夢中人

sura@cosmic_a

経済リテラシー

2011年07月07日 | Weblog
天才というのは。。。。生まれ持って知能指数つまりIQが高い方々を言われるのでしょうか。

天才というのは、一つの事から、いろんな事がわかるということでしょうか。そのいろんなわかった事を、一つに繋げることが出来て、
それは、予測ではなくて、ほぼ当たってるという感じでしょうか。
でも、生まれもって知能指数が高いといっても、天才は天才なりの努力をしないといけない様子ですよね。
天才ご本人が、いろんなことが解っても、それを、世の中で利用してもらったり、一般の人に解ってもらわなきゃいけない感じですよね。
それで初めて世の中に天才と認められるのでしょうか。

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映画「ビューティフル・マインド」を観ました。
主人公はジョン・ナッシュ。数学者ということは、数学の天才でいいのでしょうか。
現在でも、プリンストン大学で研究をされているということですが、映画を観た感想としましては。。。スミマセン。ナッシュさん、少々ワガママに感じました。
あくまでも映画を観た印象なんですけどね、ご自分のやりたいことは一生懸命に熱中してやられてますけど、やらなければいけないことなのに、
それが嫌な事だったら、イマイチな感じですよね。。。あくまでも映画ではですけど。
で、そこで手伝ったのが幻覚でしょうか。ご病気だったんですよね。でも、その幻覚も、ご自分を満たす幻覚じゃないでしょうか。。。あくまでも映画では。
でも、そんな病気を乗り越えられて、ナッシュさんは、1994年にノーベル経済学賞を受賞されたんですね。

ここでノーベル賞というのに引っかかったんですけど、ノーベル賞を受賞するということは、その研究したことが世の中で多く応用されているということでしょうか。
もしくは、これから先に多く応用されるということでしょうか。当たり前なんでしょうが、多くの人々のためになることが選ばれているワケですよね。
受賞される方々は、よくは知らないのですが、天才という方々が多いのでしょうか。すべての受賞者の方がそうではないのかもしれないけど、
もしかしたら半分以上はそうなのかな?なんとなくそう感じるかな。
でもですよ、天才って、あくまでもイメージですけど、世間離れしたイメージがあります。すべての方がそういうことではないだろうとは思うのですが、なんかそんなイメージ。
たとえば、映画の中のナッシュさんのような感じかな。頭ではいろいろわかっているのだろうけど、実際に世の中に入っていこうとすると、めんどうなのかな。
世の中のサイクルの中に存在しない人はいないと思うワケですが、一般的というか普通のことはイマイチわからないのかなという印象かな。
天才というのは孤独といいますよね。自分はいろんなことが解るけど、周りの人には解らないんですよね。そこに孤独感を感じるとか。
でも、行く場所に行けば、その孤独感もなくなるのかな。よくは解らないのですけど、 天才という方々がいらっしゃって、世の中のために、
その才能を活かしていくれているということですね。

ナッシュさんのノーベル経済学賞の受賞理由は、「非協力ゲームの均衡の分析に関する理論の開拓を称えて」だそうです。。。。そうですか。
理論の開拓なんですね。経済学というのは、ナントカ理論というのがいろいろあるんですね。(ナントカで申し訳ないとは思うのですが。。。)
で、経済理論というのは、自分たちの暮らしている資本主義経済の仕組みを分析していることを目的としているだとか。
資本主義経済は、人間同士の力の合わせあいの仕組みの一つで、人間が自然に働きかける仕組みの中心が製造業になった段階にふさわしいシステムで、
現代においてある程度工業化が進んだ社会では、どこもこの資本主義経済の体制がとられているんですね。
標準マクロ経済学―ミクロ的基礎・伸縮価格・市場均衡論で学ぶ
松尾 匡
中央経済社

経済理論は大きく三つに分けられることができるみたいで、1つは「長期理論/短期理論」。2つめは「完全競争/不完全競争」。3つめは「主体の最適化理論/市場均衡論」。
そのうち最も重要なのが、「長期理論/短期理論」と今読んでいる本には書いてありました。
市場メカニズムの分析をするのが短期理論。階級の再生産や経済の成長を扱うのが長期理論に対応している。
「長期」では、市場メカニズムはすでに働いてしまったあとの状態であり、その働き方そのものを分析するにはふさわしくない。
むしろ、資本主義経済の長期的な構造や持続条件を検討するのにふさわしいタイム・スパンであるとあったのですが、
これは、資本主義社会というのは、働き方というか生活が、変化しやすいということでいいのでしょうか。
たとえば、戦後、使うだろうと思って杉を沢山植えたけど、高度経済成長で人々の生活の変化があって、あまり使わずに今にいたるみたいなことかな。



経済のことが書かれてある本を読んでみました。
経済には基本というのもあると思うのですが、それぞれの解釈というのも入る感じでしょうか。
これらの本には、だいたい同じ事が書かれてあったと思うのですが、伝え方も違うんだろうし、少々解釈というのも感じました。
でも、目的は日本をよくしたいということで同じですよね。
それらの本には、日本は経済リテラシーが低いとありました。。。うん。そうですよね。そんな感じですよね。
テレビを観ていてもどうかなと思うときが多々あります。どうやらマスコミとマスゴミという分類分けがあるみたいですよね。
テレビのコメンテーターが解っていなくていろいろ言うのもまずいと思うのですが、政治家の中でも解ってない方がいるというのは、もっとまずくないでしょうか。
経済を解っていないということは、自分たちの暮らしている今の社会を理解していないということでしょうか。もしかしたらだいたいのことはわかっているのかもしれないけど、
細かい分析とか、そんなことは政治家は知る必要はないのかな。そんなのは、官僚とかにまかせておけばいいのかな。
でもね、ちょっと思ってみたんですけど、政治家も今の現状が良くない解っていても、もしかしたらですよ、現状をよくする正義の発言が、
国民に不人気な場合、それを言わないのかなと思ってみた。人気取りのために正義の発言をしない。。。最悪ですよね。
ま、それは政治家に限らず、コメンテーターというのもそうかもしれませんね。あれも人気が左右しそうだし。
「人気」に左右されるというのも考えものですよね。
日本経済の真実―ある日、この国は破産します
辛坊 治郎,辛坊 正記
幻冬舎

読んでいる本には、もう一つ強く書いてある事があって、それは「デフレを止めろ」ということです。
デフレ。デフレーション。有効な需要が生産力より小さい事。物価が下がり続けている状態。
なにがまずいかというと、物の価格が下がってよさそうに思えるけど、それは自分の給料が下がっていくということなんですね。
そうすると、過去に買った住宅のローン金額とかは、デフレになっても下がるワケでもなく、返済が大変になってしまうことなどあるワケですね。
デフレということは、今よりも先は経済状態がよくないだろうということで、借金がしにくくなり、企業の設備投資がしにくい状態となるということは、
それは長期的経済成長の見込みがないということで、未来は明るくないということですね。お先真っ暗。
日本経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443)
勝間 和代,宮崎 哲弥,飯田 泰之
光文社

「不況」と「デフレ」は基本的に違うみたいです。
不況というお金のめぐりが悪い状態から、物の価格が下がるということなのかなと思ったのですが、それもあるみたいなのですが、
デフレはあくまでも「貨幣的現象」だそうです。
お金は、日本銀行から発行されるんですよね。お札には日本銀行券と書いてある。
日本銀行というのは、世の中に出回っているお金の流通量を把握していると聞いたことがあるんですが、インフレやデフレというのは、それと関係あるのかな?
今の所、自分は中央銀行のことがよくわかっていません。
しかしそこで、「物価目標」というのがあるんですね。で、経済政策というのは、政府と中央銀行で実施するものなんですね。
政府が政策目標を出しているのに、中央銀行がそれを拒絶することはできない。でも政策手段は中央銀行が決めていいんですね。
そこに、中央銀行の独立性がある。
でも、日本の場合、中央銀行が政府の出した政策目標を拒み続けてきた感じなのでしょうか。。。これって日銀が政府を相手にしていないということ?
ちょっとイマイチつかめてないのですけど、中央銀行の総裁は、政府が指名しますよね。以前、すったもんだがありました。
日本銀行も、独立するところは独立していかなければいけないのだろうけど、協力すべきところは協力すべきなんですね。
ま、とにかく「デフレ」とはよくないこと。バーゲンとデフレは違うということで、デフレは一言でいうと、質が落ちるというこなのかな。
それがめぐりめぐって、日本の売りである「Value of Japan」に影響してくると、それこそ命取りな感じなんですね。
2時間でいまがわかる! 日本経済こうすれば復興する! (2時間でいまがわかる!)
竹中平蔵
アスコム

で、そのデフレを解決するというのは、最長2年までの短期的にやるべきことなんですね。 
震災前の3月3日の竹中平蔵さんの新聞記事には、「短期でやるべきはデフレ解消だ。まず2年と決めて需給ギャップを解消するための短期の財政政策を政府が行う。
同時に、物価目標を掲げ、日銀の金融政策に責任に責任を持ってもらうことが大切だ」とありました。
after311には、それに付け加えて「大胆な復興政策で「復興特需」を引き出しつつ、諸悪の根源だったデフレを克服すること」とありました。
復旧・復興・そして改革の一体化なんですね。
デフレは諸悪の根源ということですが、自分なりに、今の日本の問題点を書き出してみたんですよ。結構いろいろありました。
いろいろあるなぁと思ってみたんですが、それらの問題点は、デフレが解決されると解消されるのもがほとんどなのかなと思ったりしました。
コメント
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