お骨と位牌と遺影

五七日（いつなぬか）で仕上げ法要が終わった
とは言ってみたものの
お寺がそう言ったので
そういうものなのだと思っているわけだ
しかも
これから
満中陰志のご挨拶
まだ百か日法要
と
初盆
施餓鬼（せがき）
というものがあるらしい
どこまでも呪文だな
などと
思ってしまった。。。
白木の位牌は
母にとっては
ただの板切れ
お骨でさえ
父とは思えなくて
その場に忘れてきたりしていたさ
どうだろう
仏壇の中に
塗りの位牌が入った
が
母は写真に話しかける
ま
テレビドラマで
火事の場面
「お父さ～ん！」
なんて泣き叫ぶ年老いた女性が
位牌を取りに戻ろうとしている
なんていうのを見たことがあるが
母の場合は
今のところ
それはないな。。。
写真だけ持って逃げるだろうな
でも写真なら
再プリントすればいいのだが
枕を持って逃げるのと同じくらい
大事なようで
？？？
だな