映画を観てきました!
『あのコはだぁれ?』
去年公開の『ミンナのウタ』と繋がりのある作品。
これから観に行く予定の方はここまでで!
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内容は違えど、恐怖描写の見せ方は、ほぼ『呪怨』
不気味な一軒家、異常な殴り書きのノート、同じ言葉を何度も繰り返す、そしてまさかの「としお」
清水監督は「としお」が好きなんだなぁ。
もう散々、清水監督のホラーを見尽くしてしまっているので「あ、ここで車に轢かれるな」とか「あ、後ろに飛び降りてくるな」とか、なんとなく先読み出来ちゃうのがファンとして申し訳ないというか…(;◔ᴗ◔;)
ただ『ミンナのウタ』から繋がってる「あのコ」=高谷さな。
この子の目的がイマイチ理解出来ず。
探偵が「恨みとかそういうのがないから厄介だ」的な発言してて、まぁ確かにそうなんだろうけど、歌を歌う…というか作る?ことにそこまで執着してるようにも思えないし、人の最期の音を聞きたいと思うようになった経緯もわからず、あげくには自分の最期の声を自ら録音するって…
何がしたかったのかな。
で、30年後の現代に再び現れて…
う〜ん、ホラーはストーリーよりもとにかく怖がらせてくれればいいと思う主義だけど、あまりにさなの行動や思考があやふやで…
伽倻子みたいに「私の家に入ってきた者は何人たりとも生きて返さぬ」というシンプルな理由が明確ならいいんだけど。
としおは1回目の最期の声収録に失敗したのか?
だって生きてて普通の青年になってたし。
だったらせめて、生きてる側のハッピーエンドで終わってほしかったなぁ。
主人公があんなに頑張って、さなの母親もさなを道連れにしたかのようにして息を引き取って、これで一件落着って思ったのに。
呪われた人の中で主人公だけ助からなくて、他は生きてた意味は…?|li(σ・ω・`;)il|
なんでなんで?
どこにその違いがあった?
さなの母親も死に損?
もう「呪いは終わらない」パターンは飽きました。
ラストが綺麗に終わってくれてたら、さなの支離滅裂な呪い方も大目に見られたのに (;^_^A
終演後、トイレでは女子中学生くらいの子が「もう家に帰るまでが怖いよ〜」と泣きそうでした。
客席も10代の子ばっかりだったなぁ。
ホラーを見慣れてない世代には確かに怖いだろうね。
私だって初めて『呪怨』を観た時は半狂乱だったもんな(←当時30代)
純粋に怖がれたあの頃が懐かしい…(⁎ꈍωꈍ⁎)
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