夢中人

sura@cosmic_a

悩む力

2008年07月10日 | Weblog
「悩む力」という本を読んでみた。
著者は東京大学教授の姜尚中先生。
姜尚中先生を知ったのは、ある議論番組。
その議論が始まる前の映像が映し出されていたんですが、
その時に、他の方々は適当な感じで誰かと話していたりしていたのですが、
姜尚中先生だけは、ビシッときちんとした体制で立たれていたんです。
そのお姿がすごく印象的で、この方はいったい何者?と思い番組を見続けていたら
東京大学教授とのこと。
なるほどと私は思いました。

この「悩む力」を読んでいて思ったんですけど、
「知性」というのは人格的なところも含めていうんですね。
それと、「普通の感覚」というのも含まれるような気もします。
なんか、そんなことを感じてしまいました。

私は大学にはいってないんですが、大学って何のためにいくのかなと考えたことがあって、
もちろん、勉強したいとか将来のためなどなどかなぁと思ったりしたけど、
でも、そうじゃなくて遊ぶためにじゃないかという雰囲気もあったりして、
でも今はその雰囲気は以前ほどはないと思うけど、
大学に行こうと思うきっかけは何かなぁと思ったりしてました。
そして、この姜尚中先生の「悩む力」を読んで思いました。
この先生がいるからその大学に行きたいというのもありなんだなって。
きっとありですよ。でも、東京大学。
私からしてみれば1万光年先にあるようなところ。
その星の光さえ確認できません。
でも、姜尚中先生の書かれた本を読むことはできるんです。
ありがたいです。

「知性」ってなんだろう。「人格」かな?
知性に魅かれることも多いと思うけど、それはいったいなにかなと思っているところです。


悩む力 (集英社新書 444C)
姜尚中
集英社

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