夢中人

sura@cosmic_a

お盆

2006年07月19日 | Weblog
今年の梅雨はよく雨が降ったな。
もうすぐ梅雨明けだろうな。そしたら夏本番。
今年の夏は暑そうだにゃ~。

夏という季節は本当に短い。
私的には、夏というのは、梅雨明けしてからお盆くらいまでの間かな。
お盆すぎたら秋の気配が感じられる。

お盆といえばお墓参り。。。。って感じなんですけど、これってちょっと違うみたいです。
お盆にお墓参りに行くのはいいんですけど、お盆やお彼岸の時だけにお墓参りにいくのは問題だそうです。
それは、お盆やお彼岸というのは、誰も供養してくれる人がいない霊のために設けられたものだそうです。
だから、その日にしかお墓参りしないというのは、自分の先祖の霊を
そういうだれも供養してくれる人のいない霊と一緒にしてしまう行為となるそうです。

日頃からお墓参りをしていれば、お盆だからお彼岸だからお墓参りするという
強い意識も持たなくていいということでしょうね。
日常生活にも同じ感じもあるかなとも感じました。
日頃があるからその日がある、その日があるから日頃がある。。。ん~。。


そうそう、お盆といえば長崎では「精霊流し」があります。
初盆を迎えた家では、精霊船を作ります。
お盆に、あの世から帰ってこられた霊はこの精霊船に乗ってまたあの世に行かれるのです。
この精霊流しは夕方頃から始まるのですが、大小さまざまな精霊船が提灯に火をともし、
国道を行き渡り街の中心地に集まります。
この日は精霊船に気を使いながら車を走らせなければなりません。

この精霊流しをしんみりしたイメージでみられる方もいると思いますが、
まったく違います。
鐘の音がカーンカーンと鳴って、なんといっても爆竹の音があちらこちらで響きあってます。
爆竹の音がバリバリバリバリ。。。って。
まっ、お祭りのような雰囲気があります。
この精霊流しが終わると、もう夏も終わりかぁなんて思います。

ずっと前、ある暑い夏の日、出先で仕事をしていました。
朝からずっと出ずっぱりで、移動もあったり、屋外での作業もあったりしました。
あっという間に夜になって、仕事も終わって、そこにいた人はへとへとでぼろぼろでした。
その出先から帰る途中にコンビニに寄って、ちょっとの間その駐車場にたたずんでいたら、
遠くから鐘の音と爆竹の音が聞こえてくるんです。
なんだろと思っていたら、しばらくすると精霊流しの行列が目の前を通りすぎていきました。
あぁ、今日はお盆だったんだとその時初めて気が付きました。
なんかボ~としていて、その光景は夢の中のようでした。

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