某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

ポルトガル音楽・ファドの世界

2017-11-06 | ♪♪♪
9月にポルトガル料理を味わいに行った折
日本人女性2人が演奏するファドを聴いた
詩の説明もしてもらったので
内容がよく分かったわけで
興味深かった

日本人の声と歌い方
音に言葉を乗せるというのは
とても繊細で
音が合ってれば良いというものでもなく
そこが歌心
第二外国語のポルトガル語で
日本人が唄う歌
ちょっと違うんじゃないのか?
と思ってしまう
それは
10月25日に観た
日亜修好120周年記念・特別企画
Todos del Tango(タンゴのすべて」
もね
とても素晴らしかったけれど
どこか
ちょっと違うような。。。
と感じてしまう

ファドを一度聴いただけの身
ポルトガル人による
本物を聴いてみたいと思い立ち
行ってみた
11月4日



Andre Vaz (アンドレ・ヴァス)
30代という若いファディストだ
聴きに来ているのは
結構高齢な兄さま方が多い
70代以上か?
その頃流行ったのであろうか?
女性はもう少し若めか?
10代や20代は居ないよのう
などと思う
初心者は自分くらいであろう
周囲に座る方々は
口々にポルトガルや
文化交流の話などしている
ポルトガルは日本の昭和の原風景を感じるところ
だとか
ポルトは神戸に似ているとか
だとか
確かに
神戸や明石で生活していた者に
懐かしいような音楽だと思う
たまに映し出される街の写真も
行ったことあるような
知っているような気がするのだ



古典と言われる楽曲は
明るく、悲しく、濃い彩を感じる
比較的新しい楽曲は
軽く明るい感じがする
時代かな?



ポルトガル・ギターとギター、ウッドベースという編成だった
演奏は日本人たち
通訳に入っている日本人女性は
普段はファドを唄っているらしく
アンドレが
急に
さっき聴いたら
かなり上手かったから
君、唄いなさいよ
僕は座って聴いていたい
ということになり
えええええ。。。。
と焦りつつも
唄ってくれた
はい!
なかなかの歌い手でした‼︎
アンドレはポルトガル・ギターも弾いてくれた
ギターはプロというわけではないようだけれど
雰囲気があるというか
味があるというか
ポルトガルの匂いがある
日本酒とワインは違い
相撲とサッカーは違い
国民性は違うだろうが
何か懐かしいような
何か共感するような
不思議な感覚であったなり
また聴きたいなあ
そして
アルゼンチン人たちによるタンゴ
映画では観たが
生で味わってみたいよのう