ジェリー・マリガンはジャズでは珍しいバリトンサックス奏者です。1940年代に活動を開始し、1950年代にはチェット・ベイカーらと組んだクールなピアノレス・カルテットで一世を風靡したものでした。
代表的なアルバムに「Night Lights」があり、そのシックな雰囲気はジャズの魅力たっぷりで私のお気に入りの一枚です。
さて、これもMP3モードでたくさんのアルバムを1枚に詰め込んだ、ロシア製のCDです。
圧縮している音源ですが音質に目をつぶれば、一気に聞き通すことでそのアーティストのプレイを俯瞰できるので、ある意味便利です。
通勤時間にカーステレオで約2週間をかけて聴きました。
う~ん、どうもバリトンサックスの音そのものを好きになれません。
サックスですから、口から息を吹き込み管楽器ではあります。
でも、音が出るまでの空気のたまりというか、間延び感があるんです。
テナーやアルトサックスのような「アーティストの息づかいさえ感じる繊細さ」が影を潜めてしまいがちで、その点では損な楽器ですね。
考えてみれば、他に有名なバリトンサックス奏者の名前が浮かびません。
ジャズ界ではメジャーな楽器にはなり得なかった様子。
マリガン自身は作曲家・編曲家(+ルックスも?)としても成功した人物なので注目されたのでしょう。
<YouTubeより>
・Polka Dots And Moonbeams - Gerry Mulligan
・Gerry Mulligan - Satin Doll
・Gerry Mulligan "The Shadow Of Your Smile" (1965)
・In The Wee Small Hours Of The Morning
・Gerry Mulligan - Night Lights
・Gerry Mulligan - Moonlight In Vermont - 1959
代表的なアルバムに「Night Lights」があり、そのシックな雰囲気はジャズの魅力たっぷりで私のお気に入りの一枚です。
さて、これもMP3モードでたくさんのアルバムを1枚に詰め込んだ、ロシア製のCDです。
圧縮している音源ですが音質に目をつぶれば、一気に聞き通すことでそのアーティストのプレイを俯瞰できるので、ある意味便利です。
通勤時間にカーステレオで約2週間をかけて聴きました。
う~ん、どうもバリトンサックスの音そのものを好きになれません。
サックスですから、口から息を吹き込み管楽器ではあります。
でも、音が出るまでの空気のたまりというか、間延び感があるんです。
テナーやアルトサックスのような「アーティストの息づかいさえ感じる繊細さ」が影を潜めてしまいがちで、その点では損な楽器ですね。
考えてみれば、他に有名なバリトンサックス奏者の名前が浮かびません。
ジャズ界ではメジャーな楽器にはなり得なかった様子。
マリガン自身は作曲家・編曲家(+ルックスも?)としても成功した人物なので注目されたのでしょう。
<YouTubeより>
・Polka Dots And Moonbeams - Gerry Mulligan
・Gerry Mulligan - Satin Doll
・Gerry Mulligan "The Shadow Of Your Smile" (1965)
・In The Wee Small Hours Of The Morning
・Gerry Mulligan - Night Lights
・Gerry Mulligan - Moonlight In Vermont - 1959