うちの地域で10年以上猫の餌やりをしていて、今年、家の事情で地方の実家に戻ってしまった男性が、うちの地域猫たちのカレンダーを作って送ってくれました。
この方は、私なんかよりはるかに長く餌やりしていたので、誰が誰の子供かとか、兄弟かとか、子猫の時から知っていて、とにかく詳しいんです。
男爵とまるこも (๑≧ꇴ≦๑)
ダン、親友のギンちゃんもいるね。
このグループはみんな仲良しでした(…遠い目)
別のエリアに移動した子、行方不明になっちゃった子、亡くなった子、保護された子、里親さんに託した子…
懐かしい顔もいっぱい。
うちは基本、カレンダーはスマホで事足りてるから紙のカレンダーは使ってないんだけど、さすがにコレは飾ろっと!(,,>᎑<,,)
地域猫にご飯をあげていたら、背後の茂みからカサカサカサカサとしきりに音が聞こえてきて。
振り返ったら、キジトラ柄の動物が出てきました。
「お、カワイコ(メス猫)かな?」とよく見てみたら…
タヌキ!Σ(ʘДʘノ)ノ
この辺、タヌキとかアライグマとかハクビシンとか目撃情報は結構あるんですけど、だいたい夜なんですよね。
こんな明るい時間に間近で見られるとは。
置きエサする人が後を立たないので、ソレ目当てで居着いてるんでしょうね。
健康そうでしたし。
私に驚いたのか、すぐいなくなっちゃいましたけど。
置きエサ、ホントにやめてほしいです。
何度注意しても聞き入れない、あの頑なさは何なんでしょうね…(๑꒪⍘꒪๑)
もうすぐ地域猫・ジョーの四十九日。
それまでに一度、霊園を訪れたいなと思っていました。
うちの飼い猫も昔からこの霊園で火葬してもらい、お骨は持ってきてもらってます。
地域猫たちは合同葬という形でお任せしているので、実際に霊園を訪れたことがなかったんですよ。
11月末に行ってきました。
場所は調布・深大寺のすぐ近くの『深大寺動物霊園』
今回は紅葉時期と重なってるので、霊園でお参りした後は、隣接する『神代植物公園』も散歩してみようかと。
バスで深大寺に到着。
あら、参道の紅葉、いい感じじゃない?
いやしかし!
今回は深大寺はスルーなのだ!(*≧ω≦*)
鬼太郎茶屋は別の場所に移転しちゃったんですね〜
この石畳の坂を上れば霊園です。
中は思ったよりこじんまりしていました。
まずは「合同納骨所」へ。
ジョーはまだこちらに祀られてるはず。
お線香をあげようとして…
うお、マッチ!
マッチなんて何十年触ってないかな。
犬や猫、ハムスターや鳥…
飾られた卒塔婆や水入れなどを見ていると、家族として愛されてたんだなと温かい気持ちになります。
今年の「合祀過去帳」が置いてあったので、ジョーの名前を探してみたら…
ありました。
次は「萬霊塔」へ。
こちらには、ロン、チョビ2号、クロちゃんが眠ってます。
いずれジョーもこちらに。
最期を看取れなかった地域猫たちの魂もきっとみんなと一緒にいるよね…?
今は昆虫葬もやってるんだ。
生き物を慈しむ心に溢れた場所…(*´ω`*)
お参りを済ませたら『神代植物公園』へ。
さて、紅葉の様子はどうかな?
…続く。
ジョーがいなくなって喪失感が半端ありません。
亡くなった直後も、地域猫たちのご飯の準備でついお皿に盛るフードを間違えちゃったり…
どんな悪天候でも待っててくれたジョーの存在が私の餌やりのモチベーションでした。
そして、ジョーがいなくなって主不在となった自転車猫ハウス。
最初、ララァが入ってて、そのうちオジイと一緒に使うようになり、オジイを保護した後は、ララァとジョーが仲良く入るようになり、ララァが行方不明になってからはずっとジョーが使ってくれていました。
ジョー。
新しいブランケット買ってあったんだよ。
ホッカイロも箱買いしたばかりなんだよ。
もうサドルにジョーの足跡がつくことはないんだね…(இωஇ)
ジョーが亡くなったことを、他の餌やりさんやご近所さんにお知らせする貼り紙を、仲間にデザインしてもらって自転車猫ハウスに貼りました。
メッチャ短時間で作ってくれた貼り紙。
すげ〜Σ(ʘ∇ʘノ)ノ
オジイの時に私が作った物とは雲泥の差!
ジョーを心配している全ての人の目に留まりますように。
猫ハウス、誰か入ってくれないかな…
レオ、これからはおまえが何かと心配だし…
入ってみない?
私が仕事を終えて帰宅すると、ジョーはすでに冷たくなっていました。
母が様子を見に行った時にはもう亡くなっていたようです。
私が家を出た時とほぼ体勢が変わっていなかったので、苦しんで暴れたりということはなく、静かに眠るように逝ったのではないかと…
そう思いたいです。
ジョーはずっとヨダレや目やにが酷かったので、顔も体もとても汚れていました。
ジョーの身体をお湯で洗い、顔についたカサブタのような物も出来るだけ拭き取りました。
ガリガリに痩せた骨ばかりのジョー。
浴室でワンワン泣きました。
他の餌やりさんたちが「ジョーとお別れがしたい」と、うちを訪れてくれました。
ジョーという名前ですが実は女の子と知って、ずっと男の子だと思っていた仲間たちが「勘違いの罪滅ぼしに…」と持って来てくれたお花がみんなピンクという…(;^_^A
私が紛らわしい名前をつけたばっかりに…
これからは名前のつけ方はちゃんと考えようと反省…(;◔ᴗ◔;)
棺には、ジョーが大好きで仲良しだったアムロとのツーショット写真も入れました。
顔を撫でながら、みんな「頑張ったね、お疲れ様」と声をかけました。
ジョーは健康面では辛い思いばかりだったけど、生きることを諦めないジョーの頑張りに、いつも私たちの方が元気付けられていました。
ジョーを保護した日はその後雨が降り、気温もまた下がりました。
あのまま知らずにいたら…
冷たい雨に打たれ、濡れたまま、汚れたまま、誰にも見つけられずにいたかと思うと、ギリギリのところで保護出来てよかったです。
そばで看取ってあげられなかったことは悔やまれますが…
ジョーを見つけてくれたおばあさんにもジョーが亡くなったことを伝えたら残念がってくれました。
翌日、霊園からお迎えが来て、ジョーがずっと通ってくれていたメインの餌場をグルッと廻りながら、ジョーを乗せた車はゆっくり去っていきました。
10月19日永眠。
ジョーは火葬され、合同葬で弔いました。
その翌日、新顔レオと折り合いが悪いのか、最近はメインの餌場にあまり来なくなったアムロが珍しく現れ、しかも積極的に私に寄って来たんです。
いつもは遠慮がちに後ろの方にいて、ジョーに「早く早く!」とばかりに呼びにきてもらってたのに…
もしかしたら、ジョーの魂に「たまにはおばちゃんのとこに顔出しなよ」って促されでもした?
ジョーは人間にはいつまでも慣れてくれませんでしたが、仲間の猫は大好きで、いつも頭ゴッツンコしていました。
たまに嫌がられたり、シャーされたりしても、めげずに挨拶していく姿に私たちも癒されていました。
私が餌場に行くと、真っ先に走り寄って来て、仲間達に「来たよ〜」と教えてあげるような猫でした。
4年も付き合って、ちっとも触らせてくれなかった私にも、9月末の調子の良かった頃、私の膝に頭をぶつけて甘えてきてくれた時は嬉しかったな。
ジョー、四十九日が済んだら、オジイが迎えに来るかもね。
もう食べられない辛さも、風邪で苦しむこともないよ。
オジイと元気に走り回ってね。
そして、アムロたちのこと、見守ってあげてね。
ジョー、お疲れ様。
ジョーは、私のメインの餌場で4年くらいご飯をあげている地域猫。
私の自転車猫ハウスの主になり、どんな悪天候の日でも待っててくれました。
元々免疫力が弱いのか、寒くなると毎年、鼻水、くしゃみ、涙、目やにが酷くなり、サプリをフードに混ぜてみたりしてもあまり効果なし。
さらに今年に入ってから口内炎を患い、病院に連れていけない猫のため、ずっと投薬していました。
調子のいい時もあれば、口が痛くて首を振ってヨダレを撒き散らしながら食べたり、全く食べられない日もあったり、数日姿が見えなかったりを繰り返しながら、それでもみんなで何とか食べてもらおうと工夫しました。
9月末頃はとても調子が良く、1週間途切れず通い、ご飯もよく食べ、薬も毎日成功、食べ終われば駆け足でどこかへ去っていき、元気にしていました。
ところが、10月頭に気温が急激に下がった日を境に、また風邪をひいてしまったのか、呼吸音が凄まじく、ご飯も薬も全く受けつけず、それから私の餌やりの時間に現れなくなりました。
夜は猫ハウスで寝ている姿を確認。
それも数日後には見なくなり、他の時間帯の餌やりさんもジョーを見なくなってしまいました。
「もうどこかで亡くなってしまってるかもしれない…」
みんなでどこか諦めの気持ちが生まれ、私も「せめて亡骸だけでも見つけたい」と、餌やりが終わったら、ジョーがいつもいそうだった場所を探してみましたが、そう簡単に見つかるわけもなく…
私が家に帰った直後、いつも棟の庭を手入れしている近所のおばあさんがうちを訪ねてきました。
「今ね、停まってた車が移動したら、その下から猫が出てきてね、足を引きずってて這いつくばってたのよ。ちょっと見に来て」
慌ててキャリーを持って駆けつけると、おばあさんが「そこにいるよ」と指差した草むらにジョーが!
「ジョー!探してたんだよ!」
抱き上げようとしたら、激しくシャーシャー抵抗されましたが、走ったり、そこから逃げることが出来ないようで、バスタオルにくるんで捕獲。
こんなに簡単に捕まえられちゃうなんて、そこまで動けなくなっちゃったの?
急いで動物病院に電話をし、連れていきました。
おばあさんの話だと「この前、ご近所さんも足を引きずった猫にご飯をあげたと言っていた」そうで、足に異常が出てから数日は経ってたようです。
自転車猫ハウスに上がれなかったのもそのせいだったのか…
病院では今後どうしたいか聞かれました。
すでに満身創痍のジョー。
延命は望まず、今の痛みや辛さを軽減させてほしいと言い、先生も私が家でちゃんと看取るという気持ちを確認した上で処置してくれました。
脱水が酷いので皮下点滴、栄養剤、コンベニア注射。
ジョーは全く抵抗することなく、いや、したくても出来ないんでしょう。
ジッと耐えてました。
この時初めてジョーに触れることが出来ました。
普段は毛先1本すら触らせてくれなかったのに。
涙が込み上げました。
処置が終わり、自宅にジョーを連れて帰り、寝かせました。
他の餌やりさんに経緯を伝え、ジョーの様子も動画で報告。
体温が低いから暖かくするように言われましたが、どうも自分でブランケットを剥いでしまう。
でも、寝返りもし、声をかけると普段以上に大きな声で鳴き、お水もシリンジであげようとしたら、自分で頭を上げて容器からガブガブとすごい勢いで飲みました。
ちゅーるは2〜3口舐めただけ。
それでも病院の処置が効いて来たのか、少し元気になったようにも見えて「このまま回復しちゃったりなんかして。3匹飼うとしたらどうしようか」なんて今後の多頭飼いのシミュレーションをちょっとだけ考えちゃったりもして…
ジョーのことは気になりますが、私は仕事に行かなければなりません。
ジョーはゴロゴロ激しく音を立てながら、ジッとしていました。
「ジョー、仕事に行ってくるね。ゆっくり寝ててね」
声をかけて家を出ました。
地域猫の餌やりでいつも通る道。
植物が覆い茂っていて「緑の小径」と勝手に名付けて、お気に入りの道でした。
でも、いずれ解体されるエリアのため、手入れが全くされていないので、伸び放題、荒れ放題でどんどん道が狭くなってきて、とうとう人が通るには厳しいほどに…(ll꒪ᗜ꒪ll)
仕方なく遠回りして逆側から入るようになって…
このまま道と呼べる道がなくなっちゃうんじゃ…と思っていたら、さすがに役員や有志の方々が刈り取り作業してくれて、スッキリすぎるくらいスッキリに。
「緑の小径」じゃなくなったのは残念だけど、遠回りしなくてすむようになったのはありがたいやね。
猫たちは隠れる場所が減って残念がってるかな (;^_^A
去年の夏頃から急に現れたレオ。
片目が白濁していて、身体も汚れている。
高齢なのかな。
捨てられたのかな。
とにかくビビリでなかなかお目にかかれない。
やっと私の餌やり時間でも、駐輪場の鬱蒼とした植物の中に潜んでるのがわかり、毎日通うように。
フードの準備をしていると、雑草の陰から姿を現し、私が離れるとようやく食べ始める。
そんなこんなで、他の餌やりさんとも連携して餌やりに通っていたけれど、そこの駐輪場は建物の解体で瓦礫の山に。
解体された駐輪場前のパーキングに移動したので、そこに餌やりに通うも、そこもすぐ解体され…
この地域に慣れていないレオ、居場所がなくなって、これからどうなっちゃうの…?
と心配していたら、うちの前の棟の周辺に移動して来ていました。
猫が多い場所だから、餌やりさんも多いし、ちょっと安心。
でも、それ以降、滅多に会えず、会えても草木に潜んだままで、フードを置いても食べてくれず。
他の猫にあげてると、横取りしようとするのに。
いろいろ難しい猫でした (lll´д`lll)
そのうち、いつも私がメインであげている餌場に現れるように。
他の猫とも特に仲が悪いわけでもなさそう。
ここの猫たちはみんな穏やかだからね (,,>᎑<,,)
極度のビビリなので、フードをあげようとしても逃げちゃったりするけど、少しずつこの場所に慣れてきて、今ではどんなに暑い日でもほぼ皆勤で待っててくれています。
他の時間でも寝転がってたりしていて、常に茂みの中に身を潜めてばかりいた頃が嘘のよう。
とりあえず毎日様子がわかるようになってホッとしています。
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自治体から「警戒レベル3」発令のラインが来たりして、かなりドキドキしていましたが、先ほど解除され、うちの地元は今のところ、台風の大きな被害はなく。
今朝は、土砂降りの中、ジョーとユキオとレオが待っててくれました。
きっといないだろうと思っていたので、必要最低限の荷物しか持って行かなかったのに、ジョーもレオも食べる食べる。
ジョーは口が痛そうで可哀想でしたが、食べ散らかしながらも、ほぼ完食。
まだ食べたそうにしてたけど、今日はもうフードは全部使っちゃったのよ。
レオも不服そうに見つめてくる。
ごめんね〜
いや、でも結構な量、食べたぞ!?(ll꒪ᗜ꒪ll)
屋根があるにもかかわらず雨漏りがひどいので、私も猫たちも濡れる濡れる。
屋根なんかあっても意味がない。
明らかに設計ミス。
せめて猫たちの雨宿りの役には立ってくれや!(๑`н´๑)
夕方も別の餌やりさんが、私が行けなかったエリアで雨がやんだ隙にご飯をあげてくれたようで一安心。
今は少し風が強くて雨が吹っかけてるけど、明日にはまた馴染みの子たちの元気な姿が見られれば…
つーか、ノロノロ台風、早く過ぎてくれ!٩(*≧ω≦*)۶
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