2012年が始まりました。
旧正月や立春を起点とする(※)と壬辰年の始まりはもう少し先ですが、ひとまず年初のご挨拶を申し上げます。
どうぞ今年も宜しくお願い致します。
(※)年始の起点
時々、年輩の方でも西暦の1月1日から年干支が変わると誤解している方がいますが、そうではありません。
一般的に年干支の切り替わりは、立春もしくは旧正月を迎えてからです。
なお、2012年の場合は立春に先立って旧正月があり、
立春は2月4日(恒気法では6日)、旧正月の元日は1月23日の癸未の日となっています。
昨年は、ニュージーランドのクライスト・チャーチの大地震に始まり、
日本には東日本大震災とそれに続く原発事故(放射線汚染)の問題、
タイには例年にないほどの大洪水の被害が、
ヨーロッパには、ギリシャの財政危機に端を発するユーロ圏の動揺、
そして、アメリカのウォール街から拡大していったオキュパイ運動や、
「アラブの春」における民衆デモ。さらには独裁とされる国々の政権が倒されました。
また、アフリカのスーダンも南北に分かれ、南スーダンとして独立。
年末には北朝鮮のトップの死去と交代劇。
ミャンマーでも、わずかな期間に政情が目まぐるしく変わり始めています。
・・・書き出せば枚挙に暇がないほど出てきそうですが、とにかく激動の1年でした。
いい意味でも悪い意味でも、物事の真相が明らかになってきているようですが、
世界そして地球自身が大きな変貌を遂げようとしている今、ただ流れを傍観しているだけでは済まなくなっています。
僕ら一人ひとりが積極的に希望の光を求めて、団結してよりよい流れを生み出す時が来ているのだと思います。
さて、今年2012年は一体どんな年になるのでしょうね?
――いえ、ここはあえて「どんな年にしたいですか?」と尋ねます。受け身ではでなく、アクティブに。
もはや偉大な救世主(Savior=メシア)を待望する時代は終わりました。
今や現代に生きる一人ひとりが救世主の細胞です。各自が世界を救う力を少しずつ持っている。
どんな生き方をしているかや年齢に関係なく、「それぞれができることをやる」ことで世界に明るさが増してゆく。
ただ単にYES/NO的な二元論で賛成したり反対するだけではなく、
現状と将来とを見据えて、新しいパラダイムを提示していくことが大切です。
これからどんな時代にしたいのか、どんな世の中に生きていきたいのか、
そうしたヴィジョンを基にした新しい社会システムを模索し、創造していくことが未来への鍵だと思います。
さあ、あなたはどんな世界に住みたいですか?
"When you walk through a storm, is it true you shouldn't be afraid?"
(暴風の中を歩いているとき、こわがる必要はないって ほんとかな?)
"Not if you have hope.."
(希望があればね・・)
"Why do they say, "You'll never walk alone"?"
(どうしてみんな言うの 「あなたは一人ではない」って?)
" If you're lucky, your dog will be with you.."
(運がよけりゃ、犬がついてるさ・・)
[A Peanuts Book featuring Snoopy - snoopy has pneumonia -(15巻)] 1994年6月15日分より
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