建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
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控訴審ニュース6号

2022年04月05日 16時07分12秒 | 活動報告

じん肺遺族補償不支給取消訴訟控訴審ニュース NO⑥ 2022年2月25日

発行責任者 建交労長崎県本部 執行委員長 中里研哉

上告せず救済を即断せよ!

長崎労基署と長崎労働局に要請を行いました

 2月24日午前、武藤智浩弁護士と中里研哉県本部執行委員長は、控訴棄却の判決を受けて一刻も早く4人の遺族原告を救済するよう、長崎労働基準監督署と長崎労働局に要請に行きました。

 長崎労働基準監督署では署長と直に会い、署長室で要請書を読み上げました。署長は、「関係機関で協議をし判断することになる」と回答しました。

 長崎労働局補償課を尋ねましたが、課長と判決時の法廷に出廷した監察官はちょうど本省などとの協議中でした。応対したもう一人の監察官に要請書を手渡し、一刻も早く救済するよう伝えました。監察官は「23日が祝日だったので、今朝から検討に入っている」と述べました。

 

「本省の訴訟担当部門、認定対策室と協議中」「専門医にも相談する」

 中里委員長が午後5時過ぎに監察官と電話で話した時点では、「まだ結論は出ていません。本省の訴訟担当部門、認定対策室と協議中」「専門医にも相談する」とのことでした。

 上告するかしないかの判断はいつ頃なのかについては「まだ何とも言えません」との回答でした。

厚生労働大臣、長崎労働局長、長崎労働基準監督署長宛の「上告するな!」「救済を即断せよ!」のファックスをどんどん送ってください!


控訴審ニュース5号

2022年04月05日 16時01分05秒 | 活動報告

じん肺遺族補償不支給取消訴訟控訴審ニュース NO⑤ 2022年2月22日

発行責任者 建交労長崎県本部 執行委員長 中里研哉

原審判決維持!4人全員救済!

2022年2月22日午後1時10分、福岡高等裁判所1002法廷で民事5部の山之内紀行裁判長は「被告国の控訴を棄却する」と、原告4人全員救済の判決を言い渡しました。

ご支援いただいた全国の皆さまに改めてお礼を申し上げます。

厚生労働大臣、長崎労働局長、長崎労働基準監督署長宛の「上告するな!」「救済を即断せよ!」のファックス送信へのご協力を宜しくお願いいたします。控訴期限は3月8日ですが、一気にファックスを送っていただきますようお願いいたします。


控訴審ニュース4号

2022年04月05日 15時57分22秒 | 活動報告

じん肺遺族補償不支給取消訴訟控訴審ニュースNO④ 2022年2月18日

発行責任者 建交労長崎県本部 執行委員長 中里研哉

2月22日の判決日が迫ってきました!

〇裁判長宛はがきは55センチの高さに

表題の裁判は昨年6月21日に長崎地裁で遺族原告4人の勝訴後、国が不当に控訴したため福岡高等裁判所での審理に移り、いよいよ来週火曜日の2月22日午後1時10分に判決が出されます。

全国の皆さまには、福岡高等裁判所第5民事部山之内紀行裁判長宛の「要請はがき」を送付いただき、誠にありがとうございました。本日、担当書記官にお伺いしたところ「枚数はカウントしていませんが、積み重ねると55センチくらいです」と教えていただきました。

2016年5月31日の4人一斉提訴からまもなく6年が経過しようとしています。長崎地裁判決から8か月間、原告の皆さんは不安な日々を過ごしてきました。

2022年2月22日長崎地裁判決を維持し4人全員救済!の日にしましょう!

マスコミに事前の説明を行いました!

 昨日(2月17日)、深堀寿美弁護士と建交労長崎県本部の中里委員長は、福岡の裁判所にある司法記者室を尋ね、裁判について事前の説明を行いました。深堀弁護士は、この裁判は「アスベスト粉じんばく露者などでも、間質性肺炎と診断され労災が認められないことが起きている」「マスコミでも取り上げて欲しい」と述べました。

中里委員長は「以前はじん肺とされていたのが、現在は間質性肺炎と診断されてしまうケースが増えている」「大きな社会問題にしていただきたい」と要望しました。

 

「控訴棄却!全員救済!」の場合は直ちに厚生労働大臣、長崎労働局長、長崎労働基準監督署長宛の「国は上告するな!」「救済を即時決断せよ!」のファックスに取り組みますのでご協力を宜しくお願いいたします。


控訴審ニュース3号

2022年04月05日 15時52分43秒 | 活動報告

じん肺遺族補償不支給取消訴訟控訴審ニュースNO③ 2021年12月20日

発行責任者 建交労長崎県本部 執行委員長 中里研哉

疫学リサーチセンター学習会で藤井正實先生が講演!

11月28日に建設プラザかながわ4階を会場に全国をオンラインで結んで開催された職業性疾患・疫学リサーチセンター主催の「2021年 職業性疾患学習会」で、芝診療所所長の藤井正實先生が「長崎間質性肺炎労災裁判とじん肺・間質性肺炎の課題」と題して講演されました。

藤井先生は、労働組合関係者も多いことから、間質性肺炎とはどのような病気なのかという説明から話を始められました。間質性陰影が見られるじん肺として「石綿肺、炭鉱夫じん肺、い草染土じん肺」を取り上げ、それぞれの特徴についてわかりやすく解説されました。「石綿が代表的だが、全ての粉じんが間質性肺炎の原因になる可能性がある」「遊離珪酸濃度が低めの炭鉱夫じん肺やい草染土じん肺は間質性肺炎様の所見が見られることがある」と述べられました。福岡高裁の判決が全国に及ぼす影響は大きいので、全国で支援しましょうと結んでいただきました。

原告から「判決はどうなるのか心配」という電話がありました

 原告のIさんから、裁判支援のお礼の電話があり、「判決はどうなるのでしょうね?」と心配の電話がありました。「弁護団も組合も勝利するため全力で頑張るので、原告もハガキを書いて送ってね」と伝えました。正月には孫たちも帰ってくるので書いてもらうとのことでした。

福岡高裁宛の「原審判決維持」要請ハガキ、どんどん届いています!

2月22日の判決に向けて、全国の皆さまに福岡高裁宛の「原審判決維持」を求める要請はがきを12月に入ってからお願いしています。

ハガキは5,000枚印刷し、北は北海道から南は沖縄まで400を超える団体・個人に送付させていただきました。

12月15日午後、福岡高裁民事5部の担当書記官にハガキの到着状況をお尋ねしたところ「毎日届いています。どれほど来るのですか」と聞かれ、「印刷は5,000枚行いました。この裁判は全国から注目されております」とお伝えしたところ「そうですか」と応えられました。

じん肺東京支援連のKさんからファックスが届きました!

お預かりしたハガキ署名、届いた当日7日に有明の会議で15枚、12月8日に私の所属する喘息関係の集会で35枚集めることができました。

全部で50枚・・もう少し増し刷りすればよかったなと思いながら本日投函しました。署名などがありましたら遠慮なく送ってきてください。わずかでもご協力出来たらうれしいです。             じん肺東京支援連K

全日本年金者組合高知県本部よりお手紙が届きました!

勝利判決めざし、頑張ってください。本日(12月16日)お届けいただいたハガキ(10枚)全て投函いたしました。長い闘いおつかれさまです。

兵庫職対連のTさんからは切手のカンパと投函のご報告が届きました!

建交労長崎のみなさま!常にご奮闘ほんとうにご苦労様です。ハガキ投函しました。

兵庫 T

84円切手が9枚も入れてありました。

全国の皆さま、今年もあとわずかとなりました。

宅急便の配達が遅れ、これからハガキが届くところもあります。1月中の投函をよろしくお願いいたします。