西日本石炭じん肺長崎請求団(山口等団長)は8月18日、長崎市の稲佐山観光ホテルで「第2次第2グループの解決祝賀会」を開催いたしました。山口団長は「今回は11人が、提訴以来2年9カ月ぶりに解決した。遺族として原告になった母は解決できないまま亡くなった」「日鉄に謝罪させるまでたたかう」と主催者あいさつを行ないました。引き続き、岩城邦治弁護団長が日鉄鉱業の非情な対応に怒りを込めたあいさつを行ないました。岩城団長は「第5次訴訟の原告Yさんは、高齢で重篤なじん肺合併症で苦しんでいる」「早期解決をしない日鉄鉱業は社会的に許されない」と述べました。坂本昭三副団長の乾杯あいさつの後、宴がはじまりました。
第2部では、田中勉前団長、建交労長崎県本部 飯田彰吾書記長、西日本石炭じん肺大牟田請求団 大脇正臣団長、同 熊本請求団 高田正矢事務局長、じん肺とすべての労災職業病をなくす伊王島の会 佐藤郁夫会長、じん肺・アスベスト根絶三菱長船の会 藤原春光会長、じん肺根絶三井松島の会 吉岡末喜会長、トンネルじん肺根絶長崎原告団 松田哲朗副団長と祝辞が続きました。そして、山本一行弁護団事務局長が弁護団の紹介を行ないました。
第3部では、のど自慢の人たちによるカラオケが披露され、見事な声に拍手が鳴り響きました。引き続き、クジ引きが行われ、見事5人の人が当選しました。
平川義夫副団長の閉会あいさつ後、山口等団長の音頭で団結ガンバロウを行ない宴を終了しました。