疫学リサーチセンター海老原勇医師の書籍を県内の医師に贈呈

　建交労長崎県本部は、疫学リサーチセンターの海老原勇医師の著作「建設作業者の石綿関連疾患」―その爆発的なひろがり―を同センターより寄贈してもらいました。県本部は、建交労の組合員がじん肺健診や療養でお世話になった医師の皆様にこの書籍の贈呈を行なっています。
　海老原医師は、2009年9月になくせじん肺長崎キャラバン主催の学習会にも講師として来県されました。この書籍は、海老原医師が東京土建、神奈川土建、埼玉土建、千葉土建などの全建総連と共同し、建設労働者の石綿ばく露の実態を明らかにしたもので、豊富な疫学データが掲載されています。また、病理医でもある同医師は、数百例にも及ぶ剖検も行っていますので、胸膜プラークがエックス線やCT写真に写る画像より、実際の病像がより進んでいることもあきらかにしています。多くの医師に一読していただきたい書籍です。当組合にありますので、ご連絡をいただければもちろん無料でお届けいたします。電話０９５－８０１－８８００にご連絡ください！