ジーンズとか車のシートなどは、普通のミシンより倍大きな釜のミシンを使います。
デリケートな婦人服ばかりやってると、倍釜ミシンはかなりゴッツイですね。そのミシンにはこんなボビンが使用されます。一部ですが、紹介します。
普通のボビン（左上）は直径21mmほどになりますが、左下の倍釜用のボビンは25mmほどになります。4ｍｍ違うとかなり大きくなりますね。さらに大きな右下のボビンは直径28ｍｍほどになります。大釜ミシンのボビンです。
工業用ミシンのボビンは、大きさもいろいろあるんですが、形もいろいろですね。
工業用ミシンのボビンには、この他に３倍釜やらなにやらかにやらと多くの種類があります。よく確認して購入しないと、微妙な大きさの違いで使えないこともありますので、ご注意くださいね。
婦人服布帛みたいに高速運転が多いときには、アルミボビンを使います。釜の中で引っかかりなく、スムーズに回うように溝はないものを使います。アルミですので、高速回転でも釜の中で高温になったりしません。ただ、アルミボビンは変形しやすので、乱暴に扱えません。ドライバーなんかで、デコの原理を使ってこじっていたら、すぐに変形してしまいました。元に戻せません 
焼き入りボビンは重たいので、高速運転される方は避けた方がいいかも・・・鉄ですので、熱くなりますが高温に耐えますし、変形したりせずに丈夫です。磁石にくっつきますので、落としても大丈夫？
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