
ジョエル・サートレイ写真展
『守るべき生命のポートレート』
絶滅の危機に瀕している動物たちの写真ですが、動物園・水族館・野生動物保護センターなどでスタジオ撮影のように撮られたモノらしく、まるでプロフィール写真のよう。
子供の頃には、いて当たり前だと思っていたゾウやチーター、サイやオランウータンがすでに数を減少させて、絶滅しかかっている。
コメントに書かれた絶滅危惧の理由「密猟」「森林伐採」「食肉」「環境破壊」「乱獲」「紛争」といった言葉は、すべて人間が原因。
私達は住んでいる場所を侵害されれば、命の危険に晒されたら、怒りで黙っていないでしょう。
でも言葉を持たない動物たちは、このまま人間に数を減少させられても、文句も不満も言えず、別れも告げず、この地球上からひっそりと消えていくのでしょう。
絶滅危惧種の生物たちが写真でしか見られなくなる未来なんて嫌ですよね!(≧д≦)
生態系を破壊し続ければ、いずれは人間も破滅します。
もうカウントダウンは始まっているのかもしれません。
この重大さと罪に早く気づいて間違った未来を歩まない方法を見出ださなければいけないんだと思います。
隣のギャラリーでは、全くジャンルの違う企画展。

『ロボットクリエーター高橋智隆と100Robi』
高橋智隆さんが手掛けた実物ロボットの展示。
(こちらは撮影OKでした)

以前にも、スカイツリータウンのプラネタリウムで、若田宇宙飛行士との会話実験のために宇宙に送り込まれた世界初のコミュニケーションロボット『キロボ』の訓練やロケット打ち上げの様子を観たことあるんだけど、この人の開発したロボットは、ビジュアルがとっても可愛いんだよね!(*´∇`*)
それこそ鉄腕アトムを思わせます。

ダンスはもちろん、点呼はするわ、ウェーブはするわ、エグザイルはするわ、たまにズレたり失敗したりするわで、とっても人間的!(*≧m≦*)

ロビと実際に会話して遊べるコーナーもあって、他の人が触れ合ってるところを横から見てたんだけど、会話はちゃんと交わせるし、言った通り動くし、見た目も喋りも可愛いしでたまらない!(*^-^*)

腕立て伏せは5回、腹筋は2回しか出来ず、終わると必ず「ツカレチャッタァ…」
ロボットのくせに、体力ナシかよ!?(笑)
凄い技術に驚きました。
絶滅寸前の動物と最先端科学のロボット。
何だか心に複雑な気持ちが…
このまま行くと、地球上の生物はほとんどいなくなり、地球に住めなくなった人類は地球を捨てて宇宙に飛び立ち、ロボットが活躍して…
まさに手塚治虫氏の『火の鳥』のような未来が訪れそう…!Σ(|||□|||)
この素晴らしい最先端技術を駆使して、絶滅や環境破壊を食い止める流れには出来ないのかな。
人間だけの便利さと豊かさばかりを追い求めてたら、きっといつか破滅は来るよね…(TдT)
2つの展示から感じた未来を思うと、ちょっぴりナーバスな帰り道でした。

それにしても高橋智隆さん、イケメンだな…(ぼそっ)(///∇///)