建交労長崎県本部

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2012年原水爆禁止世界大会-広島

2012年08月07日 10時32分11秒 | 活動報告
 原水爆禁止世界大会2012年世界大会‐広島は、8月4日の開会総会、5日には17の分科会、6日には閉会総会が広島県立総合体育館などで行なわれました。
 開会総会には6,500人、閉会総会には7,000人の人々が集いました。海外代表は21カ国から62名が参加しました。開会総会では、松井一實広島市長、日本被団協代表委員の坪井直さんが来賓あいさつを行ないました。

 閉会総会では、国連軍縮問題上級委員のアンジェラ・ケインさんが藩基文(パン・ギムン)国連事務総長からのメッセージを紹介しながら、「皆さんは歴史の正しい側に立っています。その活動が核兵器廃絶の課題で成功を納めるよう願っています」と原水禁運動に強い期待を表明しました。歌手クミコさんの美しい歌声も参加者を魅了しました。
 5日の夕方には建交労の各県代表による「建交労交流会イン広島」が、ゆいぽーと会場で行なわれ、25人が集まりました。交流会では、広島支部の難波一子さん(86歳)が被爆体験を語りました。難波さんは、原爆が落とされた後に入市した体験を語りました。また、広島県女性部長の広木昭代さん(85歳)は、被爆後の復興作業に携わった経験や、現在も、平和公園の清掃作業での仕事が生きがいになっていると元気な声で語りました。さらに、平和公園で核兵器廃絶署名の先頭に立っている佐藤廣枝さんが小学校1年生の時に被爆し、兄を亡くしたり自らも胸にやけどを負った話や被爆後の凄まじい人生の体験を語りました。広島大会には、若い青年の姿が目立ちました。

 建交労長崎県本部執行委員長 中里研哉

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