昨日(2016.2.26)に件名の演奏会へ行ってきました。
「Voces Fidelis」とは、合唱界では有名は松下 耕先生が率いる、インターカレッジ(一つの大学ではなく、複数の大学から集まった)というシステムを取っている団体です。
定期演奏会などの活動の他に、ヨーロッパへの演奏旅行やCDも制作している本格的な合唱団。
実は某女子大へ通学している長女が所属しており、早い話が“娘の晴れ姿を見に行った”ということ(^^;)。
会場の杉並公会堂は、ほぼ満席の熱気あふれる雰囲気。
若い人が多く、高校生も見かけました。
みんな合唱をやっている人たちなのでしょう。
そして開演。
意外にも歌い手たちは客席から登場しました。
客席のあちこちに点在してハーモニーを奏でるという心憎い演出。
一人が囁くような音を発して始まり、少しずつ音が増えて・・・まるで森の中で木々のこすれる音や動物たちの発する音を聞いているような錯覚に陥りました。
う~ん、素晴らしい。
高校合唱部とは格が違う。
1音1音が正確で、鍛え上げられた声。
どうしたらあんな風に美しい声が出るのだろう。
“楽器”としての人の声のすばらしさを再認識させてくれました。
私には第2部の日本語の歌がわかりやすくてよかったな。
ちなみに長女は、外国語の歌は気むずかしい顔をして、日本語の歌は楽しそうな表情で歌っていましたね。
そういえば、彼女は「外国語の発音を覚えるのが難しくて大変」とこぼしたことがありました。
「練習があまりにも厳しいので月に1度は“やめたい病”が顔を出す」とも言ってました。
でも、その成果が十分に出ていましたよ(^^)。
ちょうど自宅では、子どもたちの小さい頃のビデオをデジタル化しているところなので、あのよちよち歩きの長女が立派な女性になったもんだ、とひとり心の中でウルウルしていました。
合唱全体についての感想。
女声合唱はどうしてもソプラノが目立ちすぎてアルトの存在感が薄くなる傾向があります。
ソプラノとアルトとを対等に配置する構成ではバランスが悪い印象がなきにしもあらず。
アルトのセクションをソプラノの倍の人数に増やして、通奏低音の中からソプラノが浮かび上がるというバランスの方が響きが美しいのではないかな。
ま、素人の戯言と聞き流してください。
いいものを見せてもらったという満足感と共に、会場を後にしました。
長女にとっても青春の1ページとして記憶に残る演奏会となったことでしょう。
「Voces Fidelis」とは、合唱界では有名は松下 耕先生が率いる、インターカレッジ(一つの大学ではなく、複数の大学から集まった)というシステムを取っている団体です。
定期演奏会などの活動の他に、ヨーロッパへの演奏旅行やCDも制作している本格的な合唱団。
実は某女子大へ通学している長女が所属しており、早い話が“娘の晴れ姿を見に行った”ということ(^^;)。
会場の杉並公会堂は、ほぼ満席の熱気あふれる雰囲気。
若い人が多く、高校生も見かけました。
みんな合唱をやっている人たちなのでしょう。
そして開演。
意外にも歌い手たちは客席から登場しました。
客席のあちこちに点在してハーモニーを奏でるという心憎い演出。
一人が囁くような音を発して始まり、少しずつ音が増えて・・・まるで森の中で木々のこすれる音や動物たちの発する音を聞いているような錯覚に陥りました。
う~ん、素晴らしい。
高校合唱部とは格が違う。
1音1音が正確で、鍛え上げられた声。
どうしたらあんな風に美しい声が出るのだろう。
“楽器”としての人の声のすばらしさを再認識させてくれました。
私には第2部の日本語の歌がわかりやすくてよかったな。
ちなみに長女は、外国語の歌は気むずかしい顔をして、日本語の歌は楽しそうな表情で歌っていましたね。
そういえば、彼女は「外国語の発音を覚えるのが難しくて大変」とこぼしたことがありました。
「練習があまりにも厳しいので月に1度は“やめたい病”が顔を出す」とも言ってました。
でも、その成果が十分に出ていましたよ(^^)。
ちょうど自宅では、子どもたちの小さい頃のビデオをデジタル化しているところなので、あのよちよち歩きの長女が立派な女性になったもんだ、とひとり心の中でウルウルしていました。
合唱全体についての感想。
女声合唱はどうしてもソプラノが目立ちすぎてアルトの存在感が薄くなる傾向があります。
ソプラノとアルトとを対等に配置する構成ではバランスが悪い印象がなきにしもあらず。
アルトのセクションをソプラノの倍の人数に増やして、通奏低音の中からソプラノが浮かび上がるというバランスの方が響きが美しいのではないかな。
ま、素人の戯言と聞き流してください。
いいものを見せてもらったという満足感と共に、会場を後にしました。
長女にとっても青春の1ページとして記憶に残る演奏会となったことでしょう。