東京・渋谷にあるBunkamuraシアターコクーンに
「わが魂は輝く水なり」を観にいってきました。
このタイトルからして私に理解できるお話なのかなぁと不安もありましたが、
不思議なここちよさのせいなのか、2回も観てしまいました。
この不思議なここちよさというのは、たぶん第一に声だと思います。
実盛役の萬斎様はもちろんですが、五郎役の尾上菊之助さんのお声もステキでした。
尾上菊之助さんは歌舞伎役者さん。
あのお声が、歌舞伎の舞台になるとどんな風にかわるのかなと思っちゃいました。
パンフレットをみてみると、萬斎様はもちろん、菊之助さんも
パシッときまってるんですよ。
ポーズがきまってるというか。。。なんかちゃんとした言い方がありそうな気がするんですが
それがきまってるんですよ。
ファンタジックな雰囲気もありありで、いったいなに?
いったい、古典芸能の方というのはなんなんでしょか。
なんの魅力?
パンフレットの中で、菊之助さんが、「日本舞踊や舞台で作られた筋肉は、
意識的に作り上げられた筋肉ではない」とあったけど、
確かに、萬斎様の写真をいろいろ見てきているけど、この方はきゃしゃなのか
しっかりした身体なのかわからない時があるんですよね。
「日本舞踊や舞台で作られた筋肉」とはいったいどんなのなんですか?
その鍛えられた素足が着物からのぞく時に色気を感じるとか。。。
。。。そいうえば、萬斎様の鞍馬天狗で着物からチラッチラッとのぞく
その足にクラクラときていたかも。。。
あぁ。。。そうなんですね。そっかぁ。。。
今回、この舞台を観て、、
お話というのは、意識的な部分と無意識的な部分で観ているんだなぁと感じました。
きっと、ハッとさせられる台詞が多かったからじゃないかな。
「夢を夢であらう」(だったと思う。それを何というかは忘れてしまいました)なんて言ってたり、
「人は森を恐れなくなった」とか、「正気と狂気」というのはこれまで考えたことないけど、
今の常識って本当に常識なのか非常識なのかわからないと思う時があって、そんなこんな
思っていたことと重なったりして、
舞台をじっとみつめ、耳をすましてお話を観ているのに、
いろんなことが頭の中をぐるぐるぐるぐるかけめぐっていました。
もしかしたら、無意識の部分ではもっといろんな事に反応しているのかもしれない。
「水」がそうさせたのかもしれませんね。
このお話の中ではいろんな登場人物がいらっしゃったんですけど
その中で興味がひかれたのが秋山菜津子さん演じる「巴」という女性。
羽田行きの飛行機を待っている間に本を読んでいたんですよ。
その本のタイトルは「世界の美女と悪女がよくわかる本」。
舞台を観ていて、巴さんがだんだんわかってくるにつれて
この巴さんは、飛行機の待ち時間に読んだあの本に登場してもいい人だなと思った。
その本には、いろんな国のいろんな女性のお話が書かれてあった。
政治がらみのお話が多かったかなぁ。
巴さんがやっているのも政治だと思うんだけど、巴さんのふるまいを見ていて
なんて傲慢なんだとも思ったけど、それまでの経緯があった。
そっかぁ、理由があるんだぁと思って、もしかしたら私が読んだあの本の女性達も
いろいろなことが書かれてあったけど、きっと理由があったのかもしれないと思った。
そんなこんなをこの巴さんが教えてくれたのかもしれないと感じた。
suraさん、そんなちょこっとしか書いていないことをすべてだと信じないでね。
ちゃんとわかってねって。
舞台を観て2日たちますが、今も残るこの無意識感はいったいなんなんでしょうか。
よくわからない。
でも、とにかく、渋谷まで行って本当によかったと思っています。
それだけは意識にはっきりとあります。
久しぶりに行った東京にも思うところがありました。
それはまた別に書きます。
今回はここまでで。
「わが魂は輝く水なり」を観にいってきました。
このタイトルからして私に理解できるお話なのかなぁと不安もありましたが、
不思議なここちよさのせいなのか、2回も観てしまいました。
この不思議なここちよさというのは、たぶん第一に声だと思います。
実盛役の萬斎様はもちろんですが、五郎役の尾上菊之助さんのお声もステキでした。
尾上菊之助さんは歌舞伎役者さん。
あのお声が、歌舞伎の舞台になるとどんな風にかわるのかなと思っちゃいました。
パンフレットをみてみると、萬斎様はもちろん、菊之助さんも
パシッときまってるんですよ。
ポーズがきまってるというか。。。なんかちゃんとした言い方がありそうな気がするんですが
それがきまってるんですよ。
ファンタジックな雰囲気もありありで、いったいなに?
いったい、古典芸能の方というのはなんなんでしょか。
なんの魅力?
パンフレットの中で、菊之助さんが、「日本舞踊や舞台で作られた筋肉は、
意識的に作り上げられた筋肉ではない」とあったけど、
確かに、萬斎様の写真をいろいろ見てきているけど、この方はきゃしゃなのか
しっかりした身体なのかわからない時があるんですよね。
「日本舞踊や舞台で作られた筋肉」とはいったいどんなのなんですか?
その鍛えられた素足が着物からのぞく時に色気を感じるとか。。。
。。。そいうえば、萬斎様の鞍馬天狗で着物からチラッチラッとのぞく
その足にクラクラときていたかも。。。
あぁ。。。そうなんですね。そっかぁ。。。
今回、この舞台を観て、、
お話というのは、意識的な部分と無意識的な部分で観ているんだなぁと感じました。
きっと、ハッとさせられる台詞が多かったからじゃないかな。
「夢を夢であらう」(だったと思う。それを何というかは忘れてしまいました)なんて言ってたり、
「人は森を恐れなくなった」とか、「正気と狂気」というのはこれまで考えたことないけど、
今の常識って本当に常識なのか非常識なのかわからないと思う時があって、そんなこんな
思っていたことと重なったりして、
舞台をじっとみつめ、耳をすましてお話を観ているのに、
いろんなことが頭の中をぐるぐるぐるぐるかけめぐっていました。
もしかしたら、無意識の部分ではもっといろんな事に反応しているのかもしれない。
「水」がそうさせたのかもしれませんね。
このお話の中ではいろんな登場人物がいらっしゃったんですけど
その中で興味がひかれたのが秋山菜津子さん演じる「巴」という女性。
羽田行きの飛行機を待っている間に本を読んでいたんですよ。
その本のタイトルは「世界の美女と悪女がよくわかる本」。
舞台を観ていて、巴さんがだんだんわかってくるにつれて
この巴さんは、飛行機の待ち時間に読んだあの本に登場してもいい人だなと思った。
その本には、いろんな国のいろんな女性のお話が書かれてあった。
政治がらみのお話が多かったかなぁ。
巴さんがやっているのも政治だと思うんだけど、巴さんのふるまいを見ていて
なんて傲慢なんだとも思ったけど、それまでの経緯があった。
そっかぁ、理由があるんだぁと思って、もしかしたら私が読んだあの本の女性達も
いろいろなことが書かれてあったけど、きっと理由があったのかもしれないと思った。
そんなこんなをこの巴さんが教えてくれたのかもしれないと感じた。
suraさん、そんなちょこっとしか書いていないことをすべてだと信じないでね。
ちゃんとわかってねって。
舞台を観て2日たちますが、今も残るこの無意識感はいったいなんなんでしょうか。
よくわからない。
でも、とにかく、渋谷まで行って本当によかったと思っています。
それだけは意識にはっきりとあります。
久しぶりに行った東京にも思うところがありました。
それはまた別に書きます。
今回はここまでで。