CUYC活動報告 帆走日記

千葉大学体育会ヨット部ディンギー班公式ブログ

10月31日 Are you ready?

2021年10月31日 | 活動記録

お疲れ様です。

裏起毛のインナーを最近購入してようやく冬練の準備が整った、2年の伊東です。出着艇で水に浸かっても全然寒くなく、非常に感動しています。濡れることを恐れず大きく動作をしていこうと思います。

 

まずは今週の土日の活動報告です。土日ともに風は弱めで、あまり満足には滑れませんでした。土曜日は午前中に体験に来た1年生をのせて試乗会のようなものを行いました。風が全然なく、ヨット経験者だったこともあって二人で乗ってもらいましたが、とても上手でした。そんな彼は試乗会(?)の後に入部を決めてくれました!詳細はまた後ほどお伝えすることになると思いますが、これで1年生は3人となり、現役部員一同、大変うれしさを感じると同時に安堵しています。今後も希望者がいれば行っていく予定なので、興味を持ってくれた子が一人でも多く入部してくれればいいなと思っています。

話がそれてしまいました。土曜日午後は、加速とタックの精度向上のために2艇ずつに分かれてミートさせる練習を中心に行いました。日曜日の午前も二艇ずつに分かれ、1年生を含んだ2艇は出着艇やロールタックの動作練、上級生の2艇は医学部に交ざってスタート練を行い、風が落ちた午後は加速の動作練を主に行いました。日曜日はOBの森田さんが混ざってくださり、マックスまで艇を出すことができました。有益なアドバイスもしてくださり本当にありがとうございました。

この2日間で、風が弱い中でしっかりとタックやジャイブを決めるには、人の動きを船の動きに合わせることが重要だと感じました。あとは、滑っているときに余裕をもって周りを見て、必要があれば他艇とコミュニケーションが取れるようになりたいと思います。

 

 

さて、代替わりして初めてのブログということもあるので、今自分が思っていることをここに残しておきたいと思います。この2021年10月は自分とヨットとの関係における大きなターニングポイントになるかもしれません。来年、そして4年生になって引退するときもきっとこの時を思い出すと思うので、忘れないようにこの場をお借りして書かせていただきます。思ったことをだらだらと書くだけになってしまう気がするので、時間がない方は読み飛ばしてください。

何が言いたいのか分からないよ!ってことになりそうなので、最初にこの文章で何が言いたいかを言いますと、インカレで結果を残してゆくゆくは全日本出たいねってことです。

そう思うようになったきっかけは、10月の上旬に行われた関東インカレの予選と決勝です。千葉大は1艇のみの出場となり、出場しない私は学連担当として2週間にわたり運営に参加していました。私にとってインカレを生で見るのは初めてのことで、ここで大変な衝撃を受けました。まずはレースに参加する艇の多さです。決勝や全日本を目指して練習している大学がたくさんいて、もちろんその存在を知ってはいましたが、実際に見ると今までなんとなくのイメージしかなかった目標がしっかりとみえた気がします。また、学連に参加し同期の人と会話する中で、未経験者でありながら経験者さながらの知識や経験を持っていることに気づかされ、このままではいけないという危機感や焦りが生じました。普段の練習で周りに大学がそれほどいないこともあったので、これまで未知の存在だったものが目の前に明らかになった瞬間でした。

ヨット部に入部してからちょうど1年が経ち、入部して以降正直言ってなんのために練習しているのか分からず漠然と練習し、それほど大事でもない予定のために練習を休んだりしました。なんとなく予選突破して決勝いければいいね、またインカレ出れない…、でもとりあえず練習!、いやなにを(なんのために)練習してるんだ?みたいになっていました。やはり目指すべきものが分からないとどうしようもないことをあるし、だけどそれを知ろうとしない自分も何をやっていたんだろうという感じです。

とりあえず、この10月でそんなヨット生活における暗黒期を抜け出し、目の前に大きな壁のようにして現れた目標に向かって歩みを進めることとなりました。今年のチームとしての目標は、先日の寺島さんのブログでもあったように‶秋インカレでの決勝進出”です。そのための私の目標は、まずはレースメンバーになること、そしてチームの足を引っ張らないようにクルーとして最低限の役割を果たすことです。自身に最も不足しているのはレースの経験です。来月の千葉県大学生選手権を含め、来年の春インまでにいくつかのレースに参加することができると思うので、それに向けてある程度の知識と技術をもって臨み、反省や改善点をその後の練習で消化していくことで経験を積みたいと考えています。

 

もう自分でも何を言ってるのか分からなくなってきてしまいましたが、先日行われた秋インをみて自分の中で大きく意識が変わりました、ということです。最近は、学校の授業と同じくらいヨットのことも生活の中心に置けるようになってきました。とにかく春イン、秋インで決勝出たいです。後輩につよつよなメンバーも加わったことですし、4年生になるときには全日本も視野に...なんて言えるようになりたいです。まだまだそんな高みを目指せるような力はないし、そんなことを言ったら失礼だと思われるかもしれませんが、そんな高い目標に向かって力を合わせてやっていきたいなと思います。

 

ハロウィンで大量にもらったお菓子を食べながらだらだらとパソコンとにらめっこしてたら深夜になってしまいました。長々と書いてしまいましたがここまで付き合ってくださり(付き合ってくださった方がいるかは疑問ですが)ありがとうございます。最後に、先日葉山へ荷物を取りに行った際に撮った写真をのせて終わりにします。はやくあの透き通ったきれいな海で練習したいなーと心から思っています。