旧マシン(Win ME)では経験済みでしたが、それ以来ご縁がありませんでした。
パソコンのリカバリー。
正確に言えば、以前に妹のVAIOもリカバリーしたので、これで3回目かな。
やっぱり面倒でした^^;
22日の夜に、英語圏じゃない海外製ソフトのトライアル版をインストールした時に、なんか「トロイの木馬」(Trojan-gen)がくっ付いてたらしく、それからPCが急激に挙動不審に。見る見るうちに増殖&システムファイルが食われていって、何とか対処しようとするも下手打ったのか、悪化。
ネットワークへのアクセスが全滅しただけでなく、システムの損害が大きくて、ほとんどのソフトが起動不可になり、バックアップもロクに取れない状態になりました。復元ポイントも完全消失。さらに酷いのは、リカバリー領域まで侵食されてしまったために、Windowsからのリカバリーができなくなってしまったこと。
普段からOSのあるCドライブには、どうしても変更の利かないもの以外は入れないようにしていたので、カーネルが分かれてるDドライブは無事だろうと思いつつも、リカバリ領域までアクセスしてくるとなると、さすがに不安でした。なので、必死でバックアップを試みるも1枚DVDに焼いたところでライティングソフトも起動不可になり、泣く泣く断念。(数種のライティングソフトを試すも、どれも起動できないかエラーになってしまった)
まあ、それで腹が決まったというか覚悟ができたので、23日の夕方、PC購入当初に作ったリカバリーディスクを挿入してリカバリー開始。マニュアルを読むとディスクを使うと全体を消去してしまうみたいな書き方だったのでCドライブのみはできないのかと諦めていたのですが、作業を進めていくとCだけをリカバリー可能だと分かり、なんだか光が射してきた気持ちになりました。(単に読み方が悪かったのか、マニュアルの書き方が分かりづらかったのか。とにかく、リカバリーディスクがあって助かった。なければ修理に出さなくてはならなかったかもしれない。)
その後、夜の10時頃まで幾度かの再起動の要求に耐えながら、なんとかリカバリー完了。長い~。しかもその間、自動更新の雨嵐でした。でも、これで心配していたネットワークも正常に回復していることが分かり、文字通り胸を撫で下ろしました。良かったー。ただ、目を見張る数のWindows Updateには正直、辟易しました――最初に75個、後にSP3に更新されてからさらに20個ほど。気持ちを落ち着けて気長に行う他ないのか。
…で、「よし、これで終わりか」と思ったら、今度はVAIO自体のアップデートが・・・。
どちらも“重要な更新”だけのはずなのに多すぎだよ。まあ、2004年秋のPCだから更新に時間が掛かるのは予想していたけれど、さすがに嫌になっちゃう量でした。トータルで再起動も10回はしたと思う(これ自体、PCに大きな負荷が掛かってるはずなんだけど)。
そうして無事リカバリーが済んだものの、自動更新だけでかなりのサイズを消費していることを如実に実感。アップデートが始まる前に確認したCドライブの空き容量は8GB以上あったのに、Windows+VAIOのアップデートが終了してみると、なんと3.4GBにまで激減してました。でも、必要な更新はこれだけじゃなかった。
その後、自分が使っているソフトが要求する“Microsoft .NET Framework”の各バージョンを入れたり、Google Chrome(ブラウザ)やThunderbird(メーラー)などの、どうしても必要なアプリを入れていった結果、最終的には3GBを下回るまでに。
おそらく、今後の自動更新や関連ファイル等でさらに消費されていくと思われるので、あまり余計なものは入れられない。パーティションを変更するにはDドライブも消さなきゃいけないみたいで、それもできないし…。せっかくリカバリーしたので大事に使わなきゃ。
幸い、D:に入れておいた大方のソフトウェアは消さずに済んだんですが、レジストリをいじくるタイプのものは最初から設定し直したり、ユーザー登録を要求してきたりで、これが結構な手間でした。FTPサーバーの情報も再設定したのですが、最初、データが見つからなくて焦りました(汗)
その他、ブラウザのお気に入りもバックアップが取れなかったので、思い切ってそれまで使っていたLunascapeからGoogle Chromeに乗り換えてみました。思った以上に軽快で、今のところ不満はないです。はじめは検索窓がないのに戸惑いましたが、アドレスバーと同居していることが分かり、これはこれで便利だなと感じました。
(※ちなみに、Google Chromeで自分のサイト(C.Iの保管庫)を見てみると、文字が小さかったり横幅が大きすぎてスクロールが必要だったりで不便であることに気がついたため、今日さっそくスタイルシートを修正しました。これはFirefoxでも同様でした。たぶん、Lunascapeを含めたIE系だと勝手に見やすいように補正されているんですね。それが逆に仇となって、他のブラウザと見栄えが異なることに気がつくのが遅れた。使わせて頂いているスタイルシートのソースをよく見てみるとx-smallやxx-smallが使われていて、確かにこれだと小さくて読みづらい。僕のサイトは文章が多いので特にそう感じる。)
そのほか、各種の登録情報なども別に保存しておいたので助かりました。もし、Cドライブの「マイドキュメント」なんかに入れていたら、確実に泣くに泣けない状態になってたと思います。危ない危ない。(仮にパスワードを掛けてフォルダ偽装していても、それ自体が消去されてしまっては元も子もない。)
結局、金曜の夜から二日掛かりでしたが、なんだかんだやっている内に元の使用環境と遜色ない状態にまで復旧できました。今こうしてブログ更新ができることが素直にありがたいです。でも、まだ僕にとって重要な仕事が残ってます。それは、
IMEへの単語(辞書)登録。
例えば、易経には現代では使わない文字が山ほどあります。六十四卦の中にも通常では出ない漢字が幾つかあるし。たとえば蠱とか。それだけじゃなくて噬[口盍]・[女后]・[目癸]のように、そもそも表示自体がまともにできないものもある。とりあえず、面倒だけどこれらの登録をしなくちゃ始まらない。今これを書いてても思うように変換されず、一々IMEパットを使ってます。
そういえば、山風蠱なんですが、実は23日の僕の日運は山風蠱&天水訟の三爻変でした。また、不調になった22日は雷天大壮&水沢節の四爻変。(ううっ、爻の字も通常では出ない。雷天大壮が“来店体操”になってしまった。)
易をしている人ならば分かると思いますが、山風蠱は壊乱の卦で、物事が腐ってダメになってしまう状況を示した卦です。そして、そうした状態に対処することのシチュエーションの違いが爻に表れてきます。蠱の三爻変では、「腐敗に対処する際に強い方法を用いるために注意が必要だが、何とか乗り切ることができる」というような意味合いがあります。確かにパソコンのリカバリーなんて滅多にすることじゃないので荒っぽいやり方ですが、OSの入っているHDDだけで何とかなったので被害も小さく済みました。訟の六三は「旧徳を食む」で、以前の状態に帰ったり、大元からの恩恵を受けるなどの意味。納得~。
前日の大壮と節は、無用心に海外製のソフトをダウンロード&インストールしたために問題を呼び寄せてしまった。単に自業自得なんですけどね。大壮は変に勢いがあるばかりに無茶をし過ぎ、そんな状態を抑え留めよという節の訓戒も生かすことができなかった。
昨日が地天泰&兌為沢の二爻変、今日が山天大畜&天沢履の初爻変。日常のことを除けば、主にリカバリー後の復旧作業。必要なソフトをネットからダウンロードしたり、Dドライブに退避しておいたソフトをインストールし直したり、あと各種の設定や登録をしたり。
とはいえ、特に困るような損害も出ないで元のように使える状態にできて安堵してます。それに、ある意味で良い経験・勉強になったような。今後は同じ轍を踏まないように気をつけようと思います。
パソコンのリカバリー。
正確に言えば、以前に妹のVAIOもリカバリーしたので、これで3回目かな。
やっぱり面倒でした^^;
22日の夜に、英語圏じゃない海外製ソフトのトライアル版をインストールした時に、なんか「トロイの木馬」(Trojan-gen)がくっ付いてたらしく、それからPCが急激に挙動不審に。見る見るうちに増殖&システムファイルが食われていって、何とか対処しようとするも下手打ったのか、悪化。
ネットワークへのアクセスが全滅しただけでなく、システムの損害が大きくて、ほとんどのソフトが起動不可になり、バックアップもロクに取れない状態になりました。復元ポイントも完全消失。さらに酷いのは、リカバリー領域まで侵食されてしまったために、Windowsからのリカバリーができなくなってしまったこと。
普段からOSのあるCドライブには、どうしても変更の利かないもの以外は入れないようにしていたので、カーネルが分かれてるDドライブは無事だろうと思いつつも、リカバリ領域までアクセスしてくるとなると、さすがに不安でした。なので、必死でバックアップを試みるも1枚DVDに焼いたところでライティングソフトも起動不可になり、泣く泣く断念。(数種のライティングソフトを試すも、どれも起動できないかエラーになってしまった)
まあ、それで腹が決まったというか覚悟ができたので、23日の夕方、PC購入当初に作ったリカバリーディスクを挿入してリカバリー開始。マニュアルを読むとディスクを使うと全体を消去してしまうみたいな書き方だったのでCドライブのみはできないのかと諦めていたのですが、作業を進めていくとCだけをリカバリー可能だと分かり、なんだか光が射してきた気持ちになりました。(単に読み方が悪かったのか、マニュアルの書き方が分かりづらかったのか。とにかく、リカバリーディスクがあって助かった。なければ修理に出さなくてはならなかったかもしれない。)
その後、夜の10時頃まで幾度かの再起動の要求に耐えながら、なんとかリカバリー完了。長い~。しかもその間、自動更新の雨嵐でした。でも、これで心配していたネットワークも正常に回復していることが分かり、文字通り胸を撫で下ろしました。良かったー。ただ、目を見張る数のWindows Updateには正直、辟易しました――最初に75個、後にSP3に更新されてからさらに20個ほど。気持ちを落ち着けて気長に行う他ないのか。
…で、「よし、これで終わりか」と思ったら、今度はVAIO自体のアップデートが・・・。
どちらも“重要な更新”だけのはずなのに多すぎだよ。まあ、2004年秋のPCだから更新に時間が掛かるのは予想していたけれど、さすがに嫌になっちゃう量でした。トータルで再起動も10回はしたと思う(これ自体、PCに大きな負荷が掛かってるはずなんだけど)。
そうして無事リカバリーが済んだものの、自動更新だけでかなりのサイズを消費していることを如実に実感。アップデートが始まる前に確認したCドライブの空き容量は8GB以上あったのに、Windows+VAIOのアップデートが終了してみると、なんと3.4GBにまで激減してました。でも、必要な更新はこれだけじゃなかった。
その後、自分が使っているソフトが要求する“Microsoft .NET Framework”の各バージョンを入れたり、Google Chrome(ブラウザ)やThunderbird(メーラー)などの、どうしても必要なアプリを入れていった結果、最終的には3GBを下回るまでに。
おそらく、今後の自動更新や関連ファイル等でさらに消費されていくと思われるので、あまり余計なものは入れられない。パーティションを変更するにはDドライブも消さなきゃいけないみたいで、それもできないし…。せっかくリカバリーしたので大事に使わなきゃ。
幸い、D:に入れておいた大方のソフトウェアは消さずに済んだんですが、レジストリをいじくるタイプのものは最初から設定し直したり、ユーザー登録を要求してきたりで、これが結構な手間でした。FTPサーバーの情報も再設定したのですが、最初、データが見つからなくて焦りました(汗)
その他、ブラウザのお気に入りもバックアップが取れなかったので、思い切ってそれまで使っていたLunascapeからGoogle Chromeに乗り換えてみました。思った以上に軽快で、今のところ不満はないです。はじめは検索窓がないのに戸惑いましたが、アドレスバーと同居していることが分かり、これはこれで便利だなと感じました。
(※ちなみに、Google Chromeで自分のサイト(C.Iの保管庫)を見てみると、文字が小さかったり横幅が大きすぎてスクロールが必要だったりで不便であることに気がついたため、今日さっそくスタイルシートを修正しました。これはFirefoxでも同様でした。たぶん、Lunascapeを含めたIE系だと勝手に見やすいように補正されているんですね。それが逆に仇となって、他のブラウザと見栄えが異なることに気がつくのが遅れた。使わせて頂いているスタイルシートのソースをよく見てみるとx-smallやxx-smallが使われていて、確かにこれだと小さくて読みづらい。僕のサイトは文章が多いので特にそう感じる。)
そのほか、各種の登録情報なども別に保存しておいたので助かりました。もし、Cドライブの「マイドキュメント」なんかに入れていたら、確実に泣くに泣けない状態になってたと思います。危ない危ない。(仮にパスワードを掛けてフォルダ偽装していても、それ自体が消去されてしまっては元も子もない。)
結局、金曜の夜から二日掛かりでしたが、なんだかんだやっている内に元の使用環境と遜色ない状態にまで復旧できました。今こうしてブログ更新ができることが素直にありがたいです。でも、まだ僕にとって重要な仕事が残ってます。それは、
IMEへの単語(辞書)登録。
例えば、易経には現代では使わない文字が山ほどあります。六十四卦の中にも通常では出ない漢字が幾つかあるし。たとえば蠱とか。それだけじゃなくて噬[口盍]・[女后]・[目癸]のように、そもそも表示自体がまともにできないものもある。とりあえず、面倒だけどこれらの登録をしなくちゃ始まらない。今これを書いてても思うように変換されず、一々IMEパットを使ってます。
そういえば、山風蠱なんですが、実は23日の僕の日運は山風蠱&天水訟の三爻変でした。また、不調になった22日は雷天大壮&水沢節の四爻変。(ううっ、爻の字も通常では出ない。雷天大壮が“来店体操”になってしまった。)
易をしている人ならば分かると思いますが、山風蠱は壊乱の卦で、物事が腐ってダメになってしまう状況を示した卦です。そして、そうした状態に対処することのシチュエーションの違いが爻に表れてきます。蠱の三爻変では、「腐敗に対処する際に強い方法を用いるために注意が必要だが、何とか乗り切ることができる」というような意味合いがあります。確かにパソコンのリカバリーなんて滅多にすることじゃないので荒っぽいやり方ですが、OSの入っているHDDだけで何とかなったので被害も小さく済みました。訟の六三は「旧徳を食む」で、以前の状態に帰ったり、大元からの恩恵を受けるなどの意味。納得~。
前日の大壮と節は、無用心に海外製のソフトをダウンロード&インストールしたために問題を呼び寄せてしまった。単に自業自得なんですけどね。大壮は変に勢いがあるばかりに無茶をし過ぎ、そんな状態を抑え留めよという節の訓戒も生かすことができなかった。
昨日が地天泰&兌為沢の二爻変、今日が山天大畜&天沢履の初爻変。日常のことを除けば、主にリカバリー後の復旧作業。必要なソフトをネットからダウンロードしたり、Dドライブに退避しておいたソフトをインストールし直したり、あと各種の設定や登録をしたり。
とはいえ、特に困るような損害も出ないで元のように使える状態にできて安堵してます。それに、ある意味で良い経験・勉強になったような。今後は同じ轍を踏まないように気をつけようと思います。
私も他人事ではないと思いながら拝見していました。
今使用しているパソコンもかなりお年を召してきたような感じなので。。。
C.Iさんのリカバリのくだりは、手に取るように
細かくこちらに伝わりました。
描写を時系列に沿って書かれる筆力、とても
うらやましく思います。
リカバリ、何度か経験したことがありますが、
よかったかもと思うこともたまにありました。
リカバリでゼロになって、まずは本当に必要なものやお気に入りサイトだけで
過ごすという日を経験して、改めて「嗚呼、本当に必要なものって
少しなのかな」ということに気付いたという点でした。
そのうちまた「一応取っておこう」といろいろ増えていって
ハードディスクに溜め込んでしまうのですけれど(^-^;
そんなことを思い出させてくれるもので、思わずコメント
おじゃましました。
リカバリでコリコリになった体が
ほぐれますように。。
コメントありがとうございます~。
リカバリもそうですけど、いったんリセットするっていうことの効能もあるんですよね。
溜め込んでしまったものを整理できたり(強制的ですけど)、自分にとって本当に必要なものを改めて考え直したり。
「どんな雲にも銀の裏地がある」とは外国のことわざですが、ネガティブに思える出来事も、視点を変えれば良い面が備わっていることに気が付く、という意味です。(参考リンク「http://meigen.ko2ko2.net/2009/07/0248.html」)
実際、リカバリーしてみて以前よりも快適に動くようになった感じがしてます。多分、いろいろと不要なものを取り込んでたんですね^^;
シェイプアップできて良かったです。