私の音楽 & オーディオ遍歴

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「Pino parlante Acer」(atelier il conforto)を囲んでのオーディオ・オフ会

2013年01月19日 | オーディオ
 先日ヤフオクで落札・入手した楽器のようなスピーカー「Pino parlante Acer」(atelier il conforto)の出品者殿とメールでやり取りしていたら話が盛り上がり、オフ会をしようと云うことになりました。

 こちらへの訪問が実現したのは数日前。
 音のプロである彼は、私の所有するオーディオ機器より一ケタ値段の高い製品群を愛用しています。
 今回はお勧めの機材を持参し、アンプやケーブル、果ては電源を替えることにより、同じスピーカーなのに音が微妙に変わることを実演してくれました。
 目から鱗の連続で、私はレクチャーを受ける生徒のようになっていました。

 彼が里子に出した「Pino parlante Acer」を中心に色々な音源を聴きました。
 すると「私が自分のところで聞いていた時よりよい音がしてますね」と彼の弁。
 そう云われると、そのような気がしてきます(笑)。

 こちらにスピーカーが到着してセッティングし、いきなり大音量で鳴らしたら音が割れてしまい、それからはこわごわと小音量~中音量で使用してきました。
 オフ会の日は中音量と大音量の中間くらいまでレベルを上げて聴きました。
 すると、よい雰囲気で鳴るのです。

 短期間ながらエージングが進んだのか、あるいはセッティングの妙なのか・・・。
 部屋の中には4種類のスピーカーがセットされているのですが、その中で一番よい音に聞こえました。
 不思議なことにこのスピーカーを聴いていると、高音がどうとか低音が出ていないとか、そんな細かいことはどうでもよい気分になってきます。
 音源を再生していると云うより、その場所で楽器が鳴っているようなリアル感があるのです。

 とくに弦楽器が秀逸で、スピーカーの箱鳴りが楽器の箱鳴りと重なるイメージ。
 ミッシャ・エルマンの古い録音も、その馥郁たる響きに酔いしれました。
 エルマンのヴァイオリンをBGMにあれやこれやとオーディオ談議が盛り上がり、楽しいひと時を過ごすことになりました。

 暖かくなったらこちらから訪問する約束をして、第一回のオフ会が終了しました。
 

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