前項のごとく、7年振りにスピーカーを交換しました。
この機会にスピーカーケーブルも替えてみようと思い立ちました。
しかし北関東の田舎では近隣にオーディオ専門ショップがほとんどなく、通販で探すことにしました。
「Amazon」→「オーディオユニオン」と覗いてみましたが、価格が千円前後(安すぎる)→ 数万~10万円(高すぎる)で、自分の感覚/予算に合う品が見つかりません。
そんな時ふとヤフオクが目にとまり、探してみると直径約2cmの弩級スピーカーケーブルが安価で出品されているではありませんか。
少し流れを眺めた後、あまりにも安いので怪しいなと思いつつ、でも落札価格は1~2万円程度でそこそこ、出品者の評価は悪くないことを確認し、まあだまされてもいいかと開き直って落札しました。
品物は「Monster M2.4s」。
定価は数十万円とのことですが、一ケタ少ない価格で購入できました(やっぱり怪しい?)。
さて、品物が本日届きました。
その重さとボリュームにビックリ。包みを開けてみるとほんとに直径が2cmくらいあり、知らない人が見るとその色つやからヘビと勘違いすること間違いなし。
バナナプラグ仕様にあらかじめ加工してあるので、早速従来のものと交換して聴いてみました。
「す、すごい!」
スピーカーは同じなのに、出てくる音がこれほど違うとは・・・。
情報量が数倍に増えた感じです。
一つ一つの音の立体感と深みが増し、オーケストラが大きくなりました。カラヤンの「アダージョ」というアルバムを聴くと、感動的なほどに弦楽器のつややかな音が部屋に満ちあふれ、幸せな気分になれます。
それから共鳴音というか、響き・余韻が違います。
お寺の鐘の音が「ゴ~ン~ゥワ~ン~ワ~ン~ワ~ン・・・」と響くあの感じがふつうの楽器から聞こえてくるのです。今までは気づかなかったのに。
気がつくとボリュームをどんどん大きくしていました。
買いためた数千枚のCDを聴き直したくなりました。
現在「Onkyo Scepter 1001」と「TAD TSM-2201-LR」の2つのスピーカーを使用しています。
前者は15年以上前のオーディオ全盛時代の中級~上級機、後者は最新型の小型モニタースピーカー。両者共に、評価の高い製品で、前者は故・長岡氏、後者はあの吉田苑でも高評価。
今回購入したスピーカーケーブルを使用して比較しました。
軍配は Scepter1001に上がりました。
ジャズのピアノトリオを聴くと、ピアノの奥でサポートするドラマーの繊細なブラッシュワークが、前者では音楽に聞こえますが、後者では雑音に聞こえてしまいました。
購入価格は後者の方が高かったのですけど・・・。
※ 脱線しますが「弩級」の語源をご存じですか?
ギターで「ドレッドノート」型というのがありますが、これは米国の戦艦の名前で、その当時、常識破りの大きさたっだことから、並外れて大きいことを「ドレッドノート級」と表現するようになり、これを省略して「ド級」→ 「弩級」となったとか。
<後日談>
その後、オーディオに詳しい方に聞いたら、私がネットオークションで入手したスピーカーケーブルのほとんどが中国製の偽造品であることが判明しました(涙)。しかし、値段の方はともかく、耳までもだまされてしまったことが恥ずかしい・・・ちょっと自信をなくしました。
この機会にスピーカーケーブルも替えてみようと思い立ちました。
しかし北関東の田舎では近隣にオーディオ専門ショップがほとんどなく、通販で探すことにしました。
「Amazon」→「オーディオユニオン」と覗いてみましたが、価格が千円前後(安すぎる)→ 数万~10万円(高すぎる)で、自分の感覚/予算に合う品が見つかりません。
そんな時ふとヤフオクが目にとまり、探してみると直径約2cmの弩級スピーカーケーブルが安価で出品されているではありませんか。
少し流れを眺めた後、あまりにも安いので怪しいなと思いつつ、でも落札価格は1~2万円程度でそこそこ、出品者の評価は悪くないことを確認し、まあだまされてもいいかと開き直って落札しました。
品物は「Monster M2.4s」。
定価は数十万円とのことですが、一ケタ少ない価格で購入できました(やっぱり怪しい?)。
さて、品物が本日届きました。
その重さとボリュームにビックリ。包みを開けてみるとほんとに直径が2cmくらいあり、知らない人が見るとその色つやからヘビと勘違いすること間違いなし。
バナナプラグ仕様にあらかじめ加工してあるので、早速従来のものと交換して聴いてみました。
「す、すごい!」
スピーカーは同じなのに、出てくる音がこれほど違うとは・・・。
情報量が数倍に増えた感じです。
一つ一つの音の立体感と深みが増し、オーケストラが大きくなりました。カラヤンの「アダージョ」というアルバムを聴くと、感動的なほどに弦楽器のつややかな音が部屋に満ちあふれ、幸せな気分になれます。
それから共鳴音というか、響き・余韻が違います。
お寺の鐘の音が「ゴ~ン~ゥワ~ン~ワ~ン~ワ~ン・・・」と響くあの感じがふつうの楽器から聞こえてくるのです。今までは気づかなかったのに。
気がつくとボリュームをどんどん大きくしていました。
買いためた数千枚のCDを聴き直したくなりました。
現在「Onkyo Scepter 1001」と「TAD TSM-2201-LR」の2つのスピーカーを使用しています。
前者は15年以上前のオーディオ全盛時代の中級~上級機、後者は最新型の小型モニタースピーカー。両者共に、評価の高い製品で、前者は故・長岡氏、後者はあの吉田苑でも高評価。
今回購入したスピーカーケーブルを使用して比較しました。
軍配は Scepter1001に上がりました。
ジャズのピアノトリオを聴くと、ピアノの奥でサポートするドラマーの繊細なブラッシュワークが、前者では音楽に聞こえますが、後者では雑音に聞こえてしまいました。
購入価格は後者の方が高かったのですけど・・・。
※ 脱線しますが「弩級」の語源をご存じですか?
ギターで「ドレッドノート」型というのがありますが、これは米国の戦艦の名前で、その当時、常識破りの大きさたっだことから、並外れて大きいことを「ドレッドノート級」と表現するようになり、これを省略して「ド級」→ 「弩級」となったとか。
<後日談>
その後、オーディオに詳しい方に聞いたら、私がネットオークションで入手したスピーカーケーブルのほとんどが中国製の偽造品であることが判明しました(涙)。しかし、値段の方はともかく、耳までもだまされてしまったことが恥ずかしい・・・ちょっと自信をなくしました。
今、オークションにでている安値はすべてヤバイでしょか?
ちゃんとした、出品店は高価ですよね。
素人には、そのへんの判断がつかず、まよっています。
中国製のコピーのみわけかたなんかを、ご紹介いただければありがたいです。
私にも本物と偽物の区別はできません。
できるのはオークション画面の「違反申告」欄を確認することくらいでしょうか。
悪い評価を付けようとすると返金するし、品物も
返さなくて良いからと言われます。
仕入値千~2千円位のものを1~2万で売るからそれ
でも十分成り立つのです。
相場より安価で出品されているケーブルはまず「ニセモノ」と考えた方がよさそうですね。
現在ヤフオクでは「違反申告」欄がなくなってしまい、判断に迷う状態になってしまいました。
しかし未だに、ニセモノ出品がまかり通っており、ヤフオク管理者にも責任があると思われ、対策を取っていただきたいですね。