CUYC活動報告 帆走日記

千葉大学体育会ヨット部ディンギー班公式ブログ

引退ブログ 徳田

2021年10月04日 | 活動記録

こんにちは。4年の徳田です。

昨日秋インカレの予選を終えました。応援に来てくださった方々、ご支援くださった方々、本当にありがとうございました。とても嬉しかったです。

悔しさの残る結果となりましたが、出場することができ良かったです。

文香ちゃん、一緒に出ようと言ってくれて、一緒に乗ってくれて、本当にありがとう。最後に文香ちゃんと乗れて良かったです。

畔柳くん、一緒に出てくれて本当にありがとう。畔柳くんのやる気ある姿を見て、頑張ろうと思えました。

また、後輩の皆には、陸送やレスキュー等でサポートしてもらいました。本当にありがとう。


古津さんと一緒に試乗会に通い詰めて入ったヨット部ですが、多くの方々の支えがありここまで続けてこられました。

ご指導くださる監督・コーチがいて、気にかけてくださるOB・OGの方々がいて、先輩方、後輩たち、そして同期に恵まれて。この幸せな環境で部活ができたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

退部を考え、部活に穴をあけたこともありましたが、山下さんや田中先輩、同期に話を聞いていただき、また続ける決心がつきました。本当にありがとうございます。

そして両親にはたくさん援助をしてもらったし、話を聞いてもらいました。ありがとう。

これからは寺島くんが率いる代となります。
後輩の皆と部活ができて、本当に楽しかったです。ありがとうございました。
皆は気が利いて真面目な人ばかりなので、無理しすぎず適度に発散して、体調に気をつけて、楽しくヨットに乗ってください!
応援しています!

最後になりましたが、引退まで続けることができて本当に良かったです。楽しいことだけではありませんでしたが、ヨット部での経験は私にとって価値のあるものばかりでした。
今まで本当にありがとうございました。



ありがとうございました

2021年10月04日 | 活動記録

引退ブログ 佐野

 

秋イン予選2日目が今日で終了しました。

北東の振れのある海面で4レースこなしました。

結果は悔しい形に終わりました。

応援してくださったOBOGの皆様には結果を残すことができず申し訳ないです。

 

活動制限のある中ほとんど練習できておらず、何十艇も出る大きいレース自体2年ぶりでした。レース練習を積み重ねていくことの大切さを痛感しました。人数が集まらず、1艇のみで動作練習をするだけではレース勘は鍛えられません。

2年前はスタートが下手くそすぎて、待つ位置も低く上の船に潰されて第二線でスタートばかりしていましたが、今回は自信を持って第一線でスタートできることが多かったです。

あの2年前よりは成長していたんだなと思えました。

 

一緒に乗ってくれたこなみんと畔柳くんは本当にありがとう。お疲れ様でした。2人と乗れて本当に良かったです。

畔柳くんは初めてのレースで大変だったと思うけど、凄く頑張ってくれました。スキッパーにブイブイ言わせる日も近いと思います。サングラスなくさないよう頑張ってね笑

こなみんは最後まで本当にありがとう。こなみんがいてくれたおかげで最後の最後まで頑張れました。

こなみんと乗れてよかった。

2人ともわがままに沢山付き合ってくれて本当にありがとう。

 

18の代はこれで引退となります。

ありきたりな文ですが、ここまで続けてこられたのは支えてくれた部員、監督、obさん、友達、家族、沢山の方のおかげです。

自分1人では全部乗り越えられませんでした。

4年間続けてこられませんでした。 

長くはなりますが、特に色んな事があった2年生の時のことを中心に振り返ってみようと思います。

 

一年の時、たまたま誘われた試乗会でヨットの魅力に惹かれ、入部を決意しました。なんと同期はディンギー班11人、クルーザー班6人の17人もいました。とんでもなく多かったです。夏までに転部や、短期留学の関係で離れた人もいましたが、皆んな良い人で同期に恵まれていたと思います。当時は山梨県民が3人いたので、山梨3人娘とか言われてた気がします。またいつか山梨の勢いがぶり返してくれるのを期待してます笑

 

初めて出たレースは秋の女子インでした。波あり南の強風で、ほぼほぼぶっつけ本番でした。一緒に乗ってくださった笠倉さんにはご迷惑をおかけしました。メインハリが切れてメインが落ちてきたり、沈してエクステンション折ったり、今思い返してみるとハプニング盛り沢山のレースで正直恐怖でしたが、スキッパーなりたてほやほやの一年と乗ってくださった先輩には本当に感謝と尊敬しかありません。あの時レースを経験することができて本当に良かったと思います。

 

全日本が終わり、新しい代になってから一個上の先輩が3人減りました。大橋さんも辞めてしまうんじゃないかと勝手にヒヤヒヤしていました。上級生3人に対し一年が9人だったので八木さん、伊東さん、大橋さんにはかなり負担をかけていたと思います。春合宿では爆風で死にかけたり、みぞれのレースで凍えたり等色々な思い出があります。ほぼ毎日ギョニソの料理が出たこと、ボヤ騒ぎがあったこと、家族みたいに合宿をして、皆んな目標のために頑張っていて、葉山での活動は総じて楽しかったです。

 

2年になり、春インや個選等6月までレースが目白押しでした。負けず嫌いな性格なので、同期に負けたくなかったし、レーメンになることが目標でした。レースが終わって江ノ島から葉山までずっとリーチングで帰ったり、小岩井さん主催のタコパをしたのも懐かしい思い出です。個戦で90艇近く出る中、1上を上位で回れた時はブラック引いた!?レベルで興奮したのもよく覚えてます。

 

上級生が少なく、同期同士でレースに出ることがほとんどでした。ある程度の基礎は理解できても戦術面や技術面でもどかしい思いをしていました。34年くらいになってレースの経験値をもっと積めば、知識や技術も身につき同期同士で乗る事が楽しくなると思います。

当時はただ与えられたレースをこなすといった感じでした。ペアを組んだ子もそう思っていたと思います。

それでも、このまま4年までいけばレースの楽しさやコツをつかみ、同期の9人で全日本に行けると思っていました。それが私の密かな目標でした。

 

そんな時、同期の1人が辞めました。

秋合宿に入ってから他の同期からも辞めたいという話を聞きました。自分のことで一杯一杯だったので、あの時もっと話を聞いて寄り添っていたらと、自分の力でどうこうなる話ではなかったとは思いますが、後悔しています。

 

迎えた秋インは予選敗退。私の艇は全く走らず、足を引っ張ってしまいました。

全てをヨットに捧げたつもりだったけれど、どこか弱気になってる自分がいました。ハーバーへ帰る時、あんな虚しい気持ちになったことはありません。申し訳なさと情けない気持ちで一杯でした。それでも来年はリベンジしてやろうという気持ちはあったと思います。

 

結局秋までに同期は5人辞め、ディンギーは4人しかいないけどまだクルーザーの人たちがいると思った矢先、クルーザーの同期も一気に辞めてしまいました。

今思い返しても2年生の頃は真っ黒なイメージです笑

自分のモチベも低迷していた時、ミーティングで春インと秋インで結果を出せなかったから無駄だったと言われ、家に帰ってから悔しくてめちゃ泣きました。

努力が足りなかったこと、力不足だったことはわかっていたけど、部活に行くたびに無駄という言葉を思い出し、ヨットに乗る事自体がトラウマになりました。

 

一時期は辞めた子達とご飯に行って、自分も辞めたいと相談したことがあります。

それでも、後輩が楽しそうにヨットに乗って頑張ってる姿を見て、自分もまた頑張ろうと思えました。次に繋げなきゃいけないと思いました。obさんの言葉にも励まされました。ありがとうございました。

そんなこんなでコロナで活動禁止になったり色々ありましたが、4年になってからはずっとヨットに乗ることが楽しかったし、辞めたいと思ったことは一度もなかったです。なんだかんだいって自分はヨットが好きで、上手くなりたい、強くなりたい気持ちが部活に対する一番の原動力でした。

 

この4年間でメンタルは強くなりました。

ヨットを通じて人間関係や自然の過酷さ等、本当に人生経験を積めたし、そこそこの精神力が得られたと思います。

同期と全日本に出るという夢も、全女に出るという夢も、秋インでリベンジするという夢も、なくなってしまいましたが、それでも続けてきたことに後悔はありません。夢中になれるもの、没頭できるものに出会えた自分は幸せでした。

 

後輩のみんなへ

本当はもっと周りを見て引っ張れる人でありたかったけど、頼りない先輩でごめん。

正直自分は続けることで一杯一杯で、勝ちを目指すチーム作りができませんでした。これから大変な事もあると思うけど、1人で抱え込みすぎず、支え合って頑張ってください。

まだまだ色んな障害があるとは思いますが、後輩の皆なら最後までやり通せると思います。人との繋がり、部活を通じて得たものを大事にしてください。辛くなったときは息抜きしたり、初心に戻ったりしてみるのがいいかもしれません。

いつでも応援しています。

 

斉藤総監督、熊田監督、小岩井さん、今までありがとうございました。お忙しい中にも関わらず練習をみてくださり、親身になって相談に乗ってくださったり、本当にお世話になりました。近々個別にお礼を申し上げたいと思います。特に熊田監督には本当にお世話になりました。ほぼ毎週末練習を見てくださり、沢山のアドバイスをしていただき、本当にありがとうございました。

OBOGの皆様も一緒に練習してくださったり房総に乗って練習を見ていただいたり、動画見てアドバイスしてくださったり本当にありがとうございました。

 

ヨットに関わった全ての人に感謝致します。

ヨットが好きなまま終われて本当に良かったです。 

 

佐野