蜘蛛の仕事を悩むとき

電車の中に小さな蜘蛛がいた
吊り革の輪っかのところ
なんと
そこから
糸をのばして
下へ降りてくるのさ
そして
糸が縮んで
上へ上がっていく
何度も何度も繰り返す
ヨーヨーだ
何をしているのだろう？
何だがな
糸を編むというか
玉結びのようなものを作っている
電車を降りるまでに
出来上がらないかな～
と
思ってしまった。。。
しかし
そこで
問題なのだな
その真下の席に座っている可愛い女性に
お知らせするべきか
知らない方が幸せか
迷うところで
そう
誰も気がついていないんだよな。。。
携帯いじっている人が多いからね
蜘蛛が恐ろしく嫌いな人もいるしさ
そうでもない人もいるしさ
わざわざ声かけるのも何だかな～
お節介なような気もするし
何故こんなことで悩まなきゃいかんのか
とほほほ…
ま
結局
降りる間際に
蜘蛛がいるから、立つとき気をつけた方が良いかも。。。
と
もごもごとお知らせしたら
あっ、はい。。。気をつけます。。。
と
じ～っと蜘蛛を見つめて
固まっていた
そうだよな
そうなるよな。。。