12月25日(金)に発売されたan・an No.1985の中に掲載されています。
僕自身は30日(水)の発売と思い込んでいたので、告知が遅れてしまいました。
関心のある方は買っていただいて、日々の参考にしてもらえると執筆者としてはとても嬉しいです。
ちなみに編集部の方によると、今回でこの「完全暦生活」(このネーミングは言い過ぎだとは思いますが)は終わりかも、とのことでした。
それでも、僕としては年間通して書かせていただけて本当にありがたい経験でした。これを書くために根を詰めたことも度々でしたが、家族の配慮や、メール等で励まして下さる方たちのお陰で頑張ることができたと思います。
暦からはいろんな情報が引き出せますが、個人レベルではなく、ある程度、集団的なスケールで文章を書く場合、ある人には当たるがある人には当たらないということが必然的に起きてきます。それを分かった上で、むしろ集団性を意識した暦の活かし方ができないかと模索したり、個人として集団スケールの流れを感応できる人向けにその時々での指針を提供できないか、などと考えながら書いていました。
ところで、28宿ですが、最初の企画段階では27宿とどっちを採用するかという話が出ました。密教占星術(宿曜)を知っている方にとっては「27宿一択でしょ」と言われるかもしれませんが、一応「一般的な暦に沿って」との方針でしたので28宿を使うことに決まりました。この場合、古代の天文学的な月や惑星たちの宿舎ではなく、日の十二支と七曜とで配当される方式です。
六曜にしても「確かな根拠などない」とされて迷信として扱われていますが、それはそれでもいいんです。
大事なことは、どんなキーワードがその日に出てきていて、それをどんな意味合いのメッセージとして自己解釈するかにある、と僕は思っています。
たとえば28宿の角宿の日でも、宿曜(27宿)でいうような実際の月の位置とはかけ離れていたりします。それでも、これを読む人が自分なりにヒラメクものがあれば、それを役立てるようにすることで何かを変えていくことができるはずです。暦そのものの信憑性も確かに大事ですが、自分自身を信頼して、そこに示されるメッセージを見つけたり、物事を意義あるように使うのもまた価値あることだと思います。
いつも暦とにらめっこして生きる必要もありませんが、ふと気になった時に、そこから発せられているメッセージをどう受け止めるかで未来は変化するでしょう。もちろん、暦情報を使うも使わないも各自の自由ですし、仮に読んだとしてもすっかり忘れてしまうこともあると思います。でも、もし普段の生活のなかで「あっ」と思い当ることがあれば、もう一度読み返してみて、それを自分の現状に置き換えて考えてみてください。
もし、開運というものがあるなら、そうした自発的な取り組みがキッカケになると思います。特に、感じ取った(読み取った)メッセージを自分や周りにとってポジティブな形で反映できたら、それは間違いなく好ましい運気や、素晴らしい縁を引き寄せる因子になってくれるはずです。
さて、ここからは余談なんですが、実はあまり健康状態がよくなかったこともあり、秋口からマルチビタミン剤を飲み始めました。
もう長いこと爪がフニャフニャして缶のプルタブも満足に開けられない状態でしたが、たまたまカルシウム(+マグネシウム+ビタミンD)のサプリを継続してみたら、一か月後くらいには爪の状態は改善されていて、だいぶ強くなっていました。ただ、カルシウム関連だけを摂取していても他の面では不十分なんだろうと思い、ドラッグストアでちょっと高めのマルチ系サプリメントを購入し、毎日律儀に飲んできました。
一錠が大きすぎて半分に割ったりしながら飲まなきゃならないのが厄介でしたが、3か月が過ぎる頃からようやく飲み方のコツがわかってきました。とはいえ、それでも喉に引っかかることがよくあり、たぶん日本人の喉の大きさには合わないサイズなんだろうと思います。
正直なところ、カルシウム剤を飲んでいた時と何が変わったのかよく分からないできましたが、他の用事など諸々の都合で昼夜逆転が夏頃から続いてきたにも関わらず、大きく健康を崩すことなく今年を終えられるというのは、こうしたサプリの恩恵もある程度はあったのかもしれません。
最近、ようやく4か月分のサプリが終わったので、今度はもっと粒の小さいものに変えました。成分的には似たり寄ったりのように思えますが、やっぱり粒が小さめで飲みやすいというのは継続の一つの要件ですね。苦もなく続けられるに越したことはありません。
ただ、本来はこうした補助食品に頼らなくてもいいようにするのがベストなので、生活のあり方全体を向上させていけるように意識して過ごそうと思っています。
おそらくこれが今年最後の記事になると思います。(もしかしたら、あと一回、四柱推命関係の記事を書くかもしれません。)
ブログを読んでくれた方々、またコメントを入れてくれた方々、それからメールやスカイプ、フェイスブックやツイッターでメッセージをくれた皆さん、本当にありがとうございました。
僕が気がついていない視点を示してくれたり、時々初心を思い起こさせてくれたり、一緒に意見を述べ合ったり、実際に必要な資料を送って下さったりと、大変な恩恵を受けました。そうしたことへの恩返しが、直接的な形ではないかもしれませんが、今年僕がしてきた事柄で少しでも果たせていたら嬉しく思います。
来年はどんな年になるんでしょうね。
明るいニュースや幸せを覚えるニュースが世界にあふれることを願って、この記事を終えたいと思います。
それでは、今年もありがとうございました。来年、またお会いしましょう。
C.I.
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