ボタン付けに使用する糸の種類 うちではキングと帝人を使用します。 左:ハイスパン細口ボタン付け糸 中:ハイスパンボタン付け糸 右:シルコート シルコートは、若干シルキーな風合いがあるようです。 素材はいずれもポリエステルのスパン(短繊維)になります。 フィラメント(長繊維)ですと、すべりがよすぎて、ボタン付けには不向きになります。 ボタン付け糸ではボタンを付けたり、カギホック・スナップを付けたり、セッパを編んだりもします。 ハイスパン細口ボタン付け糸は、細いので、シャツやブラウスなど薄物のボタン付けに使用します。 ボタン付けは 20/3 とか 30/2 とか (Z) とかの記号が記されています。 これは何を意味するかというと、 20/3 は 3本の繊維束で 20番の太さに撚ってあります。 30/2 は 2本の繊維束で 30番の太さに撚ってあります。 番手は 大きくなるほど細くなります。 デニールという繊維の単位もありますが、これは大きくなるほど太くなります。ストッキング等でおなじみですよね。 通常、縫製工場関係のミシン糸などは、番手で表示されています。 (Z) は繊維の撚り(より)の方向です。 Z撚り と S撚りがありますが、このボタン付け糸は Z撚りになっています。 縫っているうちに撚りが戻ってしまうのは、針を回転させているためです。 昔から、右撚り 左撚りという定義もあったんですが、これは、見解の違いがあります。 Z撚りとS撚りといった方が意思の疎通ができるようです。 平糸からどのようにすれば糸ができるかは、次回・・・ |
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ありがとうございます。
質問よろしいでしょうか?
カード糸には太口、細口とよく書いてあります。
あれはどういうことか教えて欲しいです。
太口・・・20番の太さ
細口・・・30番の太さ
と、カードに書いてあります。