夢中人

sura@cosmic_a

宮島

2010年02月19日 | Weblog
神と人が共存する島。宮島。
この島は、島自体がご神体。この神社の歴史は1400年の歴史があるとか。
推古元年(599)に佐伯鞍職により創設、その後、仁安3年(1168)に、平清盛によって現在のように造営されたそうです。
「神の島」に建物を造るのは恐れ多いとして、海中に建造されたと伝えられている。



現地のガイドさんのお話を聞いていて、初めてわかったのですが、この厳島神社に祀られているのは、
市杵島姫(いちきしまひめ)・田心姫(たごりひめ)・湍津姫(たぎつひめ)の三女神。
この三女神はアマテラスから生まれた女神だとか。
あれれ?アマテラスに娘なんていたっけ?とよく考えてみたら、スサノオが高天原を奪おうとするために、
凄ましい勢いでやってきていると勘違いしたアマテラス。
スサノオは、そうではないと身の潔白を証明するために、相手の持ち物から子を生み合ってみましょうと提案するのです。
アマテラスは、スサノオの剣を三つに折り、天の井戸の水で洗い清めてから、口に入れ噛み砕いて息と一緒に吹き出すと、
その霧の中に次々と三人の女神たちが誕生した。。。の女神たちが厳島神社に祀られている三女神なんでしょうね。
アマテラスの持ち物からは、五人の男神が生まれたみたいです。
このスサノオの子として生まれた三女神は、「優しい女の子」だそうです。その反対にアマテラスの持ち物からは男の子が生まれたのです。
その時の両者の心理があるみたいですね。
そしてまた、宮島には白龍がいるとか。なんだか白龍と言ったら「千と千尋の神隠し」を思いだいました。
優しい三女神に白龍ですか。。。それはなにか関係あるのかなぁ。


この宮島でもう一つ印象深い建物がありました。
それは「千畳閣」という建物なのですが、これは豊国神社とよばれ、豊臣秀吉が建造した建物みたいです。
ただ、建造途中で秀吉が亡くなったため、未完成のまま残っているのです。
どんな様子かといったら「千畳閣」と呼ばれるだけあって、広い。広々としています。
その中に、数々の絵馬があって、思わず圧倒される感じです。
でも、もっと私が圧倒されたのは、天井の梁です。かなりりっぱな木が使われてありました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島の旅

2010年02月19日 | Weblog

ガイドブックと時刻表を持って、広島県へと旅に行ってきました。
訪れた先は、瀬戸内海に浮かぶ「神の島」と言われる宮島にある厳島神社。
そして、ずっと以前、ある映画を観て、いつかは訪れてみたいと思っていた尾道。
寄り道になってしまった呉。広島県からほんの少しはみ出して、山口県岩国市にある錦帯橋です。
広島までは新幹線で行ったのですが、そのあとは在来線で移動しました。
この旅は、結構歩きもしましたが、電車にも長い時間乗り、そして船にも乗りました。




これは朝日です。宮島から登る太陽。
ちょっと影になってわかりずらいですが、大鳥居も写っています。思わず見とれてしまいました。



尾道では迷路のような小路を歩きました。この街はもう一度行ってみたい所です。
この尾道は、2週間とか1ヶ月くらい滞在してもよさそうな感じだった。なんというか、生活感が溢れているように感じた。
そんな雰囲気におされてか、思わず、ガラス瓶を買いました。

天気もちょっと心配したのですが、雨は降ることはなく、時折、晴れ間も出る感じでよかったです。
寒かったけど、歩いていると、だんだん暖かくなるんですよね。歩く旅というのは、以外に冬がいいのかなぁなんて改めて思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする