昨日、坂本龍一と東京フィルのオーケストラコンサートに行ってきました。
TVCMが出るたびにいてもたってもいられなくて
諭吉さん一枚分のチケットだったんだけど、
惜しげもなく出しちゃいました。
娘が進学して物入りなこの時期にです。
でも、行かなかったら激しく後悔するだろうから、行くべきだと思ったんだよね。
そして、初めてのホール。
金沢帰ってきてから用事もなく、行く暇もなく、という感じで足を踏み入れていなかった石川県立音楽堂なのですが、
凄い素敵なホールでした。喩えるならば森のなかの演奏ホールみたいな感じ。
客席がボックス形式なんですが、私は2F左ボックス1列目一桁というすごく素敵な席をいただけて、
いざ着席すると、うおーーーっと震えるくらいすでに感動していました。
だって、弾き振りのセッティング。教授のピアノの手元や指揮がしっかりくっきり見える位置なんだもの。
も、これはご褒美よ。今まで頑張ってきたご褒美貰ったんだわ。と思いながら開演を待ちました。
実は去年同じ形態で公演してたのの再演だって聞いていたのですが、全く予習もせず、最近で分かる曲は八重の桜ぐらいだなとおもいつつ、臨んだのです。
セットリストも記録してないし覚えてないんだけど、2曲初公開の楽曲がありました、と。
まず、一曲は一曲目の311についての曲。これは説明があまりよく聞きとれなかったというか、2部でようやく、じつはあれ、初めてだったんですよ分かりました?みたいな感じだったので。あーそうか、と。
あと、教授のソロ曲のバレエ・メカニックのオーケストラバージョン。あのポップな曲を東京フィルさんがノリノリで演奏。そしてとても素敵なアレンジ。さすが教授!
あと、個人的に感慨深かったのは、美貌の青空がオーケストラで聞けたこと。
本人、金沢いつぶりだっけとググったらしいのですが、そしたら18年ぶりだと。
そしてこの楽曲はその一年前にリリースされた「スムーチー」っていうアルバムの一曲。
そう、18年前もツアー初日でちょっと心もとなげな感じで公演してた教授。
最後には客席からの大歓声で教授が「Yes!Yes!Yes!」と連呼してたのをはっきり覚えてる。
そのときの曲が!!オーケストラかあ。
これは私の感想なのだけど、
この曲を聞くと、怖いとか畏れとかを素直に感じて
深い青空にキリモミで堕ちていく感じがするのですが、
オケアレンジもまさにそんな感じに私には聞こえた。
すごい素敵だった。
あと、怒りの楽曲はワールド全開だった。
どんどん色がついてきた感じ。
悲しい怒りではなく先に進むための怒りのような感じがした。
パーカッションの刻むリズムが引き止めるような、いやその気持ちを引き立てるような、そんな感じで。
そのあとのリトルブッダは泣けた。ぼろぼろ泣けてきた。
なんでこんなに人の心の奥の
いつもは誰にも触らせないところまで
きっちり手が届いてゆさぶられちゃうのだろう。
と思う。
あと、シェルタリングスカイも。
そうそう、話は前後するのですが、最初の方で、いつもアンコールとか終盤にする曲を演奏していて、
いちいち、「これ演ると帰りたくなっちゃうんだよね」っていう教授。それも二曲。
そして怒りの楽曲のときは息上がっちゃってもういいかって感じみたいなことも言ってた。
年齢も若くないし、ハードなのはわかる。普通のライブなら野次飛ばしてツッコミいれてるところだけど、コンサートなので我慢したよ。一回目はエイプリールフールだし、とか言ってたけど、二回目以降は本心だよね。もー。
ま、そんな飾らない少々ヘタレな教授は好きですけどね。
そしてアンコールでは、MerryChristmas Mr.Lawrence。
この映画から映画音楽人生始まったんだものね。
そして大島渚監督が亡くなったり、ベネチア国際映画祭の審査員に呼ばれたりしたここ一年だったので、
教授も思い入れがあったのかもしれない。
きっちり手元凝視。もー素敵すぎました。
やはり、この曲は一番盛り上がってた。
帰りのお客さんも最後が良かったよって言ってる人多かった。
でも戦メリって言ってる人は少なかったかも。
ジェネレーションギャップか。
帰りにCDを買おうと思っていたけど人の流れに流されてそのまま帰ってきました。
客層も老若男女バラエティーに富んでいました。
そんな皆様と同じ空間で感動を味わえたのはとても意義深いことでしたねー。
4月4日 午後7時からWOWWOWで、同じツアーのものでサントリーホールでする公演が「生放送」であるので、是非、お好きな方は見られるといいと思います。
録画待機なんですが、実際その時間に観たいなあ。観れるといいなあ。
TVCMが出るたびにいてもたってもいられなくて
諭吉さん一枚分のチケットだったんだけど、
惜しげもなく出しちゃいました。
娘が進学して物入りなこの時期にです。
でも、行かなかったら激しく後悔するだろうから、行くべきだと思ったんだよね。
そして、初めてのホール。
金沢帰ってきてから用事もなく、行く暇もなく、という感じで足を踏み入れていなかった石川県立音楽堂なのですが、
凄い素敵なホールでした。喩えるならば森のなかの演奏ホールみたいな感じ。
客席がボックス形式なんですが、私は2F左ボックス1列目一桁というすごく素敵な席をいただけて、
いざ着席すると、うおーーーっと震えるくらいすでに感動していました。
だって、弾き振りのセッティング。教授のピアノの手元や指揮がしっかりくっきり見える位置なんだもの。
も、これはご褒美よ。今まで頑張ってきたご褒美貰ったんだわ。と思いながら開演を待ちました。
実は去年同じ形態で公演してたのの再演だって聞いていたのですが、全く予習もせず、最近で分かる曲は八重の桜ぐらいだなとおもいつつ、臨んだのです。
セットリストも記録してないし覚えてないんだけど、2曲初公開の楽曲がありました、と。
まず、一曲は一曲目の311についての曲。これは説明があまりよく聞きとれなかったというか、2部でようやく、じつはあれ、初めてだったんですよ分かりました?みたいな感じだったので。あーそうか、と。
あと、教授のソロ曲のバレエ・メカニックのオーケストラバージョン。あのポップな曲を東京フィルさんがノリノリで演奏。そしてとても素敵なアレンジ。さすが教授!
あと、個人的に感慨深かったのは、美貌の青空がオーケストラで聞けたこと。
本人、金沢いつぶりだっけとググったらしいのですが、そしたら18年ぶりだと。
そしてこの楽曲はその一年前にリリースされた「スムーチー」っていうアルバムの一曲。
そう、18年前もツアー初日でちょっと心もとなげな感じで公演してた教授。
最後には客席からの大歓声で教授が「Yes!Yes!Yes!」と連呼してたのをはっきり覚えてる。
そのときの曲が!!オーケストラかあ。
これは私の感想なのだけど、
この曲を聞くと、怖いとか畏れとかを素直に感じて
深い青空にキリモミで堕ちていく感じがするのですが、
オケアレンジもまさにそんな感じに私には聞こえた。
すごい素敵だった。
あと、怒りの楽曲はワールド全開だった。
どんどん色がついてきた感じ。
悲しい怒りではなく先に進むための怒りのような感じがした。
パーカッションの刻むリズムが引き止めるような、いやその気持ちを引き立てるような、そんな感じで。
そのあとのリトルブッダは泣けた。ぼろぼろ泣けてきた。
なんでこんなに人の心の奥の
いつもは誰にも触らせないところまで
きっちり手が届いてゆさぶられちゃうのだろう。
と思う。
あと、シェルタリングスカイも。
そうそう、話は前後するのですが、最初の方で、いつもアンコールとか終盤にする曲を演奏していて、
いちいち、「これ演ると帰りたくなっちゃうんだよね」っていう教授。それも二曲。
そして怒りの楽曲のときは息上がっちゃってもういいかって感じみたいなことも言ってた。
年齢も若くないし、ハードなのはわかる。普通のライブなら野次飛ばしてツッコミいれてるところだけど、コンサートなので我慢したよ。一回目はエイプリールフールだし、とか言ってたけど、二回目以降は本心だよね。もー。
ま、そんな飾らない少々ヘタレな教授は好きですけどね。
そしてアンコールでは、MerryChristmas Mr.Lawrence。
この映画から映画音楽人生始まったんだものね。
そして大島渚監督が亡くなったり、ベネチア国際映画祭の審査員に呼ばれたりしたここ一年だったので、
教授も思い入れがあったのかもしれない。
きっちり手元凝視。もー素敵すぎました。
やはり、この曲は一番盛り上がってた。
帰りのお客さんも最後が良かったよって言ってる人多かった。
でも戦メリって言ってる人は少なかったかも。
ジェネレーションギャップか。
帰りにCDを買おうと思っていたけど人の流れに流されてそのまま帰ってきました。
客層も老若男女バラエティーに富んでいました。
そんな皆様と同じ空間で感動を味わえたのはとても意義深いことでしたねー。
4月4日 午後7時からWOWWOWで、同じツアーのものでサントリーホールでする公演が「生放送」であるので、是非、お好きな方は見られるといいと思います。
録画待機なんですが、実際その時間に観たいなあ。観れるといいなあ。