映画を観て来ました!
『碁盤斬り』
新宿駅西口にデッカイ広告が貼り出されていて、何の広告かずっと知らなかったんですよね。
渋い浪人風の男が草彅剛くんで、この映画の宣伝広告だとわかったの、だいぶ後になってから。
いつもその前を通ってたのに。
そういえば、女性がよく写真撮ってたっけな〜
この作品の主人公が「柳田格之進」
え、落語の!?
深川とっくり座さんの舞台でも観たことがあるし、斎藤工さんや清原果耶ちゃんも出てるから、ちょっと興味が湧きまして。
これから観に行く予定の方はここまでで!
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古典落語「柳田格之進」に、復讐劇を盛り込んだ時代劇。
ちょっと「文七元結」を思わせるような場面も。
囲碁は全くわからず、映画を見ていてもさっぱりルールはわからない。
囲碁って碁石の状況に「生きる」「死ぬ」って言葉を使うんですね。
なんとなく、この時代、常に「生きるか死ぬか」の選択を迫られる武士の生き様と重なって見えました。
蝋燭の明かりのみで照らされる夜のシーン。
囲碁を打つのも、チャンバラも、あの暗さの中では大変だなと思いつつ、リアルな陰影で緊張感が引き立った気がします。
「正々堂々」の生き方が、時には人を不幸せにし、自分自身をも生きづらくする。
人生は碁石のように黒か白かだけではないんだなと思わせる作品でした。
草彅くんの、静の佇まいと、動の感情表現が見事。
清原果耶ちゃんの、町娘風ではあってもあくまで武士の娘という凛とした美しさと強さも素敵でした!.。.:*・'(,,>᎑<,,)’・*:.。.
なんだか、かつてアイドルだったつよぽんに成人した娘がいて、キョンキョンも置屋の女将か〜と思うと、ちょっと年月の経過に感慨深いものが…(⁎ꈍωꈍ⁎)
落語の演目ではタイトルが「柳田格之進」の他に「碁盤割り」っていうのもあるんですね。
噺家によってもだいぶアレンジされて、いろんなパターンの話があるみたいだけど、タイトルとしては「碁盤斬り」がカッコいいね!(๑≧ꇴ≦๑)
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