ご無沙汰しています。読者の皆さん、元気ですか。
もうしばらく更新ができてないので、忘れられてしまったかもしれません^^;
いろいろと身の回りがゴタゴタしてまして、なかなか自分の時間を確保するのが難しい状況にあります。PCに向かうのも限られた時間なので、思うように気になっていることを進められないジレンマにちょっと陥っています。でも、仕方ないので、「今できることをとにかくやろう」と考えながら毎日を過ごしています。
ところで、随分と久しぶりだったのですが、ふと四柱推命白帯を開いて身近な人の命式を観たときに、「あれ、なんかおかしい・・・」と気が付きました。
で、よくよく見てみたら、喜忌の出方が他の人と同じで変化がない。
あれー、と思ってコードを見ても別に問題はなく、何がダメなんだろうと疑問に思っていたら、なんのことはない、単にデータをまとめてあるシートに、喜忌を出す前段階の五行力量のランク付けをする数式を入力してなかったのでした・・・。
このミスは、四柱推命白帯の通常版(今UPしてあるのはVer.0.841β3)のほうのみで、別法版のほうは、きちんと入力してありました。数式自体は同じなのでコピペしたつもりでいたんですが、見た目の数値だけがコピーされて肝心の数式が入ってなかったようです。昨日、それに気が付いて、手動で入力しました。
一応、それでその部分の修正はできたと思うんですが、まだ他にも気になる箇所があるので、もう少し手入れしてから更新したものをアップロードしようと思います。
たぶん、ご自身の命式などで表示された喜忌判定をみて「変だ」と思われた方もいると思います。すみませんm__m
せっかくなので、もう少し書きます。とりあえず三点。
最近まで四柱推命のことは放ったらかしだったので気に留めてなかったし、今までの不審にも思ってなかったのですが、今手直ししながら蔵干について考えを改めなければいけないかも、と思い始めています。
現在、”白帯”には余気・中気が満載の月律分野蔵干表によるものと、十干を等分に配当する方式を選択できるようになっています。で、今までの僕は前者の蔵干表を用いることが多かったのですが、この頃、自分の身の回りで起きていることを考えたり、改めて過去の事象を考えたりしてみると、実際には後者の蔵干表のほうがいいような気がしたのです。
で、気になってしまうと調べなくては気が収まらず、あれこれ配当を変えたりして試してみましたが、結局、均等分割する方式で良いのかも、という結論に落ち着きつつあります。
思えば、最初に白帯を作り始める前にこの問題に取り組んだときに、もっと突っ込んでみるべきでした。色々疑問点はあったのですが、あまり深くは追求してこなかった。これらの方式の違いは白帯の中ではあちこちに影響してくるので、結構、重要な部位です。
もし、黄経の均等分割方式で良いのなら、非常にスッキリしたものであるため、世界規模に四柱推命を適用する際にも、変更なしに使えるんじゃないかと思います。これ以上にない明快さがあるためです。ただし、月や季節の切り替わり、特に土用の期間については、デジタル式に秒単位や1分の違いでカチッと変わるものでもない(=影響力はアナログ的な面がある)ので、その辺の融通性は持たせる必要はありそうです。
もう一点。
いわゆる”余計なもの”として排除される傾向にある要素たちについて。
たとえば、十二運、納音、貴人神殺、刑破害、タイムスケールの異なる通変同士の関係性といったことです。
これらについては、取捨選択すべきだが必要なものは必要とみる人もいるし、全く否定される人もいます。個人的な見解はHP(CIの保管庫)に書いてますが、初心者こそ、こういうものに捉われないで、本道を行くべきじゃないかと思っています。
ある程度の実力や見識が身についた後で、改めて必要なものもあると自分が判断すれば取り入れればいいだろうし、どれも不要とするのならそれを通せばいいのではないでしょうか。
僕の場合、今は研究の理由から表示させて参考程度に見ていますが、特にこだわっているわけでもありません。たぶん、なければないでも個人的にはいい気もします。
で、ソフト的にはこうした要素を除外すれば、もっと軽量化&スッキリ化&高速化できると思うので、いったん、今の自分が採用している方式をベースに、簡易版を作成しようかなと考えています。
ただ、そうなると通常版には栄枯盛衰グラフがあるので、ちょっと厄介です。
このグラフは通変同士の関係性と十二運を数値に置き換えたものを描写しているので、これをなくすと、「三柱でどこまで読めるか?」という通常版の方針にそぐわなくなってしまうからです。
(これ、誤解を招かないように書きますが、三柱でOKと言っているわけではありません。基本は四柱。でも、それがどうしても分からない場合に、一応の目安や参考として見れるレベルのものを作りたいわけです。)
そんなわけで、とりえあず今考えているのは、納音・貴人神殺はなくしてもいいだろうと。
刑破害については、時々事象的に合うように思うこともあって保留状態ですが、思い切って言えば、たぶんこれらも除いても構わないと思う。これらにこだわって当てもの的な考え方をするよりは、もっとちゃんと思考したほうがいいんじゃないかと思います。
それから通変同士の関係性ですが、正統の四柱推命を自称される方は否定されてたりしてますが、個人的には、改良さえできれば結構有用なものになると思っています。
もちろん、この関係性の背景には、通変星を吉星と凶星に大別する古典的見方があるので全面的に同意するわけにはいきませんが、これを現代を生きる人に適用できるように作り変えられれば、バッサリと切り捨てるわけにはいかなくなるだろうと考えます。
僕のポリシーとして「解釈は自分で行う」というのがあるので、白帯には解釈文を用意せず、単に力量を数値化した便宜的なグラフを出すに留めています。しかし、意味を数値化することは本来的に困難な作業であり、現実には正確な値を設定することは不可能です。
基本的に、数値化というのは多くの人の経験や様々な事象の一般化、あるいは平均化に基づくものなので、個々の特性においては設定した数値に見合わないケースも出てきます。また、設定する僕自身の考察不足やデータ総数の不足に起因する場合もあります。そうしたことから、一見、グラフの数値と現実の幸不幸が合わないように思えても、意味の上では理が通っていることもあり、単純に見た目に惑わされないように気をつける必要があります。
加えて、これには先に挙げた蔵干表や十二運の選択も根底に横たわっているので、一筋縄ではいかない問題です。できれば、蔵干も十二運も”これで間違いない”というのが確認できるといいんですが。
あと、もう一点。喜忌の判定方法について。
これについては、まだ未解決の問題点を幾つも残したままになっています。
それに、外格における再反転などの創作した判定方法も入れている状態なので、更なる検証が必要です。
判定の基準としているデータ=身の強弱や極端(偏向)性などが正しいかどうか、――そもそも五行の力量判定の仕方に大きな間違いはないか(これには支合・冲・干合といった話も関係してくるので複雑・・・)、蔵干を力量に含めるか否か、格の定義や設定値自体の問題など、結構あります。
実は、前々から相性のためのソフトを作ろうかと思っているんですが、まず個人の命式読解がきちんとできなくてどうする、みたいな想いがあるので実現できてません。たぶん、五行の総合的な比較とかは現時点でも可能だと思いますが、それだけじゃなーって感じで^^;
ともかく、今はこれを書くよりは、早いところ修正版をUPすべきだと思うので、早速これから取り組みます。明日~数日以内には出す予定です。
もうしばらく更新ができてないので、忘れられてしまったかもしれません^^;
いろいろと身の回りがゴタゴタしてまして、なかなか自分の時間を確保するのが難しい状況にあります。PCに向かうのも限られた時間なので、思うように気になっていることを進められないジレンマにちょっと陥っています。でも、仕方ないので、「今できることをとにかくやろう」と考えながら毎日を過ごしています。
ところで、随分と久しぶりだったのですが、ふと四柱推命白帯を開いて身近な人の命式を観たときに、「あれ、なんかおかしい・・・」と気が付きました。
で、よくよく見てみたら、喜忌の出方が他の人と同じで変化がない。
あれー、と思ってコードを見ても別に問題はなく、何がダメなんだろうと疑問に思っていたら、なんのことはない、単にデータをまとめてあるシートに、喜忌を出す前段階の五行力量のランク付けをする数式を入力してなかったのでした・・・。
このミスは、四柱推命白帯の通常版(今UPしてあるのはVer.0.841β3)のほうのみで、別法版のほうは、きちんと入力してありました。数式自体は同じなのでコピペしたつもりでいたんですが、見た目の数値だけがコピーされて肝心の数式が入ってなかったようです。昨日、それに気が付いて、手動で入力しました。
一応、それでその部分の修正はできたと思うんですが、まだ他にも気になる箇所があるので、もう少し手入れしてから更新したものをアップロードしようと思います。
たぶん、ご自身の命式などで表示された喜忌判定をみて「変だ」と思われた方もいると思います。すみませんm__m
せっかくなので、もう少し書きます。とりあえず三点。
最近まで四柱推命のことは放ったらかしだったので気に留めてなかったし、今までの不審にも思ってなかったのですが、今手直ししながら蔵干について考えを改めなければいけないかも、と思い始めています。
現在、”白帯”には余気・中気が満載の月律分野蔵干表によるものと、十干を等分に配当する方式を選択できるようになっています。で、今までの僕は前者の蔵干表を用いることが多かったのですが、この頃、自分の身の回りで起きていることを考えたり、改めて過去の事象を考えたりしてみると、実際には後者の蔵干表のほうがいいような気がしたのです。
で、気になってしまうと調べなくては気が収まらず、あれこれ配当を変えたりして試してみましたが、結局、均等分割する方式で良いのかも、という結論に落ち着きつつあります。
思えば、最初に白帯を作り始める前にこの問題に取り組んだときに、もっと突っ込んでみるべきでした。色々疑問点はあったのですが、あまり深くは追求してこなかった。これらの方式の違いは白帯の中ではあちこちに影響してくるので、結構、重要な部位です。
もし、黄経の均等分割方式で良いのなら、非常にスッキリしたものであるため、世界規模に四柱推命を適用する際にも、変更なしに使えるんじゃないかと思います。これ以上にない明快さがあるためです。ただし、月や季節の切り替わり、特に土用の期間については、デジタル式に秒単位や1分の違いでカチッと変わるものでもない(=影響力はアナログ的な面がある)ので、その辺の融通性は持たせる必要はありそうです。
もう一点。
いわゆる”余計なもの”として排除される傾向にある要素たちについて。
たとえば、十二運、納音、貴人神殺、刑破害、タイムスケールの異なる通変同士の関係性といったことです。
これらについては、取捨選択すべきだが必要なものは必要とみる人もいるし、全く否定される人もいます。個人的な見解はHP(CIの保管庫)に書いてますが、初心者こそ、こういうものに捉われないで、本道を行くべきじゃないかと思っています。
ある程度の実力や見識が身についた後で、改めて必要なものもあると自分が判断すれば取り入れればいいだろうし、どれも不要とするのならそれを通せばいいのではないでしょうか。
僕の場合、今は研究の理由から表示させて参考程度に見ていますが、特にこだわっているわけでもありません。たぶん、なければないでも個人的にはいい気もします。
で、ソフト的にはこうした要素を除外すれば、もっと軽量化&スッキリ化&高速化できると思うので、いったん、今の自分が採用している方式をベースに、簡易版を作成しようかなと考えています。
ただ、そうなると通常版には栄枯盛衰グラフがあるので、ちょっと厄介です。
このグラフは通変同士の関係性と十二運を数値に置き換えたものを描写しているので、これをなくすと、「三柱でどこまで読めるか?」という通常版の方針にそぐわなくなってしまうからです。
(これ、誤解を招かないように書きますが、三柱でOKと言っているわけではありません。基本は四柱。でも、それがどうしても分からない場合に、一応の目安や参考として見れるレベルのものを作りたいわけです。)
そんなわけで、とりえあず今考えているのは、納音・貴人神殺はなくしてもいいだろうと。
刑破害については、時々事象的に合うように思うこともあって保留状態ですが、思い切って言えば、たぶんこれらも除いても構わないと思う。これらにこだわって当てもの的な考え方をするよりは、もっとちゃんと思考したほうがいいんじゃないかと思います。
それから通変同士の関係性ですが、正統の四柱推命を自称される方は否定されてたりしてますが、個人的には、改良さえできれば結構有用なものになると思っています。
もちろん、この関係性の背景には、通変星を吉星と凶星に大別する古典的見方があるので全面的に同意するわけにはいきませんが、これを現代を生きる人に適用できるように作り変えられれば、バッサリと切り捨てるわけにはいかなくなるだろうと考えます。
僕のポリシーとして「解釈は自分で行う」というのがあるので、白帯には解釈文を用意せず、単に力量を数値化した便宜的なグラフを出すに留めています。しかし、意味を数値化することは本来的に困難な作業であり、現実には正確な値を設定することは不可能です。
基本的に、数値化というのは多くの人の経験や様々な事象の一般化、あるいは平均化に基づくものなので、個々の特性においては設定した数値に見合わないケースも出てきます。また、設定する僕自身の考察不足やデータ総数の不足に起因する場合もあります。そうしたことから、一見、グラフの数値と現実の幸不幸が合わないように思えても、意味の上では理が通っていることもあり、単純に見た目に惑わされないように気をつける必要があります。
加えて、これには先に挙げた蔵干表や十二運の選択も根底に横たわっているので、一筋縄ではいかない問題です。できれば、蔵干も十二運も”これで間違いない”というのが確認できるといいんですが。
あと、もう一点。喜忌の判定方法について。
これについては、まだ未解決の問題点を幾つも残したままになっています。
それに、外格における再反転などの創作した判定方法も入れている状態なので、更なる検証が必要です。
判定の基準としているデータ=身の強弱や極端(偏向)性などが正しいかどうか、――そもそも五行の力量判定の仕方に大きな間違いはないか(これには支合・冲・干合といった話も関係してくるので複雑・・・)、蔵干を力量に含めるか否か、格の定義や設定値自体の問題など、結構あります。
実は、前々から相性のためのソフトを作ろうかと思っているんですが、まず個人の命式読解がきちんとできなくてどうする、みたいな想いがあるので実現できてません。たぶん、五行の総合的な比較とかは現時点でも可能だと思いますが、それだけじゃなーって感じで^^;
ともかく、今はこれを書くよりは、早いところ修正版をUPすべきだと思うので、早速これから取り組みます。明日~数日以内には出す予定です。
でも、そうしたほうが素敵だということなら、考えておきますね。要望が多ければそういうバージョンもいつか作るかもしれません。
四柱推命の栄枯盛衰グラフでお聞きしたいことがあります。このグラフの中で橙色と青色のゆるやかな波線は何を表していますか?
説明も一通り目を通したのですが、よくわからなかったので、コメント欄からで失礼ですが、教えていただけましたら幸いです。
四柱推命は細かいことはわからないですが、こういう形で大まかな運気の流れがわかりますととても参考になります!
「栄枯盛衰グラフのこと」
http://blog.goo.ne.jp/creative_imagination/e/08cf1f6ae17ec8470033f1252d148ac7
それと、易とサビアンについては国内外を問わず研究する人が少ないのか、あまり目立った動きがないようで、ちょっとさびしいです。
一緒に研究する人とか話ができる人が増えると嬉しいなと思っています。易の世界は奥が深くて大変ですけど、それだけ面白味があります。年を重ねるに連れて理解を深めていけたらいいなと思っています。
易でも四柱推命でも、また気軽に話しかけてくださいね^