で共有している
会わせて良かったよね
見た目は変わっても
昔のままの会話だったね
同じ思い出を共有
話が出来る
そして笑える
素敵な偶然がいっぱい
助けられて
応援されて
やり通すことが出来ました
これは母からの贈りものです
とても素敵な贈りものです
ありがとう
です






母にじゃあねと手を振った

2022-02-23 | その他
今年に入って入退院を繰り返していた母
いよいよ危ないということで
家族は防護服を着用して面会できるので
早く来てください
と連絡ありましたが
東京→兵庫
すぐに出られなくて
どうしよう〜
どうなるんだ〜
って
ちょっと辛いな
朝一番行こうとしてたら
亡くなったと連絡があった
じゃ、明日のお通夜から行こう
亡くなったと分かると冷静になる
ある程度覚悟もしてたやん
と思い出す
喪服を出し
数珠を探し
靴を箱に入れて...

そういえば
数年前亡くなった父は
生前に自分で自分の葬儀を全部仕切った
葬儀社や場所も自分で決めた
弔辞は孫と決めた
葬儀奉行やなあ
阪神タイガースのグッズを棺に入れるとまとめ
遺影の写真も自分で選んだ
15〜20歳若い日の写真
甥にチェロを弾いてくれと頼んでおけと
ええけど
何月何日をご希望ですか?
ああ、そやな 
日は分からんなあ〜
今でも笑い話
母は
お父さんええなぁ
私も同じようにして欲しいわぁ
と言っていた
何とも長閑な
旅行の計画をするみたいな
というわけで
母の遺影は
父の選んだ写真に一緒に写っていた写真
チェロも弾いてもらえた
二人とも亡くなるときはあっという間
うとうとして
深く深く眠ってしまった
という風な死
執着も挨拶もなく
あっさり
さっさと出かけて行った
寂しいけれど
あまり涙はない
親しい親戚たちと思い出話をしながら
ときどき笑い
みんなで
じゃあねと手を振りながら
見送った
そんな感じ
みんなを悲しませない
辛い思いをさせない
両親らしい旅立ちでした
ありがとう










仕切りが悪いオリンピック

2022-02-11 | その他
冬季オリンピック始まりました
疑惑の判定とか
不平等な検査と失格とか
重大な疑惑とか
何やってんだか。。。
気持ち良く観戦させて欲しい
良い大会にして欲しい
どうして
わざわざ
不平不満や酷過ぎる涙を
見せられなければならない⁈
疑惑ありと良うのに次の試合には出す
疑惑を選手に背負わせるのかい?
うんざりする
仕切りが悪い
そういう中で
フィギュアスケート男子シングルは良かったな
前回不甲斐ない結果に悔しい思いをしたネイサン・チェン選手は
技を磨き、姿勢なども美しくなった
その努力が分かる
落ち着いて良い演技をした強い心に
良かったね〜と思う
鍵山選手は心に秘めた負けん気が見えるし
真っ直ぐ過ぎて、どこ向いているか分からなくなるような宇野選手は
ここまでよく戻して、成長したし
羽生選手は、胸の内にある強い気持ちを飾らず
そのまま見せてくれたように思う
前回平昌が終わったときには引退すると言ったジェイソン・ブラウンが代表になって頑張ってくれた
何年も前から頑張って来た選手たち
新しく成長して来た選手たち
ヴィンセント・ジョウは出られなくて悔しかっただろう
でもまたチャンスが来るよ
みんなの親になった気分なんよね
そして
スノーボードも良かったね
みんなが競い合い、讃え合い
スノーボードの発展、広がりを担っている
個人競技の個人戦だから分かる
各人のスポーツ精神や大切な思いは尊い
チームで相談しながら、声を掛け合いながらのカーリングも良いね
どのチームも素敵に見える
どの選手も素晴らしいと思える
のに。。。

うっかりが春を呼んだ

2022-02-05 | 食いしん坊
菜の花を買いまして
辛子味噌とか
お浸しとか
作ろうかなと思いまして
ちょっと煮魚の横に添えまして
残りを水を入れた計量カップに生けまして
そうそう
葉物は買ってすぐに水に生けて保存すると
長持ちするねん
青ネギとか、三つ葉なんかもね
長持ちするんよ
ちょいと邪魔にならないところに置いたら
すっかり忘れてしまいまして
ふと見たら
花盛りやった
という話です
梅もチラホラ咲き始めまして
寒い時期に黄色い菜の花って良いなぁ
春が来るって感じが嬉しい
まだ寒いけど
それはそれとして
今は
辛子味噌和えはどうなるねん?
さすがに黄色の花は摘み取り
葉っぱは食べるか
大丈夫
美味しくいただきましたし
体調悪くないです



ゴリラの森、言葉の海

2022-01-17 | 読書メモ
山極寿一 × 山本洋子
ゴリラたちの行動や習性
ゴリラの話が始まります
ゴリラのプロと言葉のプロ
お二人の対談で興味深い話が出てきます
そして
人間の生活や思考に繋がります
森を出なかったゴリラ
森を出だ人間
言葉を持たないゴリラ
言葉を使うようになった人間
それ以外にもいろいろな変化があり
それらは進化の違いを生み
問題も作る
とても興味深い
そして
どんどん広がり
話が膨らみます
ゴリラは言葉を使わないので
意思や気持ちを伝えるのに
相手の目を覗き込む
人間では赤ちゃんの目を覗き込むくらい
覗き込むなんて失礼かも
喧嘩売っていると思うかも
人の目を見て話しましょう
と言われて育ったけど
今では鼻の辺りを見て話しましょう
面接の受け方に書いてあるよな
人付き合いの変化だ
喧嘩を始めた2匹のゴリラ
メンツだけで喧嘩するふりで始めるような喧嘩だ
本気じゃないさ
分かっちゃいるんだけど…
ほかのゴリラが仲裁する
江戸っ子の喧嘩みたいな
コントのような
思ってしまった
あっ
だからかな?
最近
江戸が舞台の捕物や菓子屋の小説などを
好んで読んでたな
みんな知っているけれど、知らないふりして
合わせてあげる
「人情」というと
感情的なような
論理的ではないように見えるけれど
誰も嫌な思いをしないように
優越を決めずにおさめる
何か余裕があるように感じる
そういうのが健全に感じられるからかな
疲れてんのかな?
こころ





雪を見るとちょっとわくわくする件

2022-01-09 | その他
瀬戸内の滅多に雪なし地域育ちなもので
ちょっと雪を見ると
ウキウキしてしまう
このちょっとってところがポイント
生まれてから25歳くらいまでで
雪が積もったのは
1回か2回くらい
雪かきなんてほぼしたことないし
雪の中歩くこともなかったし
雪の中運転でけへんもん。。。
ただただ静かにウキウキしつつ
雪が降るのを見るんよ
海外にいるような気になる
何でやねん!
と思うけど
そうやねん
木曜日に降って
翌日

外階段は
いかにも危険そう

昼ごろには
いかにもってほどではないくらいに

夕方には溶けた
儚い雪
しかし
陽が当たらないご近所さんは

今日も溶けていない
何だか美しい
他人ごとだからね
何もしないで
見るだけの雪
非日常
そういえば
荷物も生協も届かなかったな。。。