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駅までの道をおしえて

2019-11-10 17:26:48 | 映画鑑賞
ワンコの映画を観て来ました。



『駅までの道をおしえて』

愛犬ルーを突然失った女の子サヤカと、何十年も前に息子コウイチローに先立たれた老人フセさんとの心の交流。

ちょっとネタバレしちゃうかも?(;^_^A





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冒頭から、ルーが逝ってしまったのがすぐにわかる描写。
サヤカとルーの想い出のシーンがずっと続きます。
年齢が遡ってるシーンもあって「コレ、何年かけて撮ったんだろう?」と。
どうやらルーと絆を深めるために、実際に1年半も一緒に暮らしながら撮影していたそうなんです。
道理でサヤカとルーが本当の家族のように打ち解けてるわけだ。
もう傍にルーはいないのに、自然とリードを持ってルーを引っ張ってるような仕草をし、また心が沈むサヤカ。
幼い子供のペットロス。
動物は、例え短い年月でも、深い愛ととてつもない喪失感を残して逝っちゃうんだなぁ…。゚(。ノωヽ。)゚。
ルーの死を受け入れられないサヤカと、コウイチローは遠くに行ってるだけでまた必ず帰ってくると信じているフセさんが、同じ思いを共有し、年齢差を超えた友人として接する姿に、どこか自分も重ねて見てしまいます。

ルーが見つけた秘密の場所。
その場所をキッカケに、友達のいなかったサヤカにフセさんとコウイチローという友人を出逢わせ、自分がいなくなった後の寂しさを吹っ切れるようにルースを出逢わせ、まるでペットショップで悲しい運命を辿る運命だったルーがサヤカへの恩返しのために準備した場所のような気がしてなりません。
ルーともフセさんとも死に目に会えなかったサヤカは、秘密の場所に現れた駅で、ルーとフセさんとコウイチローとお互い向き合いながら改めて向こうの世界への旅立ちを見送る事になります。
悲しい事だけれど、ある意味羨ましい。
私も父や兄やチビ①やさちコジを、お互いの意識のある中でしっかり見送りたかったもん…!。・゚・(o≧ω≦o)・゚・。



サヤカを演じる新津ちせちゃんとルーの演技がとにかく素晴らしい!.+:。(〃∇〃)゚.+:。
いや、もう自然体過ぎて演技じゃないな。

特別凝ったストーリーというわけでもなく、退屈に感じてしまう人もいるかもしれないけれど、子供とワンコという最強の組み合わせに四季折々の美しい景色が相まって、特に同じ境遇の人には心がじんわりと温まる、切なさと優しさが詰まった映画だと思います (*´ω`*)
劇場内、皆して鼻ズビズバだったもん。
私なんか冒頭から泣きっぱなしだったもん。
泣き腫らした目で、いい歳のおばさんが電車を乗り継いで帰らなければならない状況が恨めしかったくらいよ…!(இωஇ)





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