手縫い糸で裾まつりなどをしていると、だんだんと撚りが戻ってきたりしませんか
撚りは戻しながら縫い進めていかないと 糸割れがおこり絡んできて縫いが汚くなってきますよね。
大抵は 作品に糸の付いたままの針を引っ張って右よりか左よりで撚りを加えて
元の撚りに近い状態以上に撚りをかけて縫い進めます。
通常の手縫い糸だと右きき用に撚りがかけてあるため、
左利きの人では、反対に撚りが強くなり、くりくりになったりしませんか
そのときは、撚りを戻して元の状態と同じくらいまで戻しますね、
工場では、なるだけ時間のかかる手縫いの箇所は少なくして縫製しますが
どうしても 手縫いに頼るところがあります。
これってミシンのオペレーターでは、苦手というかできない人が多いのですね。
ミシンはmax5000で使えるのですが・・・話がそれました💦
工場製品では、まつりの場合市販の手縫い糸は使わず、ミシン糸をつかいます。
その方が、丈夫できれいな目になるから(経費の負担にもならないし)
纏り糸とミシン糸とでは、糸の撚り方向が違うことが多いのです。
だから
撚りの加え方は 使っている糸の撚りを指先で回してみて、方向を確かめると良い
あと、手のひらを使って元の撚りにしていきます。
さて、ここでは、ミシン糸で ボタン付け 鎖ループを作る糸を撚ってみます。
過去の記事に写真があります。
[作り方]
60番のミシン糸を4本を撚って1本にします。
計算によると60÷4 で 15番の太さになるはず💦
2mの長さで2本カット 2つに折って2本ずつ ミシンの撚りと同じ方向に撚りを強くするように
くりくりになる手前まで2本とも撚ったら
今度はその2本を一緒にして反対に撚る(撚る回数は半分になる)
平均にきれいに撚れたら 使用OK!
こちらの過去に記事の方が分かりやすいかも
・×祭り 〇纏り
貧しい小学生のころ「まつり」は「祭り」
「身揚げ」は「土産」
だと思っていた。どうでもいいか(^'^)