建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
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じん肺キャラバン長崎実行委員会便り・第7号(長崎県知事要請行動)

2022年10月21日 15時29分27秒 | なくせじん肺キャラバ...

長崎県知事要請行動 

10月12日午後から、県庁舎にて長崎県知事要請をおこないました。キャラバン側は、参加者の入れ替わりはあったものの、労働局参加と同じく8団体15名が参加。県側からは、雇用労働政策課、地域環境課、医療政策課、建設企画課、道路建設課、建築課から8人が出席しました。

国の出先機関のような回答にあきれるばかり

全国統一要請と長崎実行委員会独自の要請に、県は所掌以外については労働局に伝えるとの回答ばかりで、昨年同様でした。じん肺根絶を求める首長賛同署名にも、国に対して要請する立場ではないからと、まるで国の出先機関であるかのような回答でした。

「三菱重工長崎造船所への粉じん防止を要請してほしい」「裁判の早期解決を」との要請についても、企業や司法に関しても県からは要請できないとまるで他人事でした。

大気汚染防止法は県のイニシアチブでやるべき内容

大気汚染防止法の改定もあり、公共工事の発注者としても県がイニシアチブを取っていくことが必要なことも多いと強く訴えました。また横山代表世話人からは、ハザードマップを県が公表する予定がないことなどについて、県民の命を守ることが県の役目であり、他人事のような態度を改めて真剣に考えて欲しい旨を要求しました。

中里事務局長は、昨年、佐賀県がアナライザーを導入した経過などを説明し、他県に倣ってぜひ要求を受け入れて欲しいこと、県知事が変わったことで県の姿勢も変わって欲しいことを要請しました。


じん肺キャラバン長崎実行委員会便り・第7号(長崎労働局要請行動)

2022年10月21日 15時22分13秒 | なくせじん肺キャラバ...

022年(第33回)なくせじん肺全国キャラバン

=長崎実行委員会便り・第7号=

 2022.10.14 実行委員会事務局 Tel‐095-801-8800 Fax-829-1680<Eメールkenkouro-nagasaki@d9.dion.ne.jp>

 長崎労働局要請行動 

第33回なくせじん肺キャラバン長崎労働局要請行動は10月12日10時から行われました。実行委員会は横山巌代表世話人をはじめ8団体15名が参加、労働局は監督課長、健康安全課長、労災補償課長をはじめ6名が出席しました。

横山代表世話人が監督課長に要請書を手渡し、中里事務局長が「33回目にわたって様々な運動を展開してきた。建設アスベスト給付金制度ができたのは画期的だと認識している。労働者やフリーランスの健康・働く条件について一層の改善を求めたい」と主旨説明をおこなった後、担当課長から全国統一要請と長崎実行委員会独自要請に回答がありました。

本省所掌事項については「本省に伝える」「提言に盛り込まれているので本省に伝える」との回答で昨年同様でした。

トンネル工事の36協定については問題を指摘

全国要請のうちトンネル労働時間短縮を目的とする36協定の内容に、具体的事由を記載させるよう指導を求めた項目については「トンネルに限らず定める労働時間の延長すべき事項の主旨に基づいて具体的内容を盛り込むよう窓口で求めている」との回答でした。「工期内完成のため」については、「西九州新幹線工事などでは、工期が迫られていることからかなり無理があったのではないか」との質問に「その可能性はある」と監督課長が回答しました。

長崎独自要請のうち、令和3年度における解体等のアスベスト作業現場への立ち入り調査件数は42件、指導事項としては覆いの設けられていない携帯用研削用砥石の使用、石綿作業に係る掲示物がないことの指導、作業足場の墜落防止対策が不十分、足場の組み立てに関して作業主任者の氏名などの掲示がないことの指導をおこなっているとのことでした。

間質性肺炎は石綿だけではない

また、遺族補償不支給取消訴訟でも問題になった間質性肺炎についての要請事項に対して、現時点ではじん肺合併症・石綿関連疾患にかかわる国の取扱い自体は変更していない旨の回答がありました。中里事務局長は「間質性肺炎の原因は石綿だけではない、結晶質シリカとの関係も様々な文献・外国でも明らかになっておりアメリカでは炭鉱労働者のガイドラインも出ている。個別事案ではなく、職歴調査を関係機関・医療機関にもっと呼び掛けて欲しいと要請しました。

建設アスベスト給付金・泉南型アスベスト給付について

三菱長船じん肺患者会の塚原代表からは、建設アスベスト給付金の対象者を把握している人数に対する質問と、じん肺法が運動によって変わった経過も鑑みて欲しいという要望が出されました。労災補償課長は「人数把握はしていないが、基金に該当すると思われる対象については本省に報告している」と回答しました。

じん肺管理1のフォローもしてほしいと要求

三菱長船じん肺第3陣原告団の白木事務局長からは、「じん肺健康管理区分1とされた人たちのフォローをしてほしい」という要望がありました。

また、長崎市内の建物跡地や今後取り壊しが決まっている庁舎などについても、飛散防止に不安があり、周辺住民や周知する働きかけをおこなってほしい旨の訴えが、参加者数名から出されました。


じん肺キャラバン長崎実行委員会便り・第6号

2022年10月21日 14時52分13秒 | なくせじん肺キャラバ...

2022年(第33回)なくせじん肺全国キャラバン

=長崎実行委員会便り・第6号=  2022.10.11 実行委員会事務局 Tel‐095-801-8800 Fax-829-1680<Eメールkenkouro-nagasaki@d9.dion.ne.jp>

長崎市繁華街で宣伝・署名行動

 じん肺キャラバン長崎実行委員会は10月8日、長崎市の繁華街浜の町アーケード入口にかかる鐡橋で、友澤悠季代表世話人、横山巖代表世話人をはじめ9団体25名が参加して、ハンドマイクでの訴えとチラシをまきながら宣伝・署名行動を行いました。例年であれば諏訪神社の秋の大祭「くんち」で、浜の町界隈は大混雑するのですが、「くんち」が中止になったため人通りは少なめでした。

400枚の三菱長船チラシ配布と根絶署名61筆が集まる

 宣伝署名行動では、三菱長船じん肺400枚のチラシ配布と国宛のじん肺根絶署名61筆が寄せられました。昨年と一昨年はコロナ禍で街頭での宣伝署名行動は行いませんでしたが、3年ぶりの街頭行動となりました。高校生に署名を呼び掛けたところ「じん肺って何ですか?」と逆に聞き返され、じん肺について説明したところ応じてくれました。ご参加いただいた方々に感謝いたします。

今後の行動日程です

<10月12日(水曜日)>長崎労働局、長崎県要請行動

10:00~11:00 長崎労働局要請(9:45 万才町住友生命ビル1階玄関横集合)

13:30 長崎県要請 (13:15 尾上町県庁1階ロビー集合)

1013日(木曜日)>長崎市、県医師会要請

13:30 長崎市要請(13:15 桜町市役所玄関ホール集合)

1530 長崎県医師会要請(1515 茂里町県医師会集合)


じん肺キャラバン長崎実行委員会便り・第5号

2022年10月21日 14時30分01秒 | なくせじん肺キャラバ...

2022年(第33回)なくせじん肺全国キャラバン

=長崎実行委員会便り・第5号=

 2022.10.7 実行委員会事務局 

Tel‐095-801-8800 Fax-829-1680<Eメールkenkouro-nagasaki@d9.dion.ne.jp>

第33回なくせじん肺全国キャラバンがはじまりました❕

全国一斉電話相談は宣伝不足で、0件でした

 10月に入り、全国キャラバンが本格的にスタートしました。

 10月3~5日は、全国一斉電話相談が行われましたが、地元紙が目立つところに取り上げてくれた北海道を除いてなかなか電話がかかりませんでした。昨年はNHKが全国放送をしてくれたことから、一斉に電話がかかりました。今後もっと工夫が必要です。

トンネルじん肺根絶原告団が地元国会議員事務所訪問

全国トンネルじん肺根絶原告団は1996年10月の請求団結成以来、トンネル現場からのじん肺根絶と補償を求め運動を行ってきました。

国の監督責任が認められてからは、現場を転々とする建設作業員の一元管理を行うことと、裁判を起こさなくてもじん肺になった場合の補償制度を求めて運動を続けています。

しかし、大手ゼネコンが補償制度に応じないため、超党派の議員立法による新補償制度の創設をめざし、衆・参国会議員の賛同要請署名をあらためて開始しました。

長崎原告団も10月4日、6日、7日県下の国会議員団事務所を訪ね、新署名の説明と署名のお願いをしました。

現地秘書の皆さんは、「国会中なので議員が戻ったら伝える」と丁寧に応対されました。

根絶署名の1次集約をお願いいたします

皆さま方にお願いしております「じん肺とアスベスト被害根絶を求める請願」署名の第1次集約日が近づいてまいりました。10月26日の国会周辺デモ時に手渡しを行いますので、遅くとも10月14日の週にキャラバン事務局に送付をお願いいたします。お忙しいところ恐縮ですが、宜しくお願いいたします。

もちろん、それ以降も署名の集約は続けますのでよろしくお願いいたします。

 

募金のご協力をお願いいたします!

31回、32回はコロナ禍で各団体への募金要請行動は行いませんでした。今回は、東京行動への代表派遣も行います。ご協力を宜しくお願いいたします。

※本日までに9件の振り込みをいただいております。本日、お礼状を発送いたしました。あらためて感謝申し上げます。

 


第33回なくせじん肺全国キャラバンがはじまりました!

2022年10月03日 13時15分37秒 | なくせじん肺キャラバ...

第33回(2022年)なくせじん肺全国キャラバン行動がはじまりました。

じん肺キャラバン長崎実行委員会の行動は以下の通りです!

☆衆議院議長・参議院議長あての請願署名の取り組み 第1次集約は10月10日です。10月26日の霞が関デモ時に国会議員に手渡しします。

☆10月  3日(月)~5日(水) じん肺・アスベスト全国一斉電話相談 フリーダイヤル0120-057-353です。フリーダイヤルにかけると一番近い相談窓口に繋がります。

☆10月  8日(土)13:30~14:30 宣伝署名行動 長崎市の鐡橋(浜の町アーケード入口)で行います。

☆10月12日(水)10:00~11:00 長崎労働局要請

         13:30~14:30 長崎県要請

☆10月13日(木)13:30~14:00 長崎市要請

         15:30~16:00 長崎県医師会要請

 別途トンネルじん肺根絶原告団は、長崎県選出国会議員への現地事務所要請行動を行います。

☆10月25~26日の東京集結行動に代表が参加します。

東京行動では、三菱重工業株式会社本社前宣伝行動(丸の内)を行います。8時30分~10時

☆11月  7日(月)三菱長船じん肺第3陣長崎地裁判決行動

        9:15 長崎地裁前集会 9:30入廷行動 10:00判決 門前旗出し 11:30 記者会見、判決報告集会:長崎市立図書館多目的ホール

☆11月14日(月)三菱長船じん肺第4陣訴訟証人尋問

        10:00~15:00 長崎地裁