そして、5年の歳月を経てリニューアルされたCAAD12は、システム重量でCAAD10より200gほど軽く、新しいSPEED SAVEリアトライアングルにより垂直方向のしなりが50%アップし、25.4mm径のSAVEシートポストで従来の27.2mm径カーボンシートポストに比べ36%も快適性を向上させ、SUPERSIX EVOと同じフロントフォークの採用により10%の弾性アップ、6%の横剛性アップとくれば、まさに史上最強のアルミロードといえるでしょう。このバイクが105モデルで21万円、ULTEGRAモデルでも30万円で手に入るのです。
CAAD12でcannondaleがシステム重量に拘っているのは、最も肉薄の部位が0.4mmという究極の選択をしても、フレーム部で50gしか削り取ることができなかったためでしょう。SUPERSIX EVO Hi-Modが究極の軽さを実現したのは素材を変えることができたからです。
一口にアルミといっても添加される合金元素によって様々な素材があります。例えば、CAAD10やCAAD12に使用されている6069アルミはAl-Si(ケイ素)-Mg系で、最近良く目にするようになった7000系アルミはAl-Zn-Mg系です。8000系はLi(リチウム)を添加したアルミになります。
他メーカーで7000系アルミを使ったロードバイクもありますが、おそらく堅過ぎて、乗り心地は期待できないでしょう。より剛性の高い8000系ならなおさらでしょう。
7000系アルミは軽量なのでステムやハンドルバーなどの素材として使われることも多いようですが、堅く、振動吸収性はむしろ悪いと感じています。私はCAAD10に3Tのステムとハンドルバーをアセンブルしていますが、7075アルミは本当に堅いです。軽さにを重視するcannondaleが未だ6069アルミに拘るのには理由があるのです。
CAAD12でcannondaleがシステム重量に拘っているのは、最も肉薄の部位が0.4mmという究極の選択をしても、フレーム部で50gしか削り取ることができなかったためでしょう。SUPERSIX EVO Hi-Modが究極の軽さを実現したのは素材を変えることができたからです。
一口にアルミといっても添加される合金元素によって様々な素材があります。例えば、CAAD10やCAAD12に使用されている6069アルミはAl-Si(ケイ素)-Mg系で、最近良く目にするようになった7000系アルミはAl-Zn-Mg系です。8000系はLi(リチウム)を添加したアルミになります。
他メーカーで7000系アルミを使ったロードバイクもありますが、おそらく堅過ぎて、乗り心地は期待できないでしょう。より剛性の高い8000系ならなおさらでしょう。
7000系アルミは軽量なのでステムやハンドルバーなどの素材として使われることも多いようですが、堅く、振動吸収性はむしろ悪いと感じています。私はCAAD10に3Tのステムとハンドルバーをアセンブルしていますが、7075アルミは本当に堅いです。軽さにを重視するcannondaleが未だ6069アルミに拘るのには理由があるのです。
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