私の音楽 & オーディオ遍歴

お気に入りアーティストや出会った音楽、使用しているオーディオ機器を紹介します(本棚8)。

スピーカースタンド「KRYNA Stage」導入

2013年02月16日 | オーディオ
 Sonus Faber ' ELECTA AMATOR' を中古で入手し、その楽器音の片鱗に触れ興奮しているところです。
 しかし、中音域は濃いのですが、低音と高音の伸びの今ひとつ感が気になっていました。
 まあ、セッティングが Scepter1001 上に借り置き状態なので、これでは実力が発揮できないだろう・・・そこでまともなスピーカースタンドを物色し、これも中古で「KRYNA Stage」シリーズの製品を手に入れました。

 本日届き、早速セッティングして音を出してみました。
 「!」(こればっかし)

 音場が広がり、視界がスッと開けた感覚。
 くすぶっていた低音・高音域が鮮度よく迫ってきます。
 窮屈に縮めていた手足をぐっと気持ちよさそうに伸ばした印象。
 「朗々と鳴る」という表現はこの状態を指すのか、と頷く私。

 スタンドでこれほど音が異なるとは、驚きです。

 そこでハッと頭に浮かんだこと。
 「TAD TSM 2201-LR」をこのスタンドに載せたらどうなるだろう。

 クリアな再生音だけど、低域が出ずにガッカリして半冬眠中のスピーカー。
 もしかしたら、あのスピーカーの低音も出るようになるかもしれない。

 一度収納に引っ込んでいた TSM 2201 を引っ張りだしセッティングして聴いてみました。
 うん、以前の仮置き状態より全然いい!
 実力を引き出せずに低評価し申しわけありませんでした(<m(__)m>)。

 しかし、生々しいまでの楽器音を奏でる ELECTA AMATOR には遙かに及びません。
 聞き比べるほどに、Scepter1001 とTSM 2201 の音がプラスチッキーに感じてしまいます。

 まだCDPとかスピーカーケーブルとか他に検討の余地があるものの、KRYNA Stage というスタンドの導入により、とりあえず ELECTA AMATOR の能力を少し引き出すことができたかな、とほくそ笑む私。

 こうしてオーディオ道の深みに、また一歩足を踏み入れたのでした。
 でも、ネットでオーディオマニアの方々のHPやブログを拝見すると、私なんぞほんの入門編ですね(笑)。