With the I Ching

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迎春(2012年、年初のご挨拶)

2012-01-05 18:33:18 | 日記/随筆

2012年が始まりました。

旧正月や立春を起点とする(※)と壬辰年の始まりはもう少し先ですが、ひとまず年初のご挨拶を申し上げます。

どうぞ今年も宜しくお願い致します。

 

(※)年始の起点

時々、年輩の方でも西暦の1月1日から年干支が変わると誤解している方がいますが、そうではありません。

一般的に年干支の切り替わりは、立春もしくは旧正月を迎えてからです。

なお、2012年の場合は立春に先立って旧正月があり、

立春は2月4日(恒気法では6日)、旧正月の元日は1月23日の癸未の日となっています。

 

昨年は、ニュージーランドのクライスト・チャーチの大地震に始まり、

日本には東日本大震災とそれに続く原発事故(放射線汚染)の問題、

タイには例年にないほどの大洪水の被害が、

ヨーロッパには、ギリシャの財政危機に端を発するユーロ圏の動揺、

そして、アメリカのウォール街から拡大していったオキュパイ運動や、

「アラブの春」における民衆デモ。さらには独裁とされる国々の政権が倒されました。

また、アフリカのスーダンも南北に分かれ、南スーダンとして独立。

年末には北朝鮮のトップの死去と交代劇。

ミャンマーでも、わずかな期間に政情が目まぐるしく変わり始めています。

・・・書き出せば枚挙に暇がないほど出てきそうですが、とにかく激動の1年でした。

 

いい意味でも悪い意味でも、物事の真相が明らかになってきているようですが、

世界そして地球自身が大きな変貌を遂げようとしている今、ただ流れを傍観しているだけでは済まなくなっています。

僕ら一人ひとりが積極的に希望の光を求めて、団結してよりよい流れを生み出す時が来ているのだと思います。

さて、今年2012年は一体どんな年になるのでしょうね?

――いえ、ここはあえて「どんな年にしたいですか?」と尋ねます。受け身ではでなく、アクティブに。

 

もはや偉大な救世主(Savior=メシア)を待望する時代は終わりました。

今や現代に生きる一人ひとりが救世主の細胞です。各自が世界を救う力を少しずつ持っている。

どんな生き方をしているかや年齢に関係なく、「それぞれができることをやる」ことで世界に明るさが増してゆく。

ただ単にYES/NO的な二元論で賛成したり反対するだけではなく、

現状と将来とを見据えて、新しいパラダイムを提示していくことが大切です。

これからどんな時代にしたいのか、どんな世の中に生きていきたいのか、

そうしたヴィジョンを基にした新しい社会システムを模索し、創造していくことが未来への鍵だと思います。

さあ、あなたはどんな世界に住みたいですか?

 

"When you walk through a storm, is it true you shouldn't be afraid?"
(暴風の中を歩いているとき、こわがる必要はないって ほんとかな?)

"Not if you have hope.."
(希望があればね・・)

"Why do they say, "You'll never walk alone"?"
(どうしてみんな言うの 「あなたは一人ではない」って?)

" If you're lucky, your dog will be with you.."
(運がよけりゃ、犬がついてるさ・・)

[A Peanuts Book featuring Snoopy - snoopy has pneumonia -(15巻)] 1994年6月15日分より

 


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