じん肺遺族補償不支給取消訴訟控訴審ニュースNO③ 2021年12月20日
発行責任者 建交労長崎県本部 執行委員長 中里研哉
疫学リサーチセンター学習会で藤井正實先生が講演!
11月28日に建設プラザかながわ4階を会場に全国をオンラインで結んで開催された職業性疾患・疫学リサーチセンター主催の「2021年 職業性疾患学習会」で、芝診療所所長の藤井正實先生が「長崎間質性肺炎労災裁判とじん肺・間質性肺炎の課題」と題して講演されました。
藤井先生は、労働組合関係者も多いことから、間質性肺炎とはどのような病気なのかという説明から話を始められました。間質性陰影が見られるじん肺として「石綿肺、炭鉱夫じん肺、い草染土じん肺」を取り上げ、それぞれの特徴についてわかりやすく解説されました。「石綿が代表的だが、全ての粉じんが間質性肺炎の原因になる可能性がある」「遊離珪酸濃度が低めの炭鉱夫じん肺やい草染土じん肺は間質性肺炎様の所見が見られることがある」と述べられました。福岡高裁の判決が全国に及ぼす影響は大きいので、全国で支援しましょうと結んでいただきました。
原告から「判決はどうなるのか心配」という電話がありました
原告のIさんから、裁判支援のお礼の電話があり、「判決はどうなるのでしょうね?」と心配の電話がありました。「弁護団も組合も勝利するため全力で頑張るので、原告もハガキを書いて送ってね」と伝えました。正月には孫たちも帰ってくるので書いてもらうとのことでした。
福岡高裁宛の「原審判決維持」要請ハガキ、どんどん届いています!
2月22日の判決に向けて、全国の皆さまに福岡高裁宛の「原審判決維持」を求める要請はがきを12月に入ってからお願いしています。
ハガキは5,000枚印刷し、北は北海道から南は沖縄まで400を超える団体・個人に送付させていただきました。
12月15日午後、福岡高裁民事5部の担当書記官にハガキの到着状況をお尋ねしたところ「毎日届いています。どれほど来るのですか」と聞かれ、「印刷は5,000枚行いました。この裁判は全国から注目されております」とお伝えしたところ「そうですか」と応えられました。
じん肺東京支援連のKさんからファックスが届きました!
お預かりしたハガキ署名、届いた当日7日に有明の会議で15枚、12月8日に私の所属する喘息関係の集会で35枚集めることができました。
全部で50枚・・もう少し増し刷りすればよかったなと思いながら本日投函しました。署名などがありましたら遠慮なく送ってきてください。わずかでもご協力出来たらうれしいです。 じん肺東京支援連K
全日本年金者組合高知県本部よりお手紙が届きました!
勝利判決めざし、頑張ってください。本日(12月16日)お届けいただいたハガキ(10枚)全て投函いたしました。長い闘いおつかれさまです。
兵庫職対連のTさんからは切手のカンパと投函のご報告が届きました!
建交労長崎のみなさま!常にご奮闘ほんとうにご苦労様です。ハガキ投函しました。
兵庫 T
84円切手が9枚も入れてありました。
全国の皆さま、今年もあとわずかとなりました。
宅急便の配達が遅れ、これからハガキが届くところもあります。1月中の投函をよろしくお願いいたします。